賃貸不動産経営管理士は独学でも合格できる?テキストの使い方も解説
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「賃貸不動産経営管理士」試験に、「独学」で合格するのは可能なのでしょうか?
「どんな人が独学で受かるの?」
「勉強時間はどのくらい必要?」
「独学の方法は?費用は?」
「独学ならば時間にも融通が利きそうだし、お金もかからなそうだから受けてみようかな?」という人も多いかと思います。「気軽に始めてみよう」というフットワークも大事ですよね?
ということで、「賃貸不動産経営管理士」の独学について見ていきましょう。独学でなく資格予備校通学を考えている人も勉強法の参考になりますので、最後までお読みください
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目次
1.賃貸不動産経営管理士試験の難易度は?独学で合格できる?
結論から申し上げれば、独学での合格は可能です。ただし、それなりの前提はあり、
- 「正しい勉強法」のツボは外していない。
- 資格試験慣れしている。
- 実務経験がある。
などの要素が独学向きのポイントになります。試験内容は公式テキストの枠から出るものではありませんし、過去問も参考にして試験対策をとることができるため、独学でも「雲をつかむ」ような状態にはなりようがありません。
実務経験に関しては、取引の現場でバリバリ営業していた人よりも、賃借人のお世話や建物維持の事務方を務めた人が有利だったりもしますし、チャンスの幅広い資格です。
ただし、以下の点は今後注意が必要です。賃貸不動産経営管理士は国家試験化の検討が進んでおり、それにともなってか、ここ数年の試験は受験者増・合格率は50%から36%、29%まで下がりました。(昨年は31%)
今後さらに問題が難しくなる可能性も高いので、多角的な試験対策が求められてくる可能性もあります。 試験の歴史が浅い分、「見たことない問題」も出やすい状況にあります。
とは言うものの、このことはあなただけでなく全受験者に課せられる状況なので、悩んでもあまり意味はないですし、「独学不利」というわけでもありません。
賃貸不動産経営管理士は国家資格にいつなる?ならない?変更後の影響も解説
2.賃貸不動産経営管理士合格に必要な勉強時間【宅建との比較】
賃貸不動産経営管理士の試験合格に要する勉強時間はだいたい100時間〜150時間と言われています。(前述のような人それぞれの経験値で、必要な勉強時間はこの50時間以上に、かなりの幅があると思われますし、この目安は出題内容の難化でじわじわ増えると思われます。)
この150時間を、勉強の開始時期別に1日あたりに割ったのが下記の表です。
1年間: | 毎日25分 |
---|---|
6ヶ月間: | 毎日50分 |
3ヶ月間: | 毎日1時間40分 |
1ヶ月間: | 毎日5時間 |
この表で言えば、少し余裕をもって毎日50分程度の勉強時間設定となる、6か月前の学習開始が現実的なところではないでしょうか?このくらいのペースなら、平日足りない時間を週末に補うにも安心です。
中には短期間、たとえば3日間10時間を集中して勉強して合格した人もいますが、既に宅建やFPを持っている人、不動産経験者の体験なので、初学者や実務の経験のない人はあまり参考にしない方がよいでしょう。
「短時間に独学で集中して勉強して合格した!」というのは、その努力や学習効率への工夫、集中力など、尊敬されることだと思います。
しかし、賃貸不動産経営管理士は賃貸のスペシャリストを名乗るような資格です。ギリギリの勉強・知識で合格したとしても、あとあとそれが実務に障るような状況は、避けなければならないのは言うまでもありません。
独学や初学で合格率を上げる方法として、「賃貸不動産経営管理士講習」を受けて、試験の5問免除を受けるという方法があります。
これは自宅学習と講習受講によって試験の得点のうち5問が自動的に正解になるものです。確実に合格をものにするには、5問免除講習を受けることをおすすめします。
賃貸不動産経営管理士の講習とは?5問免除・申し込み方法も解説
3.賃貸不動産経営管理士の独学におすすめのテキスト
冒頭の「正しい勉強のツボ」に通じるのですが、独学する上で大事な要素は、
- 最初に全範囲を把握する
- 自分の弱点を探して繰り返し潰す
- 本番形式の試験に慣れておく
などがあります。これらにおすすめのテキストをご紹介します。
3-1.みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の教科書 2022年度 TAC賃貸不動産経営管理士講座
