不動産営業はきつい?激務・ブラック企業が多い5つの理由

「不動産営業はきつい」と言われますが、本当なのでしょうか?

不動産業界の離職率は15.9%で、「宿泊業・サービス業(28.6%)」「生活関連サービス・娯楽業(21.5%)」「サービス業(20.0%)」に次いで4番目に高い数字となっています。

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これは不動産業界全体の離職率です。中でも、不動産営業はより離職率が高いと考えられます。大手企業ではなく、中小零細企業ほど、その傾向は強いです。

では、どうして不動産の営業は「きつい」と言われてしまうのでしょうか?本日は、その理由を図解で1から分かりやすく丁寧に解説していきます。

出典:「産業別の離職率」厚生労働省

この記事を読むと分かること
  1. 不動産営業がきついと言われる理由
  2. 不動産営業の仕事内容
  3. 不動産営業が向いている人

1.不動産営業がきついと言われる5つの理由

不動産営業がきついと言われる5つの理由

不動産営業が、きついと言われる理由は何なのでしょうか?ここでは、具体的な5つの理由を解説します。

1-1.営業ノルマがある

不動産営業マンには、ノルマがあります

しかし、そもそも不動産は、そんな簡単に売れるものではありません。不動産は金額が大きい分、失敗しないようお客さんも真剣に情報収集し、財布の紐も堅いからです。

難易度が高い営業にも関わらず、ノルマ未達成が続くと、

  • 上司に詰められる
  • 自己都合の退職に追い込まれる
  • 会社に居づらくなる

など、精神的にきついデメリットが待ち受けています。ストレスを貯めてしまうと、うつ病、適応障害、パニック障害など、その後の人生に悪い影響を与える病気になる可能性もあります。

また、営業ノルマは、今回達成したからといって、次回ストックされることはありません。常に、毎日が、新しいスタートなので、ノルマ達成のプレッシャーから逃れることは不可能です。

1-2.給料が安定しない

不動産営業マンは、給料が安定しません

年収を決めるのは、賞与・売上に応じたインセンティブだからです。売上が大きい月は給料も高いですが、成果が上げられなければ給料は、基本給のみです。

インセンティブの額が大きい会社ほど、基本給は安く設定される傾向にあり、子育てなど毎月かかる支出が一定ラインを超えることが分かっている方にとっては、不安材料になります。

「お客さんが札束に見えてからがスタート!」というジョークがありますが、家族を養うために安定的に稼ぐには、それくらいの覚悟が必要かもしれません。

1-3.休日はお客さん次第

不動産営業マンの休日はお客さん次第です。

契約希望のお客さんが「土曜日の午後22時しか空いていません」と言うのであれば、スケジュールを調整するしか選択肢がないからです。

また、定時、残業という概念が当てはめにくいため、長時間労働になりがちです。特に、繁忙期の1~3月、9~11月は、その傾向が強くなります。

仕事とプライベートをきっちり分けて仕事をしたい人は、注意が必要です。

1-4.飛び込み営業がある

不動産営業マンには、扱う不動産にもよりますが、飛び込み営業があります

全く知らない人の家に押しかけたところで、ほとんどの人は話を聞いてくれません。それどころか「二度と来るな!」「警察を呼ぶぞ!」と、迷惑業者扱いされることさえあります。

100件回って数件成果が上がるかどうかという難しい営業手段にも関わらず、成果を出さす会社に戻ると「何で成果が出ないんだ!」「給料泥棒!」と上司から詰められることもあります。

上司からは詰められ、お客さんからは嫌われるため、精神的なストレスは溜まる一方です。

1-5.嘘をつかなければいけない

不動産の営業マンは、時として、嘘をつかなければいけない場合があります。

そもそも、本当に良い物件であれば、お客さんの方から問い合わせが来るとも考えられます。つまり、営業しなければならない物件は、こちらから話を持っていかなければ買ってもらえない「訳あり物件」だとも言えるのです。

