建築士試験の独学合格は可能?学科や製図の勉強方法や必要時間を解説!
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?
「建築士」は日本有数の難関資格です。独学で合格を目指すのは簡単なことではありません。しかし不可能というわけでもありません。
そこで今回は、「独学で合格できるのか?」「独学で合格するのに必要な勉強時間はどれくらいか?」「独学で合格するための5つのポイント」を解説します。
最近では20代で合格する人も増えています。合格したいなら「独学は無理に決まっているはず」と決めつけず、しっかりした対策をとることが大切です。
本記事を参考に、ぜひ「建築士」合格への第一歩を踏み出してください。
1.建築士は独学で合格できるのか?
建築士の仕事は、建築物の設計や工事監理がメインです。建築士の国家資格としては、難易度の高い順に次の3種類があります。
- 1級建築士
- 2級建築士
- 木造建築士
以前は建築士の受験に際して「実務経験」が求められました。働きながら勉強をしなければいけないため、「独学による合格」は実質上困難とされていました。
しかし法改正で実務経験要件は撤廃されました。「独学による合格も可能になった」と言われるようになりましたが、実際のところはどうなのでしょうか。
まずは3種類の資格それぞれについて「独学でも合格できるのか?」を解説します。
1-1.「1級建築士」の場合
「1級建築士」は国土交通大臣が認可するもので、設計を手掛ける建物の規模に制限はありません。国家プロジェクトクラスの大規模な建築物の設計もできます。まさに「建築士の最高峰資格」と言えるでしょう。
そのため、独学で合格することは極めて難しいというのが実態です。
試験は「学科」と「製図」から構成されていますが、2つの試験を総合した合格率は10%前後です。一発合格できる人は少なく、数年がかりで取得するという人も少なくありません。それぞれの合格率は次のとおりです。
- 学科:20%
- 製図:40%
- 総合:10%
一方で、最近では20代で合格する人も増えています。合格者のうち、20代の占める割合は60.7%です。新卒や初学者であっても、適切な受験対策ができれば、独学でも不可能だというわけではありません。
ただし後述するように「必要な勉強時間」は1,500時間とされ、実務経験のある人でも最低700時間以上の勉強をしなければ合格できないと言われています。合格基準点も上昇しており、試験は難化の傾向にあります。
また合格者の傾向を見ると、大学で建築を学んだことのある人や、建設業界で実務経験がある人など、建築に関する知識のある人の方が合格しやすいのが特徴です。
独学でも合格することはできます。しかし独学合格は非常に難しいため、通信講座をフル活用したり、長期戦を覚悟して戦う必要があります。
なお「1級建築士」の詳細については、次の公式ページを参照してください。
1-2.「2級建築士」の場合
「2級建築士」は都道府県知事が認可する資格です。「1級建築士」とは異なり、設計対象には制限があります。
手掛けることが可能なのは「延べ床面積500平方メートル以下の建物」で、メインとなるのは戸建て住宅です。鉄筋コンクリート造や鉄骨造、木造建築物の設計や工事監理(監督)を行うことが可能です。
こうした制限がある分、「1級建築士」よりは簡単です。「1級建築士」の合格率が10%であるのに対し「2級建築士」は20%です。
- 学科:40%
- 製図:50%
- 総合:20%
難関資格であることに変わりはありませんが、しっかりと対策ができれば、独学でも合格することは可能です。仕事をもつ社会人の中には、働きながら独学で合格を勝ち取っている人もいます。
「2級建築士」の試験は「1級建築士」と同じように、「学科試験」と「設計製図試験」から成り立っています。
このうち「学科試験」については、独学でも攻略することは可能です。試験は7月上旬に行われるため、遅くとも半年前には着手するのがオススメです。
学習のポイントは2つあり、「いかに過去問をマスターするか」ということ、そして「いかに法規を引くことに慣れるか」ということです。
また「設計製図試験」は独学による攻略が困難な科目です。攻略法については後述しますが、専門家の力を借りたり、1日限りの添削講座を活用するようにしてください。
適切な準備ができさえすれば、合格は不可能ではありません。なお「2級建築士」の詳細については、次の公式ページを参照してください。
1-3.「木造建築士」の場合
「木造建築士」は「2級建築士」と同じく、都道府県知事が認可する資格です。「1級建築士」とは異なり、設計対象には制限があります。
設計可能な対象は「2級建築士」よりも制限され、取り扱えるのは木造建築物のみとなっています。またメインとなるのは「3階建て」までで、面積が1,000平方メートルを超える建物を設計することはできません。
「2級建築士」よりも制限がある分だけ「木造建築士」の合格率は高く、35.5%となっています。独学でも充分に合格を狙うことができます。
- 学科:50~60%
- 製図:50~75%
