イケメンは営業に有利?不利?・ルックスに頼らず成果をあげるコツも解説
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?
ルックスのいい人は得をするという考え方がありますね?営業の世界でもよく議論される点ですが、実際のところどうなのでしょうか。
「営業職はイケメンの方が有利なのか?」
「不利になる場合も多い?」
「イケメンとブサイクはどっちが多い?」
答えは問題の捉え方によって、変わってしまうかも知れません。やはりイケメンも得と損、両方していることが分かってくるんです。
そこで今回は「イケメンは営業に有利なのか?」と題して解説します。あなたはこれからどうしたらいいのか、考えるヒントがいっぱいです!
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.営業マンはイケメンの方が有利なのか?
営業マンはイケメンだけでなく、美人も有利と言われがちですね。
しかし割合的に、実際に美男美女の営業マンの方が多い(継続して活躍している)という客観的な調査データはありません。では評価の実情はどうなのでしょうか?
1-1.有利と言われる理由
イケメンの方が第一印象が良く信頼されやすいのは事実で、アメリカでは交通事故など罪状を決める際の陪審員の判定で、同様の行為を犯した人について、美男美女の方が明らかに判定が甘くなったという調査結果があります。
また、同様にアメリカで「イケメンはそうでない男性よりも年収が17%高く、生涯賃金では23万ドル(約2500万円)の違いになる」と経済学上のセオリーとして言われているのです。(美人がそうでない女性より年収が増える割合は12%)
海外では、見た目に投資するという考え方が日本よりも強く、話し方や所作、服や持ち物、口元の表情、姿勢含めてこだわり、お金をかけたりします。就職時にプチ整形をしたり、履歴書の写真に修整したり「盛る」ケースも知られていますね。
人事採用の場面でも、イケメンの方がそうでない人よりも採用されやすい傾向にあるというデータは、事実としてあります。
※まあそれは、分かりますけれど・・・
やっぱ営業は顔がめちゃめちゃ良いとそれだけでお得だよな〜絶対売上成績抜群そうだし、いいな!私もイケメンに生まれて女子からキャーキャー言われたい人生だったな
— ありちゃん. (@Ari_noN752) April 6, 2019
イケメンの後天的利点
さらに、イケメンは社交的な人生を送り、女子にもモテてきた可能性が高く、その分人慣れして気配りができ、自信も持っているという可能性も高くなります。
営業の資質に当てはめると「お客さんにも気が利く」「自信が伝わる」という可能性は当然高まるわけです。
1-2.一概に言えない理由
昨今営業形態は様々で、対面しない営業もあるため。総体的にイケメン有利とは言い切れませんね。そして言うまでもなく、イケメンでなくても売っている、トップセールスのような営業マンは多数いるわけです。
先ほどのイケメンの後天的有利(気配り・自信)も、イケメンが全員そうだという訳ではなく、むしろ何もしなくても周囲から良くされるので自信が育たなかったり、人にやってもらってきた分、気が利かない人である可能性もあります。
イケメンはたいがい第一印象が良いですから、その分期待値のハードルも上がっていて、仕事ができないと、逆にもっと悪い印象を与えてしまう可能性があります。
これは心理学で言う「ゲインロス効果」で、最初が良ければイメージダウンしやすく、逆の場合イメージアップがしやすくなります。
これを逆手に取ったのがいわゆる女子の「ツンデレ」(=最初冷たくするとあとで男子がなびきやすくなる)ですね。イケメンでない営業の人もこれをうまく活用すれば、イメージアップがはかりやすくなります。
例えば最初のうち「少し頼りないかな?」と思われておき、そこから挽回するなどです。
建売で年間数億単位を売り上げるトップセールスを経て、独立して経営側に回った人の話では「接客最初のころ現地案内のときに、わざとつまずいて転ぶふりをしろと教わった」そうです。「親しみ、油断、ちょっと頼りない。」ここから始めて「出来る人」を見せていくわけです。
1-3.まわりの評価よりも自信??
イケメンかそうでないかを客観的に判定するのは、「好みは人それぞれ」なので不可能ですが、「自分が美男美女と思っているかどうか」は数値化が可能です。
以下ちょっと面白い数字が出ています。サンプル5,000人以上のデータです。ひと言で言うと「自信ある人が強い」。
〇=自分はイケメン・美女だ ×=自分はイケメン・美女ではない
〇 | 1283人(25%) |
---|---|
× | 3847人(75%) |
男性のみ | 〇 | 27.6% | 女性のみ | 〇 | 23.3% |
---|---|---|---|---|---|
× | 72.4% | × | 76.7% |
年収 | 〇 | × |
---|---|---|
~100万円 | 22.6% | 77.4% |
~199万円 | 23.6% | 76.4% |
~299万円 | 25.6% | 74.4% |
~399万円 | 28.4% | 71.6% |
~499万円 | 28.5% | 71.5% |
~599万円 | 33.8% | 66.2% |
~699万円 | 34.4% | 65.6% |
~799万円 | 35.3% | 64.7% |
~899万円 | 42.1% | 57.9% |
~999万円 | 42.8% | 57.2% |
1000万~ | 48.5% | 51.5% |
年収が多くなるほど『自分がイケている』と思う人の比率が上がり、もっとも収入が少ない層で2割強しかいないものが、年収1000万円を超えると半分近くの人が、自分のことを『イケてる』という意識でいるのです。
これは大事なことを示唆していますね。
2.営業マンがイケメンで不利になることはある?
