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宅建試験の合格目安は平均点で分かる?合格の指標数を解説【平均点・偏差値・合格率】

宅建試験(宅地建物取引士試験)は、運転免許の試験と違い、「50点満点で35点取れば必ず合格!」という明確な数字がありません。

「何点目を指して勉強すればいいの?」
「平均点を取れば合格できる?」
「自分の実力を、どうやって周りと比較すればいいの?」
「模試の採点結果の見方が良くわからない・・・」

毎年合格点が変わるのに、「何点を目指して勉強すればいいか」は難しい?

いえ、毎年の傾向から、基準にすべき目標はあります。

今回は宅建試験の「得点目標」の考え方を分かりやすく解説します。平均点・偏差値・合格率などの意味を理解すると、安心して勉強に専念できますよ!

この記事を読むと分かること
  1. 宅建試験の評価基準「合格率・平均点・偏差値・合格点」などの意味と関係
  2. ふだん「何点取れれば合格ライン」なの?
  3. 2020年の宅建試験は難しい?平均点・合格点が上がる?

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1.2019年(令和1年度)宅建試験の平均点は35.7点【TAC発表】

1.2019年(令和1年度)宅建試験の平均点は35.7点【TAC発表】

受験者が宅建試験で「何点取れたか」平均点」についてです。

宅建試験の主催者である不動産適正取引推進機構が公式には発表していないのですが、LECやTACなどの専門学校が独自に、在籍する人の試験結果データを集めて平均得点の発表をしています。

2019年宅建試験 平均点
・TAC 35.7点(サンプル1438人)
・LEC 35.3点(サンプル2748人)

独自に平均点データを集めているサイトもあります。こちらも宅建受験者からの自己申告のデータを取得して出すものですね。

平成27年宅建士試験、予想合格点・合格ボーダーは!?(宅建士LAB)

2.宅建試験の平均点・偏差値・合格率の違い【決め方】

2.宅建試験の平均点・偏差値・合格率の違い【決め方】

2-1.偏差値

「偏差値」とは、テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。

宅建試験自体の偏差値ですが、やはり不動産適正取引推進機構が受験者の得点分布状況の公開をしておらず、正確なデータを出すことができません。

ただ、模試の結果表の中に「偏差値」の項目がある場合、その模試を受けた人の平均点を偏差値50とし、平均点からどれくらい上や下に離れているかを表した数字として見ます。

たとえば平均点33点の模試の場合、33点取った人が偏差値50、それより上の得点の人で、

上位30パーセントの人が偏差値55
上位15パーセントの人が偏差値60

となります。模試の結果で「合格圏内」と書かれている場合、偏差値60くらいのはずです。(私は模試で「合格圏内」の文字は一度も見ずじまいでした。)

宅建試験と偏差値、合格得点については、下記の記事もぜひご覧ください。

宅建の偏差値は50~60!試験の難易度と必要な勉強時間は?【他資格との比較も紹介】2019年(令和元年)の宅建合格点は35点!2020年(令和2年)の合格点予想も解説!

2-2.合格率

「合格率」は簡単で、全受験者数の中の合格者数の比率です。

実際の数字が公表されます。例年15%から17%くらいで行ったり来たりしています。

例えばその年の合格率が17%だったとして、上位17%までに入るのが35点なら、その年35点取った人が合格者だという「合格点」もはっきり出ます。

3.宅建試験の平均点と合格点の関係【平均点をとれば合格ライン?】

3.宅建試験の平均点と合格点の関係【平均点をとれば合格ライン?】

3-1.平均点と合格ライン

平均点自体は、それだけでは合格ラインをあらわしません。

その年の本試験の合格点よりも、各機関で発表される平均点は平均点を発表している機関のサンプル参加者の性質によって、かなり上下するからです。

上記のTACやLECの平均点は、2019年の宅建本試験の合格点35点を超えていますが、ユーキャンの平均点は、「毎年3~4点足すと合格点」というふうに推移しています。

授業に通ってしのぎを削り、合格を目指す大手資格予備校通学者の平均点と、「低コストで集中合格!」と「そこそこの勉強で受かればラッキー」=玉石混交の通信講座受講者の平均点に違いが出るのは当然です。

自己申告制ならば、低得点だった人は報告を避けがち=平均点が実態よりいくらか高くなっていることも考えられますね。

ではどのようにして合格点の目安を立てればよいのでしょうか?

