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土地家屋調査士の仕事はきつい?将来性は?仕事内容や試験概要も詳しく解説!【田舎ではなくなる?】

土地家屋調査士の仕事は意外にきついという噂がありますが、実際のところ、どうなのでしょうか?

土地家屋調査士は、土地を測量して法務局に登記申請をするなど、専門性の高い難しい仕事ですが、現地調査やクライアントとの打ち合わせなどがあるため、デスクワークだけでは済まない仕事です。

今回は、土地家屋調査士の仕事内容や試験の概要、向いているタイプなどについて詳しく解説をしていきますので、土地家屋調査士の仕事に興味がある方は、ぜひ、参考にしてください。

この記事を読むと分かること
  1. 土地家屋調査士の仕事がきついと言われる理由
  2. 土地家屋調査士の仕事内容【測量士との違い】
  3. 土地家屋調査士になるには?資格は必要?勉強時間は?
  4. 土地家屋調査士に向いている人【適性が無いときつい】
  5. 土地家屋調査士の仕事はなくなる?飽和してる?【将来性】

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1.土地家屋調査士の仕事がきついと言われる理由

1.土地家屋調査士の仕事がきついと言われる理由

土地家屋調査士は、数ある不動産資格の中でも難易度が高い専門的な資格ですが、仕事の内容はきついと言われています。

ここでは、土地家屋調査士の仕事がきついと言われる理由について、解説をしていきましょう。

1-1.屋外作業が多い

土地家屋の調査は、家屋周辺の測量や周辺環境の調査など屋外での調査が多いのが特徴です。

データをまとめる際は室内ワークで済みますが、不動産を調査するためには、外で作業しなければなりません。

物件調査には、春夏秋冬の変わり目はまったく関係ありませんので、夏は汗をかいたり、冬は凍えたりしながら、作業をしなければいけないという厳しさがあります。

物件によっては、辺鄙な場所にある全く整理されていないような荒れ果てた土地で作業しなければいけない場合もあり、非常に肉体を酷使する仕事であるのが実情です。

遠方にある場所へも移動しなければなりませんので、運転免許は必須になります。

1-2.立会に時間がかかる

土地家屋調査士の主な仕事の内容の一つに境界特定というものがあります。

「境界特定」とは、隣地との土地の境界線を確定させる作業で、調査士だけでは勝手に判断ができません。

必ず、依頼者や近隣住民などの意見を聞く必要があり、自分ひとりだけでは作業を進められないものなのです。

特に隣地との境界を調査する場合、非協力的で面倒な人がいる可能性もあります。

その場合、作業が進まないばかりか、最悪の場合トラブルに発展して裁判に巻き込まれる可能性もなきにしもあらずなのです。

1-3.収入が安定しない

専門的な知識を駆使する仕事の割には、収入が安定しないという悩みもあります。

仕事は依頼主がいて初めて発生するものであり、景気の影響を非常に受けやすいのがデメリットです。

もちろん、景気が上向きならば依頼数も増える可能性もありますが、景気が良くない場合は不動産の取引自体が少なくなるので、依頼が減少することになります。

特に地方で開業している場合は、閉鎖的な土地柄で新規獲得がなかなかできず、嫌なクライアントから延々と仕事を貰わないといけない可能性も捨てきれません。

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2.土地家屋調査士の仕事内容【測量士との違い】

2.土地家屋調査士の仕事内容【測量士との違い】

土地家屋調査士の仕事内容は、下記の5つが主な仕事内容です。

  1. 不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をする
  2. 不動産の表示に関する登記の申請手続について代理する
  3. 不動産の表示に関する登記に関する審査請求の手続について代理する
  4. 筆界特定の手続について代理すること。
  5. 土地の筆界が明らかでないことを原因とする民事に関する紛争に係る民間紛争解決手続について代理する

