不動産鑑定士の過去問の勉強方法は?合格する為の使い方・便利なアプリも解説!
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資格試験に「過去問」を使った勉強は不可欠ですね。「不動産鑑定士」も例外ではありません。
「過去問の教材にはどんなものがあるの?」
「過去問のアプリや動画も知りたい」
「過去問の利用法、独学方法を知りたい」
「過去問」は合格のためになぜ重要なのでしょう?どんな勉強法が合格の近道なのでしょう?気になりますよね?
ということで、「賃貸不動産経営管理士」の過去問について見ていきましょう。試験準備のかなめともいえる過去問勉強のお話、最後までお読みください。
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目次
1.不動産鑑定士の過去問を効率的に学ぶ方法【一発合格】
1-1.計画を立てる
大学受験でも資格試験でも、過去問は「最大のヒント」と言われ、出題者の意図をくみ、本番の傾向と対策をするための最短の近道です。そしてその利用法が合否に大きく左右します。
そんな過去問も、不動産鑑定士ほどの広い範囲の試験では、やみくもに取り組んでも効率が悪いだけです。
まずは計画を立てましょう。いつごろまでにどんな教材をどこまで消化して、どのくらい得点できるかのロードマップを作るのです。そのなかで過去問学習をどう位置付けるか、
スケジュール 過去問学習の位置づけ
- いつごろ始めて
- 何年分手をつけるか
- 何回繰り返すか
これらを決めます。
1-2.過去問を解き始めるタイミング
不動産鑑定士の過去問の量は膨大なので、全体のスケジュールを考慮せずにいきなり手をつけて解くと、試験勉強の時間配分を間違うことになり、危険です。
また、科目別に優先度をつけること、短答式と論文式では過去問の利用方法が異なる点は、まず頭に入れておきましょう。
また、理解・暗記の進み具合によって、過去問の利用のしかたは変わってきます。
理解・暗記が進んで、過去問に手をつけるタイミングの程度は、様々な意見があります。ある程度進んでからでないと意味が薄くなるとは思いますので、そこを決める必要があります。
試験勉強は効率のいい得点力アップが命です。暗記で結果を出しやすい科目と、理解先行で進んだ方が仕上がりの効率のいい科目に分けましょう。
また、論文式では「書く」アウトプット作業が大きなウエイトを占めるようになりますので、「書けるようになること」をしっかり意識して対応しましょう。
1-3.解きながら分析する
過去問を解き始めたら、解きながら「頻出箇所=大事な箇所」を大まかに分析して感じるようにします。
そして、理解が進んでない箇所、よく間違える箇所を見つけるようにします。その際、あまり重要でないと判断されるところは流すようになってゆくでしょう。
理解が進んでいない箇所は、過去問の解説だけでなく、他の教材に戻って知識を深める必要があります。分析することで、それあぶり出すのが「過去問との対話」です。
過去問との対話は「出題者との対話」です。自分に何が足りないかを明らかにする「アウトプット作業」と呼ばれるものです。
1-4.独学で論文の過去問対策は難しい
ちなみに、独学で不動産鑑定士試験にのぞむ難しさの一因に、「論文式試験の自己採点」が挙げられます。
過去問の解説を頼りに、自分の書いた文章を推敲するのは難しく、論文対策は予備校に行く人が多くなっています。
1-5.回数は3回以上解く
過去問は一回解いただけでは意味がありません。繰り返して解くことが重要になってきます。
5~10年分、決めた年数の過去問を解き終えたら、2周目、3周目と繰り返し解きましょう。参考までに、確実に資格試験に合格したいなら「少なくとも3周は解くのがよい」そうです。
1-6.模試のように解いてみる
過去問は文字通り過去の本番試験なのですから、本番と同じ形式で、本番を意識して答練を行う模試としても機能させることができます。
過去問1年分を解く際に、以下の点をチェックしながら行います。
過去問の模試利用
- どんな問題が出るのか?
- 制限時間はどのくらいの感覚なのか??
- 問題数はどのくらいの感覚か?(慣れ)?
- 各大設問にどのくらいづつ時間をさくか??
- 難問が出たら、どのくらいまで時間をさくか??