3-2.平均点・合格点・合格率の本当の相関関係

この表は宅建情報ネットの平均点推移データに、同年の合格点、合格率を比較したものです。

平均点 合格点 合格率
平成21年 32.2 33 17.9%
平成22年 32.3 33 15.2%
平成23年 32.6 36 16.1%
平成24年 30.3 36 16.7%
平成25年 30.6 33 15.3%

出典:5年間の平均点データ(宅建情報ネット)

上記表の平成23・24年ですが、そこだけ問題が易しめだったのか、合格点が上がっていますね。でも、平均点と合格率は、前後の年と比べてほぼ変化がありません。

実は宅建試験の合格率は、問題の難易度を調整しながらつねに合格率や合格者数が大きな変化がないようにしているといわれているのです。

つまり難易度が上がって合格点が下がっても、合格者数・合格率はそんなに大きく変動しません。

3-3.合格点と偏差値

ここでもう一度合格点と偏差値のことを思い出してみましょう。

宅建試験は「7割・35点取れれば受かる」とよくいいます。これは本番の宅建試験というより「普段の模試や答練で7割・35点取れれば受かる」という意味です。

次回の試験の予想を盛り込んだ最新の答練や模試で35点が取れていれば、本番で難問が出ても「それはみんながなかなか正解できない問題」なので、結果合格ラインには到達できるということです。

では偏差値のふだんの目安はどうなるでしょう?

偏差値は60が上位15%でした。宅建試験の合格率が15~18%なので、偏差値60なら合格圏内ということになりますね?(ただしこれは全国公開模試か専門学校の模試での数値を指針にするのがよいでしょう)

平均点の合格目安については、やはりTACやLECなど大手予備校に通う場合は、学校内の受験生の中で平均点を取ればほぼ合格できる点数で、通信講座などの場合平均点に3~4点プラスした点数を取らないと合格は難しいとなりますね。

要はそこの見極めです。通信講座などの場合は、「平均点=そのへんまでは皆が得点できるようになるライン」というふうに考えることができるでしょう。

ひとつ注意点ですが、平均点から考えるべきことは、あなた自身が設定する目標点です。勉強の進み具合によって目標点は変化します

また、目標点は科目によって異なります。最終的な得点目標として、「権利関係」は16点中の9点、「宅建業法」は20点満点を目指すのが一般的です。

4.宅建試験2020の平均点・合格点傾向予想

4.2020年度宅建試験の平均点・合格点傾向予想

2020年度は「民法改正」の影響で試験内容が難しくなり、平均点は下がることが予想されています。

ここ4年ほど35点~37点だった合格点は、32点から33点あたりまで下がってもおかしくはないでしょう。

改正になった民法は、どの受験者も対策はするでしょうが、民法関連の問題は難易度調整自由自在です。

改正点の理解を問うため、易しめの問題が出ると考えられなくもないですが、そもそもの民法が難解な出題が多い分野なので、油断の余地はありません。

だからといって迷う必要はありません。「難しいものはみんなが難しい」のです。民法(債権法)に関しては改正された部分をしっかり押さえておくことに集中しましょう。

宅建試験の合格点予想や法改正の影響は、こちらの記事もぜひご覧ください。

宅建2018の合格点は37点!合格ラインの決め方と2020年度の合格点を予想!宅建の問題は民法改正の影響で難しくなる?過去問の正誤が変わる事例も解説!

5.「宅建 平均点」のまとめ

宅建試験の合格目安は平均点で分かる?合格の指標数を解説【平均点・偏差値・合格率】

以上、「宅建 平均点」というテーマで解説をしました。

宅建試験を目指すうえで、指標数値それぞれの意味と、目標にするポジションはお分かりいただけたでしょうか?

数字にとらわれ過ぎず、こつこつと「1点づつ積み上げる」ような気持ちを大事にしていきましょう!

「宅建 仲介手数料」 本記事のポイント
  • 宅建試験の合格点は毎年変わるが、合格率はほぼ一定の15~18%。
  • 「平均点」は、大手予備校以外の数字は「みんなが取れる点数合計のめやす」と考える。
  • 模試などでは「偏差値60」「得点35点以上」が目標ライン。

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出典:5年間の平均点データ(宅建情報ネット)

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