宅建の申し込み写真のサイズ規定を解説!【服装など注意点・スマホで簡単撮影する方法も紹介!】
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宅建の試験を受験するには、受験者本人の写真が必要です。
しかし「郵送申し込み」も「ネット申し込み」の場合も、細かいルールがあります。
もしルール通りの写真が用意できない場合、最悪、受験を受け付けてくれない場合もあります。
そこで今回は宅建試験申し込みに必要な写真について、規定内容を解説するとともに、おすすめの撮影方法や注意点などもまとめました。
写真の用意は意外と面倒なものです。この記事を読めば、用意すべき写真がしっかりわかります。
必要な写真は早めに用意して、ぜひ宅建試験の勉強に集中するよう心がけてください!
目次
1.宅建試験申し込みに必要な写真について
宅地建物取引士資格の試験を受けるためには、受験者本人の「写真」が必要です。
目的は替え玉受験の防止です。写真には規定が定められているので、しっかり確認していきましょう。
1-1.申込方法によって写真の規定は異なる
「郵送」か「インターネット」の申し込みが必要ですが、郵送の場合は「パスポート申請用サイズ」の写真を、インターネット申し込みの場合は「縦832ピクセル×横640ピクセル」のJPEG画像を用意しなければなりません。
サイズ等には細かい規定があります。指定された基準に適合しない場合、差替えを指示されたり、受験の申込みが受け付けられなかったりするので注意が必要です。
1-2.詳しい規定はウェブサイトや「試験案内」の冊子でチェック
詳しいことは、受験を主催する「不動産適正取引推進機構」が運営するウェブサイトや「試験案内」の冊子でも確認することができます。
冊子の配布期間は、例年7月1日から7月31日までとなっています。ぜひチェックしておきましょう。
2.宅建試験申し込みに必要な写真は「郵送」と「インターネット」で違う
宅建試験の申し込みに必要となる写真は、「郵送申し込み」の場合と「インターネット申し込み」の場合とで規定が異なります。順番に説明していきましょう。
2-1.「郵送」と「インターネット」で共通する写真要件
まず、郵送申し込みの場合とインターネット申し込みの場合とに共通する「顔写真の要件」は次のとおりです。
- 正面向きの上半身のもの。
- 申込年の4月1日以降に撮影したもの。
- 試験当日、本人との照合に用いるため、本人とすぐ分かるように鮮明で、明るさやコントラストが適切なもの。(カラー・白黒どちらでも可)
- 無背景であるもの。(バックが無地で、背景に椅子の背もたれ、人物の影、景色等他の物が写っていないこと)
- 帽子、ヘアバンド等、リボン、黒又は濃い色のレンズのメガネ、マスク等を着用していないもの。
2-2.郵送申し込みの場合
郵送による申込みの場合は「パスポートサイズ」の写真を用意する必要があります。細かい規定は次のとおりです。
- 縦4.5cm×横3.5cm(パスポートサイズ)※縁取りは含まない。
- 顔の寸法は、頭頂からあごまでが、3.2cm以上3.6cm以下のもの。
- 顔が指定の寸法に収まっている。
- 申請者本人のみが撮影されている。
- 焦点が合っている。(ピンボケしていない)
- 明るさやコントラスト、画質が適切である。
- デジタルカメラで撮影したものは、厚さ0.23mm以上の写真専用用紙を使用したもの。
- 家庭用ポラロイドカメラなどで撮影したものは不可。
なお、サイズ等の規定に適切しない場合は、写真の差替えを求められることもあります。
受験申込書の受け付けが拒否される場合もあるので注意しましょう。
2-3.インターネット申し込みの場合
インターネットによる申込みの場合「JPEGファイル」の写真画像を用意する必要があります。細かい規定は次のとおりです。
- ファイル形式:JPEG限定(ファイル名.jpg)
- サイズ:縦832ピクセル × 横640ピクセル
- 顔の寸法:写真全体の70~80%を占める必要があります。
なお宅建の申込画面には「画像切取画面」という機能が設置されています。
それを使うことによって、写真を切り取り加工することができるようになっています。
2-4.受付できない顔写真の10の例とは?