1-7.模試を解く際の注意
過去問は過去のものですので、関連法令改正などで設問内容や使用されている用語、解答の正誤などが変更になっている可能性があります。市販の問題集や予備校のテキストなどの解説を通じて、最新の情報と照合するようつとめましょう。
2.不動産鑑定士の過去問の無料PDF
不動産鑑定士試験の過去問は、誰でもダウンロード可能です。
国土交通省の公式サイトで過去5年分の問題が無料で見ることができます。(ページ上部に各年度の試験結果、下部に短答式と論文式両方の問題と解答があります)
※ただしこちらは問題と解答のみで、理解の助けや正答の根拠となる解説などはありません。
3.不動産鑑定士の過去問の無料アプリ
過去問もアプリで学ぶことで、1問1答など通勤・通学等のスキマ時間の気軽な有効活用がやりやすくなります。スマホならではの様々な機能を使って、効率的な記憶・理解にも役立ちます。
不動産鑑定士試験 過去問(Android版)
1画面で問題文・図を表示するなど見やすさを工夫したインターフェイス。購入から2時間以内はキャンセル可能です。
<機能>
・解答を一覧で表示する機能 ・索引検索機能 ・選択文字をWEB検索機能 ・スクロール位置の記憶 ・検索した文字を検索BOXに自動で記録する機能 ・検索BOX文字をWEB検索する機能 ・書籍/問題単位で、URLを保存する機能 ・メモ帳機能 ・問題のシャッフル機能 ・解答した問題の理解度による分類分け、他
4.不動産鑑定士の過去問題集・テキスト
不動産鑑定士試験は範囲が広いため出題数も多く、過去問題集も科目別に販売されています。しかも1冊5,000円を越え、若干お高い印象です。
その分解説や、理解を促す工夫が凝らされており、無料のPDFにはないイラストによる事例分析なども掲載されています。
ここでご紹介するのは、鑑定士受験者の定番・TACの「もうだいじょうぶ!! シリーズ」です。
購入時期や、いつ短答式を受け、いつ論文式を受けるかによって改版がありますので、注意しましょう。
4-1.行政法規(上・下巻)
「行政法規」の科目は、同じ論点・ひっかけ問題が繰り返し出題されるという特徴があるため、他の科目以上に過去問の学習が重要に!
直近14年分の「行政法規」の問題を、法律ごとに編成。出題論点を効率よく習得できます。
4-2.鑑定理論
「鑑定理論」は、短答式試験・論文式試験の両方で出題される唯一の科目かつ、
最重要科目ですが、短答式試験では「基準」及び「留意事項」を丁寧に読み込んでいれば正答できる問題が大半を占めます。
常に「不動産鑑定評価基準」に立ち戻って学習ができるよう、各問に「基準」及び「留意事項」における関連章を明示。ポイント集中解説と出題傾向一覧表を掲載。
4-3.民法
イラストによる事例分析と、論点整理を付加した解答解説で過去問を攻略。法律論の書き方、答案の組み立て方、論理の展開の仕方などを問題演習を通じてこれらの力を身につけるよう、以下の工夫がされています。
- 問題文の流れを図解化。
- 「論点」では、答案に盛り込むべき論点を明示。
- 「解答例」では法律論の展開方法に重点をおき解答例を作成。
- 「側注」にも答案構成のヒント満載。
- 「答案構成」では論理的な答案の構成方法を解説。
5.「不動産鑑定士 過去問」のまとめ
以上、「不動産鑑定士 過去問」というテーマで解説をしました。過去問を通じて学習を進めていく方法、過去問学習の手段は理解頂けましたか?
不動産鑑定士は難易度が高く範囲が広いため、「どこから手をつけ」「本物の試験にどう接するか」のハードルもそれなりに高いことと思います。
下準備ができたら「過去問」の胸を借りて、問題の傾向をつかみ、苦手箇所をあぶりだしましょう!
- 「賃貸不動産経営管理士」試験の過去問対策前に、事前の学習計画を念入りに。
- 過去問は「繰り返し」解くことが試験傾向の把握とアウトプットに重要。
- 過去問は解説も重要。教材選びはテキスト、アプリなど使い分けて!
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