TACが独学者・初学者専用に開発したフルカラーテキスト。
短期間学習で合格水準の知識が身につく工夫多数。項目が細かく分かれ、スキマ時間でも学習しやすい。民法改正に完全対応、本試験50問化に向けて解説も対応しています。
3-2.2022年版 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答
【独学者・初学者専用に開発したフルカラーの教科書。短期間で合格水準の知識がしっかり身につく工夫が満載! 】
★多くの受験生の合格をサポートしてきたTAC出版「みんなが欲しかった! 」シリーズ「賃貸不動産経営管理士」がグレードアップ★
一問一答だから速習まとめ、スキマ学習にも最適。(旧書名:イチから身につく賃貸不動産経営管理士合格のトリセツ)
このテキストと、セットの過去問集で筆者(宅建持ち・実務経験あり)は100時間勉強ほどで独学合格しました。
3-3.令和4(2022)年度版 賃貸不動産管理の知識と実務〈賃貸不動産経営管理士公式テキスト〉
5問免除の講習にも使われる公式テキスト(受講は必ず最新版のテキストを準備してください)。
ここからすべてが出題されます。量が凄いのでまとめ学習には不向き。
「令和4年度賃貸不動産経営管理士試験」に完全対応。賃貸不動産経営管理士試験を受験するうえで必要な知識の習得はもちろんのこと、賃貸不動産管理業務の実務書としても最適の内容。
4.賃貸不動産経営管理士の独学の勉強方法
では、独学で押さえておくべき勉強法のツボは、どんなものでしょうか?
4-1.過去問を解く
資格試験勉強の基本・王道は過去問を何度も解くことです。
実際の試験を解くことで、本試験の出題形式に慣れることができ、傾向と対策も分かってきます。不動産の予備知識があったり、受験慣れしている人は、いきなり過去問を解いていくほどです。
6年分250問の過去問を収録・法改正&公式テキスト改訂4版に完全対応。1問ごとの見開き完結型で掲載。ABCの重要度表記で効率よく学習できます。
賃貸不動産経営管理士の過去問おすすめを紹介!問題集との使い分けも解説
4-2.テキストを読む
実務未経験・初学者などでまず何も知識が無い場合はマンガ仕立ての入門テキストや、前述の公式テキストを読むのも良いでしょう。(公式テキストは相当なヴォリュームなので、読み方のぺース配分などに工夫が必要です。)
特に「過去問を見ても、何が何だかサッパリ分からない」という人は、まずはテキスト読みがおススメです。基礎知識・全体像を得ることが出来て、問題集を解く基礎が作れます。
4-3.予想問題集を解く
国家資格化に伴い試験が難化してきますし、令和2年試験より出題数50・解答時間2時間と増える関係上、過去問を解いても対応できない部分が出てきます。
出典:国家資格化を見据え、賃貸不動産経営管理士試験の出題数と試験時間を変更(賃貸不動産経営管理士・公式)
予想問題を解くことで、新しくなった試験にも対応することができます。
模試3回分。新制度対応! =2時間50問形式 新試験制度導入に伴い、増加する試験問題10問分のテーマ予想。さらに、全3回分の模試で予想したテーマに沿って予想問題を出題。
4-4.通信講座で学ぶ
通信講座は手ごろな価格で自分のペースで勉強できる点、独学の強い味方になります。講座によっては独学に欠けがちな「本番慣れ」「集団の中の位置確認」を模試コンテンツで補うことも可能です。
従来の資格講座とは違い、スマートフォンやPC、タブレットを使い、スキマ時間を使って効率的に学習。
現在、無料の初回講座に加えて、短期合格セミナー「失敗しない賃貸不動産経営管理士 合格法5つのルール」を配信中。
5.「賃貸不動産経営管理士試験 独学」のまとめ
以上、「賃貸不動産経営管理士 独学」というテーマで解説をしました。独学成功の可能性や方法などについて自分なりの理解をいただけたでしょうか?
賃貸不動産経営管理士資格は賃貸管理・経営について正しい知識とモラルを持った人材を育成・認定するためのものです。
目的は試験に合格するだけでなく、身につけた知識を活かして仕事に取り組むことが大きいので、実務の前にしっかり勉強しておきましょう!
- 「賃貸不動産経営管理士」試験は、独学で合格の可能性あり。
- 独学は資格試験慣れ・実務経験・5問免除があると有利。
- 独学の基本は過去問・予想問題集の苦手克服・難化対応の3つ。
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