宅建試験を主催する「不動産適正取引推進機構」では、受付できない顔写真の例を画像つきで解説しています。
「一般財団法人 不動産適正取引推進機構 |加工しても受付できない顔写真の例」で確認することができるので、念のためチェックしておくことをおすすめします。
- 横向き。
- ピンボケ。
- 背景がある。
- 帽子を着用。
- 目を閉じている。
- 平常の顔貌と著しく異なる。
- 頭部が切れている。
- 眼鏡が濃い、反射している。
- 画像処理している。
- 髪が長すぎて目元が見えない。
3.宅建試験申し込みに必要な写真の撮影方法
写真の規定は「郵送申し込み」と「インターネット申しこみ」で異なりますが、写真を撮影しなければいけないという点では同じです。撮影にあたっては、どんな工夫をするべきなのでしょうか。
「プロのカメラマンに頼む」「駅前などの写真スタンドで撮影する」「スマホで自撮りする」という3種類にわけて、おすすめの撮影方法を紹介します。
3-1.プロのカメラマンに頼む
1つ目は「プロのカメラマンに頼む」という方法です。
値段は高くなりますが、プロのカメラマンに撮影してもらえるので、美しい写真に仕上がる点が特徴です。他にも次のようなメリットがあげられます。
- スピード写真機と違い、満足がいくまで何度も撮り直しができる。
- 設備や機材が充実しているため、高品質な写真になる。
- カメラマンが肩の傾きやネクタイのズレ、身だしなみの乱れ等を指摘してくれる。
- 美肌補正や肌色補正など、高い補正技術を活かした写真に仕上げることができる。
- 別途費用を支払えばCD-ROMでデータがもらえるため、今後は焼き増しができる。
高品質な写真になりますが、お金も時間もかかります。
また、この写真は履歴書写真のように選考材料にはしないため、正確な容姿が伝わることだけを考えれば良いです。
宅建試験だけでなく、別の用途でも証明写真がほしいという人、パスポートのように長期間の利用を前提とした写真がほしいという人ならおすすめです。
3-2.駅前などの写真スタンドで撮影する
2つ目は「駅前などの写真スタンドで撮影する」という方法です。
値段を安く済ませることができる上、すぐに仕上がること、そして気軽に利用できることが特徴です。
しかし次のようなデメリットもあります。
- 失敗しても撮り直しができない。(再度の支払いが必要)。
- 簡単な補正技術しか使えない。
- 写真の品質がイマイチの可能性も。
- カメラマン等による撮影のサポートがない。
安くて簡単、気軽に撮れるというメリットがありますが、品質も「それなりのレベル」というのが写真スタンドで撮影する場合のポイントです。
品質を気にせず「とりあえず写真が用意できればいい」という人ならおすすめです。
3-3.スマホで自撮りする
プロに撮影してもらう方法や、写真スタンドで撮影する方法を紹介しましたが、今はスマホさえあれば手軽に撮影できる時代です。
3つ目の方法として、スマホやデジカメ撮影でも、きれいな証明写真が作成できる「FreeDPE」というサービスがあるので紹介します。
3-3-1.「FreeDPE」なら自宅でも簡単に証明写真が作成できる
家で撮影した写真の場合、ゴチャゴチャした背景等が気になるかもしれません。しかし「FreeDPE」を使えばAI(人工知能)によって、背景が自動で自然な白、または青に変更されるので、スタジオで撮影したような証明写真ができあがります。
また、FreeDPEならファミリーマート、ローソンのマルチコピー機、あるいは自宅のプリンターでも24時間365日便利に証明写真の作成が可能です。
3-3-2.「FreeDPE」で証明写真を作成する手順
「FreeDPE」を用いた証明写真の作成は簡単です。手順は次のとおりです。
- 「証明写真を作成する」を選択する。
- 「ファイルを選択」を押して、新たに写真を撮影するか、すでにある写真から選択する。
- サイズを選択し、顔の位置を調整する。
- 証明写真が作成される。
- 家で印刷する場合は、長押しして保存する。
- コンビニでプリントする場合は「コンビニでプリント」を選択。発行された「ユーザー番号」で、コンビニで印刷。
これで完成です。「FreeDPE」のウェブサイトには「証明写真サンプルを無料お試し」という機能もあります。興味のある方は試してみてください。
4.宅建試験申し込みに必要な写真の注意点
最後に、宅建試験の申し込みに必要な写真を用意する上で、注意すべき3つのポイントを紹介します。
4-1.写真の規定を守る
まず一番重要なのは「写真の規定を守る」ということです。
本記事で紹介したとおり、サイズ等には細かい規定があります。
サイズやフレーム位置を正しく切り取っていない場合も規定違反になります。プロに依頼するか、自分でやる場合スマホで簡単にサイズ変更できるので、正しく切り取りましょう。
また、どんなに美しい写真を用意することができたとしても、指定された基準に適合しない場合は、写真の差替えを指示されたり、受験の申込みが受け付けられなかったりする場合もあります。
宅建試験を主催する「不動産適正取引推進機構」のウェブサイトや「試験案内」の冊子でも確認することができるので、注意しましょう。
4-2.服装に関する注意点
宅建試験の申し込み写真について、服装に関する規定は定められていません。
しかし一般的な証明写真や履歴書の写真と同様で、スーツを着用するのが無難です。
基本的に服装は自由ですが、宅建を受験する際、試験官が本人写真をチェックする場合があります。
正装の写真を撮る必要はありませんが、きちんとした印象が伝わるような服装を心がけることをおすすめします。
4-3.メガネとコンタクトのどちらで撮るべき?
メガネやコンタクトを着用している人の場合、宅建の写真でメガネにするかコンタクトにするかを迷うケースがあります。
受験写真は、基本的には試験当日に本人チェックをするのに用いられます。
色付きのメガネや、顔が判別しにくくなるようなメガネは避けるべきでしょう。
また、試験の際にコンタクトを着用しているのに写真がメガネという場合や、メガネで受験しているのに写真がコンタクトといった場合、試験官が困惑する可能性もあります。
試験当日の本人と同じような雰囲気にするのが無難です。
5.「宅建申し込みの写真」のまとめ
宅建の申し込みに必要となる写真について、いくつかの撮影ルールを解説しました。
規定に沿わない写真を使って申込みをすると、受験を受け付けてくれないこともあります。
宅建の勉強に忙しい中、写真を準備するのは意外と面倒なものです。簡単に用意するための方法も紹介しました。
この記事を参考にして早く写真の準備を済ませてしまい、ぜひ宅建試験の勉強に集中するようにしましょう。
※参照「一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験のスケジュール」
※参照「一般財団法人 不動産適正取引推進機構 |加工しても受付できない顔写真の例」
※参照「FreeDPE コンビニ証明写真・自宅で証明写真(合同会社フォトスマート)」
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