- 総合:30~40%
「木造建築士」は、「1級建築士」や「2級建築士」よりも簡単な資格です。とは言え、木造建築に特化した立派な資格であることに変わりはありません。
木材の専門知識だけでなく、木造建築物の構造や計算などの詳細な知識が問われます。しっかりと対策をしなければ合格できない資格であることは覚えておきましょう。
なお「木造建築士」の詳細については、次の公式ページを参照してください。
2.建築士を独学で合格するのに必要な勉強時間
建築士は「独学による合格も可能」と言われるようになりました。しかし有数の「難関資格」であることに変わりはありません。
合格するには、充分な勉強時間を確保して試験にのぞむ必要があります。そこで今度は「合格に必要な勉強時間」を確認しておきましょう。
2-1.「1級建築士」の場合
「1級建築士」の場合、1,000時間から1,500時間の勉強時間を確保する必要があります。
- 建築初心者の場合:1,500時間程度
- 建築科目の学習経験者の場合:1,000時間程度
すでに実務経験がある人なら、より短い時間でも合格することは可能です。しかし「1級建築士」は「建築士」の中でも最難関の資格です。最低でも700時間は確保するようにしましょう。
2-2.「2級建築士」の場合
「2級建築士」の場合は、500時間から1,000時間の勉強時間が目安です。
- 建築初心者の場合:1,000時間程度
- 建築科目の学習経験者の場合:500時間程度
「1級建築士」の場合と同様、業界の経験者なら、ここまで長い時間をかけなくても問題はありません。しかし一発合格を目指すなら、油断せずに充分な時間を確保することをおすすめします。
2-3.「木造建築士」の場合
「木造建築士」の場合、300時間から400時間ほどの勉強時間があれば、合格できると言われています。
「宅建」試験とほぼ同じくらいの勉強時間と考えるとよいでしょう。人にもよりますが、4ヶ月から5ヶ月程度の期間があれば、充分に合格が狙えます。
「合格に必要な勉強時間」をまとめると、次のとおりです。
種類 | 学習経験者 | 建築初心者 |
---|---|---|
1級建築士 | 1,000時間 | 1,500時間 |
2級建築士 | 500時間 | 1,000時間 |
木造建築士 | 300時間から400時間 |
3.建築士に独学で合格する方法
「独学でも合格できるのかどうか」、そして「独学に必要な勉強時間」について解説してきました。
独学のメリットは、勉強のコストが安く済むこと、そして自分のペースで勉強できることです。しかし、気軽に質問できる相手がいないことや、学習効率が悪くなりがちというデメリットもあります。
そこで今度は、独学で合格を目指すにあたり、気をつけるべき5つのポイントを解説します。
- 適切なスケジュールを組む
- 過去問は何度も繰り返し解く
- 製図試験については自己流ではなくプロに見てもらう
- テキストは簡単に乗り換えない(おすすめ3冊を紹介)
- アプリでスキマ時間を有効活用
3-1.適切なスケジュールを組む
まず1つ目のポイントは「しっかりしたスケジュールを組む」ということです。
試験の実施日から逆算して、「1日に何時間くらいの勉強をしなければいけないか」を正確に把握しておきましょう。それぞれの試験日と必要な勉強時間は次のとおりです。
種類 | 例年の試験日 | 2020年の試験日 | 必要な勉強時間 |
---|---|---|---|
1級建築士 | 7月第4週日曜日 | 7月12日 | 1,000時間〜1,500時間 |
2級建築士 | 7月第1週日曜日 | 7月5日 | 500時間〜1,000時間 |
木造建築士 | 例年7月下旬 | 7月12日 | 300時間〜400時間 |
たとえば「1級建築士」を目指す場合、もし7月から勉強をスタートさせるなら「勉強が可能な期間」は約1年です。この場合は次のような計算になります。
必要な勉強時間 | 1ヶ月あたり | 1日あたり |
---|---|---|
1,500時間 | 125時間 | 4時間7分 |
1,000時間 | 83時間 | 2時間25分 |
もし「1日あたりの勉強時間」が確保できそうにないならば、勉強期間を1年以上に設定しなおす必要があります。このように試験日から逆算し、具体的なスケジュールを算出するようにしましょう。
また建築士の試験は、次第に難化の傾向があります。「どの科目から勉強していくべきか」という優先順位付けも大切です。
3-2.過去問は何度も繰り返し解く
独学合格の2つ目のポイントは「過去問を何度も解く」ということです。
建築士の試験は「学科の試験」と「設計製図の試験」から構成されています。このうち「学科試験」は、どれだけ過去問を繰り返すかが重要です。
実際の試験問題を分析すると、過去に取り上げられた問題に類似した問題が多く、出題傾向には大きな変動がありません。特に「建築計画・建築構造・建築施工」の科目は、過去問をマスターすることで高得点を狙うことも可能です。
たとえば「2級建築士」なら、過去5年分(合計500問)を3回から5回ほど回転させれば、ほぼ合格すると言われています。