土地の測量の他に、登記や審査請求、筆界特定の手続、土地の筆界に関する民間紛争解決手続の代理なども行えます。

日本土地家屋調査士会連合会の公式サイトに、仕事内容が正確にまとめられていますので、詳細を知りたい方は、そちらのサイトを参考にしてください。

わかりやすいYouTube動画はこちらです。

2-1.1日のスケジュール

土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家です。

1日のタイムスケジュールは、こちらの表になります。

業務内容
9:00 出社
10:00 換地図・座標調査
11:00 現地調査
12:00 昼食
14:00 クライアント打ち合わせ
16:00 帰社
19:00 帰宅

9:00に出社後、境界調査をする資料や、登記の仕事が終わった納品書などの書類をまとめます。

10:00頃、事務所を出て座標データを調査しに区画整理事務所へと直行。

11時には現地調査のため、測量機材を持ち、現場へと赴きます。屋外調査のため、天候に左右されることもあるようです。

昼食後、14:00にクライアントと打ち合わせのため、相手先を訪問。資料と照らし合わせながら、作業の流れについて詳しく説明をしていきます。

打ち合わせ終了後、16:00に帰社し、翌日の調査に必要な図面の印刷など、必要な資料等を準備します。

土地家屋調査士は、どんな風に働いているのかを紹介している動画もありますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。

2-2.測量士との違い

土地家屋調査士と似ている仕事に測量士がありますが、大きな違いがあります。

それは登記が可能か不可能かという点です。測量士は測量した結果を登記簿に登記することはできません。

しかし、土地家屋調査士は登記することができるので、この点が両者の最大の違いと言えるでしょう。

土地を測量するという仕事の内容は同じですが、目的が登記関連の測量かどうかという点で、測量業務が分けられているのです。

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3.土地家屋調査士になるには?資格は必要?勉強時間は?

3.土地家屋調査士になるには?資格は必要?勉強時間は?

土地家屋調査士になるには、どのような方法を取ればよいのでしょうか?

ここでは、試験の概要や合格率、勉強時間について詳しく解説をしていきます。

3-1.土地家屋調査士試験の概要

土地家屋調査士になるには、例年10月第3週の日曜日に実施される土地家屋調査士試験に合格しなければなりません。

土地家屋調査士試験についての概要を表にまとめましたので、こちらをご覧ください。

受験資格 制限なし(どなたでも受験できます)
試験科目 筆記
午前の部:平面測量10問/作図1問
午後の部:
[択一]不動産登記法・民法他から20問
[書式]土地・建物から各1問口述
1人15分程度の面接方式による試験
願書配布・受付 7月下旬~8月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付
試験日 筆記
10月第3週の日曜日口述
1月中旬(筆記試験合格者のみ)
受験地 東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場