世の中には、イケメンを警戒する人もいるため不利になるような可能性はゼロとはいえないです。嫉妬の対象になりやすく、取引先だけでなく社内で嫌われて不利な立場に置かれることもあり得ますね。
また、さきほどのゲインロスの理論にも関係しますが、客先であまりにスキのない完全なキャラクターで勝負しようとすると、かえって「ウソっぽい。だまされる気がする」「中身がない軽薄な人」と警戒されることがあります。
人の心理というのは、本当に複雑です。
3.営業マンはイケメンかどうかよりも「清潔感」が大切!
さて、営業マンが美男美女で得するかどうかは、実は「最初のうち差が出るが、努力して様々にノウハウを獲得すると、トップセールスの世界ではルックスは全く関係ない」と言われています。
どのように変わっていくのでしょうか?また、どのようにして自信を得て成功するのでしょうか?
3-1.清潔感とは?
イギリスの大学の研究データによると、顔の良し悪しよりも、身だしなみの方が信頼度を決めることに関する重要度が高いことがわかっています。
この身だしなみの核となるのが「清潔感」です。髪や体毛の処理、服や靴、肌の汚れ、体臭、服の着付けなどが主な要因で、これらは「仕事に対する姿勢・やる気」の象徴となるそうです。
「汚くしてても仕事ができる」サムライ営業マンもいるかもしれませんが、ルックスもスキルもないのに、絶対真似すべきではないでしょう。それに、「何かに集中していてお留守」なのか、「単にだらしないだけ」なのか、見る人にはすぐ分かるはずです。
3-2.清潔感以外の「外見必勝要素」
清潔感以外の外見要素は、「イケメンが有利な理由」でも触れた「容姿・態度・物腰への気遣い」が挙げられます。話し方・所作・ファッションや持ち物・顔の表情・身体の姿勢などですね。
その他適正な体重感や顔色=健康そうかも判断基準にされます。これらのことは、相手を判断する上での基準にもなるわけで、この諸々の要素を自然に気遣えるようになって初めて、一人前の営業マンということでしょう。
3-3.心のあり方
トップセールスは商品を売るよりもお客さんがいつの間にか書いたくなる、その気にさせることに長けています。そのために、お客さんが本音を話してくれるような距離感・関係性をいちはやく築きます。
そのために必要なのは一般的に「自信」「素直さ」「相手に好感を持っているか」などです。
「自分の立場になり、自分のために動いてくれる」と思わせられるかが勝負の分かれ目で、それがうまく行けば、お客の希望に沿わなくても、こちらの話をちゃんと聞いてくれ、関係を継続し得ます。
そうなればもう、「イケメン」だろうが何だろうが関係ありません。
3-4.商品知識
言うまでもなく売りたい商品の知識はちゃんと身につけているのが前提です。(きかれて分からなければ、知ったかぶりせず調べて答えればいいですが)
自分に対してだけでなく、売りたい商品にも自信を持っていると感じさせられるかは、商談成功のひとつの分かれ目、なのだと思います。
※見た目も「自分を磨く」のが勝ちにつながるのは間違いなさそう。
4.「営業 イケメン」のまとめ
以上、「営業 イケメン」というテーマで解説をしました。イケメンと営業成績の相関、ルックス以外の営業への努力などは、理解をいただけたでしょうか?
こうして書き連ねてみると、営業の勝ちパターンはひとつではなく、奥が深くて面白いです。
イケメンとブサイク、どっちが多いかの答えはありませんが、ブサイクというのはただ単純に元々のルックスの問題ではなく、「ただ何となく営業の仕事について、努力も工夫もせずに顧客に接している人。」という像が浮かび上がってきます。
営業に限らずそもそも、最初からうまく行く仕事などないと言っていいのですから!
- イケメン営業は就職と、就業から2年ほどの成績上は有利というデータがある。
- アメリカなどでは容姿が仕事や年収を左右するという考え方が一般的。
- 年収の高い人ほど自分の容姿に自信がある人の割合が増える。
- イケメンというだけで営業上不利な要素も考えられる。
- 単純な容姿以外に、自分を磨くさまざまな要素で成績は変わる!
不動産への転職に興味がある方へ!
不動産の仕事にご興味がある方は、宅建Jobエージェントまでご相談をしてみてはいかがでしょうか?
宅建Jobエージェントは不動産に特化した転職エージェントで、信頼できるきちんとした企業の求人を多数保有しております。
プロのキャリアアドバイザーが親身になって、面接対策や志望動機の書き方まサポートしますので、不動産業界は初めてという方でもご心配には及びません。
登録やご相談は一切無料ですので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
親身になって、
あなたの転職をサポートします!
キャリアアドバイザーへの
無料相談はこちらから!
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?