建材屋とは?具体的な仕事内容や儲かるために必要な方法も解説
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「建材屋という言葉は聞いたことがあるけど、いったいどんな仕事をしているの?」
「建材屋は儲かっているのかな?」
建材屋という言葉を知っていても、詳しい業務内容や内情を知っている方は少ないのではないでしょうか?
実際、建築業界で働いている方でも「建築関連の他業種のことを詳しく知らない…」なんてことも珍しくありません。
そこでこの記事では、業務内容や建材屋が儲かるのかということについて解説していきます。
4分で読めるので、まずはご一読ください、
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
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棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.建材屋とは?
家やマンションなどを造るための材料を販売しているのが建材屋。
ドア(扉)、フロア材、ブロック、レンガ、フローリング、砂利(じゃり)など、建物を建てるために必要な材料で、木材やセメントなどのように加工が必要なものではなく、そのまま使えるものを販売しています。。
このように、一軒家やマンションなどを建築するために欠かせない材料を揃えているのが建材屋です。
近頃は、建材以外のものを扱う会社も増えてきており、街のホームセンターのような役割に近くなってきている側面もあります。
2.建材屋の仕事内容
建材屋の仕事内容は、大きく分けると以下の3つです。
- 資材の運搬
- 商品の提案
- 商品以外の案内
それぞれの業務内容を詳しく解説していきます。
2-1.資材の運搬
注文された材料を現場に運搬するのが建材屋の仕事。車やトラックに注文された材料を積み、指定された場所まで運搬します。
材料を運ぶ場所が2階や3階など搬入しにくい場所の場合は、クレーン車を使用して窓やベランダから材料をいれたり下の階から上の階にさしあげたりして搬入する必要があります。
このように重い材料を運ぶことがあるので、力仕事的な一面があるのも建材屋の特徴です。
豆知識
- クレーン車とは…クレーンという重い荷物を吊り上げられる設備を搭載しているトラックのこと。ユニックとも呼ばれています。クレーン車に搭載されているクレーンを使用して、重い荷物を高い場所に運搬できます。
- さしあげ…下の階から上の階に、人間が材料を搬入する作業。具体的にいうと、地上とベランダに人を配置して、下から上に材料を持ち上げるような作業のことをいいます。
しかし、全ての材料を現場まで運ぶわけではありません。システムバスやキッチンなど、ものによっては運送会社が直接現場まで運んでくれることもあるのです。
全ての材料を運搬するわけではありませんが、発注された材料を現場まで運ぶのも建材屋の重要な仕事です。
2-2.商品の提案
取引先に商品の提案を行うのも建材屋の仕事。取引先が欲しそうな材料や必要としている材料などを感じ取り、適切な商品を提案することで、取引先から信頼してもらえるでしょう。
たとえば「○○と似たような材料で低価格な商品がないかな?」といわれたときに、取引先が納得できるような商品を提案できると「またこの建材屋に注文しよう!」という気持ちになりそうではありませんか?
ほかにも「来月から新築のマンション現場が始まるんだよね!」という話しの流れの中で、サラッと新しい商品を提案し、取引先が興味を示せば、新しい発注を見込めるかもしれません。
建築会社は材料に詳しそうなイメージがあるかもしれませんが、自社で使用していない商品やメーカーに関しては詳しくないことがほとんど。
ですから取引先が驚くような商品や情報を提供できれば、競合他社との差別化を図れるのです。
このように建材屋ならではの情報量を活かして商品を提案するのも、建材屋の仕事のひとつです。
2-3.商品以外の案内
商品以外にも、法改正や補助金制度などの情報を提供するのも建材屋の仕事。多くの材料を扱う建材屋には、メーカーや商社などから多くの情報が入ってくるので、その情報を提供して取引先からの信頼を勝ち取るのです。
たとえば法改正によりフルハーネス着用の義務化が決まったことを伝えば、フルハーネスの発注に繋がるかもしれません。ほかにも欠品している材料を伝え、代替品になる材料を提案することも可能です。
建材屋ならでは情報量を活かせば、次の発注に繋げられるかもしれません。
*フルハーネスの義務化について知りたい方は、こちらの記事「フルハーネス義務化について!法改正の3つのポイントと選び方を解説【2021年版】」をご覧ください。
3.建材屋に求められていること
建材屋に求められるのは、速く納品し、かつ低価格の材料を取引先に提供すること。
材料を速く入荷できれば取引先を待たせることがなくなり、低価格の材料を提供できれば取引先の利益増に貢献できるからです。
ほかにも「大量の砂利を、庭に敷き詰めたい」という個人のお客様に対して、速く低価格で材料を提供できれば、喜んでもらえるのが想像できるでしょう。
このように取引先のニーズを読み取り、取引先が喜んで貰えるように最善を尽くす必要があります。
3-1.建材屋は儲かる?
ただ発注された材料を仕入れて、運搬するだけでは、儲けることはできません。情報を活用して、材料や材料以外(法改正や補助金など)の提案を行い、取引先の利益になるように動けないと建材屋で儲けるのは難しいでしょう、
また取引先とコミュニケーションを取りながら仕事を進めるのも、大切なポイント。円滑にコミュニケーションを取れれば、取引先からの信頼獲得に繋がるからです。
なんとなくやっているだけでは儲けることは難しいですが、情報量を活かして質のいい提案ができれば、建材屋として儲けられます。
4.「建材屋」のまとめ
この記事では、建材屋の3つの仕事内容について解説しました、
建材屋の仕事内容
- 資材の運搬
- 商品の提案
- 商品以外の案内
建材屋は、コミュニケーションの能力や豊富な知識、重い荷物を運ぶ筋力や体力が必要な仕事。しかし最初から全てを兼ね備えていなくても、業務を通して上記の能力を身につけられるともいえます。
また建材屋ならではの情報量を活かせれば、建材屋として儲けることも可能です。
建材屋への就職や転職を考えているなら、この機会にぜひ求人も検索してみてくださいね。
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