建築士に英語は必要?転職に有利な理由や求人の探し方を解説【読み方・TOEIC】
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近年、「英語力」のある「建築士」の需要が注目されてきています。なぜなのでしょうか?
「建築士は英語で何というの?」
「建築士に英語は必要なのか?」
「英語ができたら転職の幅は広がる?」
「建築士は海外でも働くことができる?」
建築設計の世界は、国際競争やグローバル化とは無縁なイメージがあったのですが、国内外で需要の多様化が進んだ結果、外国人の方との仕事が増えているのです。
今回は「建築士」の英語について見ていきましょう。建築士目指す人も、すでに資格を持っている人も、キャリア構築の参考に、「建築士の英語力」、目が離せません!
目次
1.建築士は英語で「Architect(アーキテクト)」【発音】
まず日常外国の方に自分の職業を紹介する場合、建築士を英語で「architect(アーキテクト)」、一級建築士は「first class architect(ファーストクラス アーキテクト)」といいます。
建築設計の有資格者であるということを表現する場合には、「registered architect(レジスタード アーキテクト)」や「authorized architect(オーソライズド アーキテクト)」「qualified architect(クオリファイド アーキテクト)」と形容詞を付けて言ったりします。
2.建築士に英語は必要?建築士が英語を理解できるメリット
普段日本で仕事をしている局面で、建築士が英語を使用する機会はほぼないでしょう。もちろん必須ではないわけですが、転職という状況になると、一転して有利になってくるのです。
もちろんそれには、あなた自身が英語力も仕事に活かそうという姿勢が必要となります。では英語力がどんな形で有利となるのでしょうか?
1-1.海外の最新情報を入手できる
建築の情報の先端技術は近年日本が後れを取っていて、海外の方が進んでいます。情報は英語の方が多く、鮮度も高いため、英語力があればそれを細かいニュアンスまで直接吸収することができます。
1-2.今後絶対に必要になる
今後日本国内では新築工事の需要が減っていくことが予想され、仕事を求めて海外に目を向けざるを得ないということも考えられます。
そのときに英語が話せないと、意匠や技術力がすでに高く評価されている「先生」ならば通訳付きで仕事できるでしょうが、そうでない限り海外での仕事は難しいことになります。
1-3.日本国内需要
日本でも、外国人の方が投資目的・居住目的で不動産を所有するケースも増えています。新築やリフォームで、英語でコミュニケーションが取れる建築士さんは、当然歓迎されます。
海外から日本の不動産投資に参入するハードルが下がっている事実(YANUSY)
不動産市場の国際化に向けた環境整備(国土交通省 土地・建設産業局 国際課)
1-4.海外でも働くことが出来る
実際に日本人でも外国の方の需要に応えて、活躍している人はおられます。
※各務謙司、妹尾正治、中西宗平(敬称略)など外国人向けの建築士ポートフォリオです。意匠の個性や仕事の進め方についての解説が英語・日本語でされています。
英語で対応できる建築家6選(英訳付き)Six Japanese Architecture offices available in English
「建築士」は海外でも資格制であることが多いので、先方の国での有資格者と一緒にプロジェクトを組むなら問題ないですが、その国で自力でやるとなった場合、資格が必要な場合があります。
自動車運転の「国際免許」のように、日本でも海外資格との相互認定制度についての検討が開始されています。
出典:海外諸国の建築家試験制度について(財団法人建築技術教育普及センター)
出典:建築設計資格制度の国際相互認証のためのフレームワーク概要(財団法人建築技術教育普及センター)
※もうこんな人もいます。
英語力のある建築士探してますとかいうドンピシャな求人を見つけたので即申し込んでしまった!本社はシンガポールだけどインドネシアでも設計ができそう!わくわく!!
— しょーおわ (@sho_owa) July 16, 2020
3.建築士が英語を活かせる求人【探し方】
日本で「建築士+英語力」の求人を出しているのは、海外とのやりとりが必要な日本企業、日本にオフィスを持つ外資系企業が主になるでしょう。
「建築士+英語力」の作り方
建築士という「技術者」は、文字通り本業は技術者ですから、求められる英語力のレベルは、実はそこまで高くはありません。英語よりも建築の実務経験が優遇される傾向にあり、TOEIC600点くらいあれば問題ないと言われています。
600点まで到達していれば、OJTや、周囲のサポートでカバーできるという考え方もあるようです。
この600点に到達するのには、300~400時間の勉強=1年かければ400時間でも、1日に1時間と少しの勉強量です。宅建士取得と同じくらいの勉強量で、「英語のできる建築士」が名乗れるわけです。
ただしプロデューサー職位で外国人相手に予算や商取引交渉も仕事内容とする場合は、英語力の目安はTOEIC850点以上となります。この場合求人でも、英語での実務実績2年以上が求められるようになります。
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建築士単独の求人は数多くあるものの、英語力を掛け算するようなケースでは、自分のキャリアにピッタリあったものを選ぶために、あなたのニーズやパーソナリティを丁寧にチェックして検討した方が、良い結果につながります。
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4.「建築士 英語」のまとめ
以上、「建築士 英語」というテーマで解説をしました。建築士の英語表記、英語ができると有利な理由、転職方法など理解をいただけたでしょうか?
海外の人と仕事をするというのは、未経験な場合気後れする部分もあるでしょう。
しかし、そこで心の支えになってくれるのが「技術」だと思います。
同じジャンルの技術は共通した言語になり、心の通い合いを作り、新しい勉強の元にもなるのではないでしょうか。
- 「建築士」は英語で「architect(アーキテクト)」
- 英語力を求められる背景は、海外進出、コミュニケーション力、勉強しやすいなど。
- 建築士に求められる英語力はTOEICで600点くらいから有効。
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