出典:土地家屋調査士を目指す方へ

3-2.合格率は約9%で1000時間の勉強時間が必要

土地家屋調査士の合格率は9%で、毎年4300人前後が受験をしています。

また、合格には1000時間以上の勉強時間が必要とされており、難関レベルの資格です。

晴れて試験に合格したら、土地家屋調査士事務所や関連業者に就職したり、自分で開業したりと、様々な道が開けてくるでしょう。

合格しても、すぐに資格を活用しないで保持したままの人も中にはいます。

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4.土地家屋調査士に向いている人【適性が無いときつい】

4.土地家屋調査士に向いている人【適性が無いときつい】

ここでは、土地家屋調査士に向いている人のタイプをご紹介していきます。

専門的な分野の仕事なので、適性がないときついかもしれません…。

4-1.コミュニケーション能力がある人

まず第一に、コミュニケーション能力がある人が挙げられます。

土地家屋調査士の仕事は、ただデスクワークだけしていれば良いものではありません。

クライアントと打ち合わせをしたり、現地調査では隣接地の住民と境界について交渉をしなければならないなど、人とのコミュニケーションが問われるものです。

近年では、きめ細かな打ち合わせができるという理由で、女性の土地家屋調査士の方も活躍しています。

4-2.地図・土地・建物を見るのが好きな人

次に挙げられるのは、地図や土地、建物などを見るのが好きな人です。

土地家屋調査士の仕事の基本は、土地について調査をすることですから、他業種に比べて圧倒的に地図や不動産を見ることが多くなります。

そのため、地図などの図面を見ても、すんなり理解できるような人でないと務まらないでしょう。

4-3.自分の名前を残したい人

自分の名前を残してみたい人も向いていると言えます。

土地分筆登記申請の際には地積測量図という図面を法務局に提出しますが、それには作成者として土地家屋調査士の名前が記載されるからです。

この図面は法務局に半永久的に保存されるため、自分の名前が今後何十年も残っていくことになります。

その分責任も大きいですが、自分の名前が何十年も保存されていくことを考えると、非常にやりがいを感じられる仕事であると言えるでしょう。

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5.土地家屋調査士の仕事はなくなる?飽和してる?【将来性】

5.土地家屋調査士の仕事はなくなる?飽和してる?【将来性】

時代の流れとともに職種も移り変わっていくものですが、土地家屋調査士の仕事はなくなることはないのでしょうか。

ここでは、将来性について解説をしていきます。

5-1.少子高齢化で減少の可能性はあるが無くなることはない

実のところ、土地家屋調査士の資格取得者は増えてきているので、業界全体としては飽和状態であるとも言えます。

そのため、独立すれば誰でも稼げるというような甘い世界ではありません。

昨今では、日本最難関資格の弁護士ですら仕事がない人がいる現実もあります。これからの時代は、自分で仕事を作っていく営業力がなければ、経営を維持していくのは難しいでしょう。

また、少子高齢化で、住宅の需要が縮小していくのではという懸念も巷ではありますが、減少の可能性はあるものの、全く無くなることはありません。

逆に、ビジネスマンとしての自覚と、コミュニケーション能力さえあれば、きちんと勝てる業界であるとも言えます。

ロクな経験を積んでいない同業者が多いので競争に勝ちやすい礼儀を知らない横柄な同業者が多い/40歳(男性)”

同業者のレベルが低いので、稼ぎやすい/42歳(男性)”

出典:【職種】土地家屋調査士が明かす仕事の本音

5-2.年収は一般サラリーマンの平均より高い

土地家屋調査士の年収は、一般サラリーマンの平均年収より高いのも良い点です。

年収は20代では400~500万円、30代では550~650万円、40代では700~800万円、50代以降は850万円程度とされています。

日本のサラリーマンの平均年収が約440万ほどですから、年収は良い方と言えるでしょう。

5-3.その他スキルで差別化もおすすめ

スキルアップをすることにより、他の土地家屋調査士との差別化をしていくこともおすすめです。

例えば、ドローンを活用して業務を効率化させるのも有効的でしょう。近年では、土地家屋調査士や測量士の仕事ではドローンが活用されており、仕事の効率化を向上させています。

目新しさもありますから、より多くの仕事を受注できる可能性が広がって行くでしょう。

ドローンは測量にも向いているため、新スキルとして身につければ、競合他社との差別化が期待できます。

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6.「土地家屋調査士 仕事 きつい」のまとめ

土地家屋調査士の仕事はきつい?将来性は?仕事内容や試験概要も詳しく解説!【田舎ではなくなる?】

今回は、土地家屋調査士の仕事内容や受験の概要、向いているタイプなどについて、詳しく解説をしてみました。

土地家屋調査士は、土地の境界をめぐって近隣住民同士がトラブルにならないよう、法の下できっちりと目印をつけるのが使命です。

目印である境界標などを設けることにより、相続の際に世代が変わっても安心して土地を所有することが出来ます。

土地家屋調査士など、不動産に関連した職種をお探しの方は、宅建Jobエージェントまで、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

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