本当はおすすめ出来ない物件でも「この物件は、○○だからオススメです!」と、自分に嘘をついて売ることは、精神的にきついです。

※この問題に関しては、商品をおすすめできるまで魅力を考え抜くというコツもあります。詳しくは、こちらの記事「不動産営業のコツは9つ!成果を出す必須知識を紹介【賃貸・売買】」をご覧ください。

2.きつい不動産営業の仕事内容

不動産営業の仕事内容とは?アポ取りから商談、契約締結まで

不動産営業の仕事とは、お客さん(個人・法人)に営業をかけて契約締結することを指します。

営業のステップは、次の3つに分けることができます。

  1. アポ取り
  2. 商談
  3. 契約締結(アフターフォロー)

ただし、不動産営業の仕事内容は「販売」と「仲介」、そして物件の用途や種類によって、細かく別れています。

※細かい仕事内容の違いについては、こちらの記事「不動産営業の仕事内容とは?売買と賃貸の違い・年収・メリットを紹介」で詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

不動産営業の種類 物件の用途 物件種類
販売
  • 投資用
  • 事業用
  • 居住用
  • マンション(新築・中古)
  • アパート(新築・中古)
  • 一戸建て(新築・中古)
  • オフィス
  • 土地
  • 店舗など
仲介

2-1.不動産営業のきつい仕事内容ランキングTOP3【売買>賃貸】

きついと呼ばれる不動産営業の仕事の中でも、1番きついのは何でしょうか?

ランキングで、表現してみました。

  1. 投資用マンションの販売営業(売買)
  2. 土地活用の提案営業(売買)
  3. 投資用マンションの仲介営業(売買)

まず「売買」と「賃貸」では、売買の方がきついです。そのためTOP3には「賃貸」は入っていません。

さきほど紹介した「飛び込み営業」は、売買に多いからです。そして、売買の中でも、投資用マンション、土地、分譲マンションなどはきついです。金額が大きく、買主も気軽に買わないからです。

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3.きつい不動産営業に向いてる人【3つの特徴】

きつい不動産営業に向いている人【3つの特徴】

では、「きつい!」と言われる不動産営業に向いている人など、いるのでしょうか?

ここでは、不動産営業だからこそ輝く、3つの特徴を紹介します。

3-1.独立など明確な目標がある人

「3年後に独立する!そのために不動産営業で3年間経験と実績を積む!」というような、明確な目標がある人は不動産営業に向きです。

目標があれば、例え今苦しくても、未来の成功に必要な試練だと捉えて、踏ん張ることができるからです。逆に、未来の目標が無い人にとっては、現在の苦しみは辛いという感情でしかなく、それ以上の意味を持ちません。

3-2.ストレス耐性が高い人

ストレス耐性が高い人は、不動産営業向きです。

特に、学生時代に体育会系の部活などで、常に叱咤激励された経験のある人は向いています。叱られることや、詰められることに耐性があるからです。私の知っている売上トップの不動産営業マンは、元キックボクシングの選手でした。

逆に、基本的に自宅が好きで人と関わることが苦手な人は絶対に向いていないので、淡い期待を持たないことが大切です。

3-3.とにかく稼ぎたい人

職種を問わず、とにかく稼ぎたい人も不動産営業向きです。

自分の実力次第で、一般的な企業では稼げないような金額を稼ぐことができるからです。

そして、不動産の営業は、学歴がない人、未経験からでも働くことが出来るので、今の自分には何もないけど、やる気がだけは満々!という方にもチャンスが大きいです。

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4.不動産営業はきつい?についての情報まとめ

不動産営業はきつい?激務・ブラック企業が多い5つの理由

以上、「不動産はきつい?」についての情報を紹介しました!

まとめると、決して甘い世界ではないが「お金を稼ぎたい!」という、明確な目標がある方にはオススメ!という内容でした。

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