一方、「製図試験」は事前の対策をとることが難しい科目です。しかし過去問を繰り返すことにより、一定の出題傾向は見えてくるはずです。
3-3.製図試験については自己流ではなくプロに見てもらう
独学合格のためのポイントの3つ目は「製図試験については合格者や専門家に見てもらう」ということです。
自己流で練習するだけでなく、必ずプロの第三者による添削チェックを受けるようにしましょう。
「設計製図の試験」では事前に課題が1つ公示され、その課題にもとづいて設計製図を行うことになります。ただし詳細までは公表されないため、さまざまなパターンを想定しておかなければなりません。
たしかに「過去問」を使えば、図面の計画をまとめるプランニングの作業(エスキス)の練習をすることは可能です。
しかしネックになるのは「客観的な評価が難しい」という点です。とくに初心者が適切な採点を行うのは困難です。
プロに添削してもらうことにより、「どこが間違えているのか」「どこに問題があるのか」といった点がわかるようになります。
具体的には、予備校の先生や建設業界の専門家、現役の1級建築士や2級建築士の方にお願いして、チェックしてもらうようにしてください。
予備校によっては「1日添削」の講座を開設しているところもあります。積極的に利用するようにしましょう。
3-4.テキストは簡単に乗り換えない(おすすめ3冊を紹介)
独学合格のための4つ目のポイントは「テキストは簡単に乗り換えない」ということです。
建築士は有数の難関資格です。「合格するには、数多くのテキストをこなさなければ!」と不安に思うこともあるかもしれません。
しかし「これ」と決めたテキストがあれば、それを何度も繰り返すことに注力するようにしましょう。
建築士のような難関試験の場合、テキストや問題集を1度こなしただけでは充分な理解はできません。何度も繰り返すことで、ようやく自分の知識とすることができます。
テキストは、評判が良いもので、かつビジュアル的にも理解しやすいものを選ぶようにしましょう。また法改正も問われるため、最新の法令集を繰り返し読み込むことも大切です。
ここでは、おすすめの3冊を紹介します。
- 【法令集】建築関係法令集 法令編(総合資格学院)
- 【テキスト】2級建築士試験学科ポイント整理と確認問題(総合資格学院)
- 【問題集】ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳(建築知識)
3-4-1.【法令集】令和3年版 建築関係法令集 法令編 総合資格学院
まず1冊目は、総合資格学院の「令和3年版 建築関係法令集」です。
法令集は「試験会場への持ち込み」が可能のため、多くの人に愛用されているものを選択するのがオススメです。
本書は、どの法令集よりも掲載条文数が多いため、勉強の段階においても試験の段階においても安心して利用することができます。
具体的には次の4つの特徴があります。
- 掲載条文が豊富。「建築基準法」「関係法令」「関係告示」を多数収録。
- 横組みで一覧性が抜群。試験問題も横書きなので、見比べるのが簡単。
- 建築基準法、同法施行令、同法施行規則、建築士法などの「改正履歴」が付記されているため、法改正の問題にも対応できる。
- 「関係告示の告示編該当ページ」が付記されているため、実務でも役立つ。
法規の試験では、試験会場に持ち込んだ「法令集」を参照しながら問題を解くことになります。選択肢の内容の正誤を「法令集」で調べる作業なので簡単そうにも思えますが、意外と時間がかかるものです。
必要な該当箇所がスピーディーに見つけられるようになるためには、法令集を何度も使うことで「法規の引き方」の練習を繰り返すことが重要です。
3-4-2.【テキスト】令和3年度版 2級建築士試験学科ポイント整理と確認問題 総合資格学院
2つ目に紹介するのは「学科試験」対策のためのテキスト「令和3年度版 2級建築士試験学科ポイント整理と確認問題」です。
建築士の専門スクールである「総合資格学院」がまとめたもので、建築士試験の定番テキストと言っても良いでしょう。初学者でもわかりやすい構成になっているため、基礎知識のインプットと理解度のチェックには最適です。
具体的には次の4つの特徴があります。
- 「重要ポイント編 → 確認問題」という構成でインプットとアウトプットがセットになっており、理解度のチェックがしやすい。
- 「確認問題」は「通常問題(4肢択一)」と「○×形式」の2つのパターンが掲載。
- 過去10年の出題分類表があり、年度ごとの出題項目と出題数が把握しやすい。
- 科目別問題集「アウトプット問題集」のプレゼント特典もある(応募者全員が対象)。
建築士の試験は難問が多く、特に「1級建築士」は幅広い知識が必要とされています。効率良く勉強するためには、重要論点がコンパクトにまとまっていて、インプットとアウトプットが効率よくこなせるテキストがオススメです。
もし「テキスト選び」に迷ったら、ぜひ本書を手にとってみてください。
3-4-3.【問題集】ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳2021 建築知識
3つ目に紹介するのは、学科試験のための問題集「ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳2021 建築知識」です。
さまざまな問題集がある中で、本書の最大の特徴は「重要ポイントにしぼった内容になっている」という点です。学科試験を効率よくこなすには、この1冊をマスターするだけでも充分です。
具体的には次の4つの特徴があります。
- 「合格ラインを超える」ことが意識されており、出題の多い分野や高得点が狙える分野に多くのページが配分されている。
- 項目ごとに「要点解説 + 問題」で構成されているため、内容確認と記憶の定着が進めやすい。
- 写真や図、表が豊富に使われており、現場や実務の経験が少ない人でも安心して使える。
- 過去10年間で最頻出の問題が取り上げられている。
また、最新の問題や注目分野の分析もされています。「2021年試験に合格するための問題」が意識されているのも、本書の特徴です。
3-5.アプリでスキマ時間を有効活用
最後の5つ目のポイントは「学習アプリを活用する」ということです。アプリを使えば、ちょっとしたスキマ時間でも学習を進めることが可能です。
「学科試験」をクリアするには「いかに過去問をマスターするか」が重要です。しかし仕事をもつ社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのが難しいという人もいるのではないでしょうか。
1問でも多く解くことが、合格への近道です。ぜひ積極的にスキマ時間を活用するようにしましょう。建築士の試験攻略には、次のアプリがオススメです。
- 「1級建築士 受験対策」¥980
- 「2級建築士 受験対策」¥730
3-5-1.アプリの内容
本アプリには、過去15〜16年間に出題された過去問が収録されています。
- 過去問題(1級は4択問題、2級は5択問題)
- 正誤問題(一問一答)
問題はランダムに出題されるようになっており、正解と不正解が表示されるだけでなく、問題ごとの解説も用意されています。
テキストだけでなく「図」も表示されるのが特徴です。また「難易度設定」(易しい・普通・難しい)も可能です。
また、重要な言葉が「虫食い」形式で表示される「参考資料」も付属しています。知識の整理や記憶の定着にも便利です。
「間違えた問題」についてはチェックが付くようになっており、「間違えた問題だけに取り組む」ということも可能です。
3-5-2.アプリ「1級建築士 受験対策」
アプリ「1級建築士 受験対策」に収録されているのは次の4科目です。
- 計画
- 環境・設備
- 構造
- 施工
取り扱われているのは、過去15年分(2005年〜2019年)の問題です。
- 過去問題(4択問題)1,029問
- 正誤問題(一問一答)3,332問
【App Store】
「「1級建築士」受験対策」をApp Storeで
【GooglePlay】
「一級建築士」受験対策 – Google Play のアプリ
3-5-3.アプリ「2級建築士 受験対策」
アプリ「2級建築士 受験対策」に収録されているのは次の3科目です。
- 計画
- 構造
- 施工
取り扱われているのは、過去16年分(2004年〜2019年)の問題です。
- 過去問題(5択問題)963問
- 正誤問題(一問一答)2857問
【App Store】
「「2級建築士」受験対策」をApp Storeで
【GooglePlay】
「二級建築士」受験対策(2nd ver.) – Google Play のアプリ
4.「建築士 独学」のまとめ
「建築士の試験は独学でも合格できるのか?」という点について解説してきました。
建築士の試験は簡単ではありません。また「学科試験」は独学でも攻略可能ですが、「設計製図試験」は独学では困難だとされています。とは言え、独学で合格を勝ち取っている人がいることも事実です。
独学で合格したいなら、充分に勉強時間を確保した上で、適切な勉強戦略を取ることが重要です。独学が向いている人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
今回の記事をヒントに、ぜひ自分に合った「建築士」試験の攻略方法を考えてみてください。
建築士に合格してキャリアアップしたい方へ
もし、この記事を読んだあなたが
- 建築士資格を取得して給料を上げたい!
- 建築士資格を活かして転職をしたい!
- だけど、実際に建築士がどれくらい役立つか分からない
- 建築士を優遇している会社はどの位あるの?
- 建築士がある無いで内定率はどれくらい違うの?
このような疑問をお持ちでしたら、ぜひ一度、宅建Jobエージェントへご相談ください!
これまで数々の転職を成功させてきた、専任のキャリアアドバイザーがあなた個別の状況に合わせて情報をお伝えいたします。
親身になって、
あなたの転職をサポートします!
キャリアアドバイザーへの
無料相談はこちらから!
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?