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不動産鑑定士になるには大学卒業必須?合格率・勉強時間・実務修習の必要性を解説

「不動産鑑定士」は不動産系の資格で最も難易度が高く、登録するまでの実務修習にも時間がかかると言われています。

「不動産鑑定士はどうやってなるの?」
「なるのは大変そう・・・」
「試験の内容は
?」

「大変」と一言で言っても、登録するまでどんなことをするのか、何が必要か分からないと、考える事もできませんよね。

ということで、「不動産鑑定士」になるにはについて見ていきましょう。受験を考えている人、迷っている人もぜひ最後までお読みください。

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1.不動産鑑定士になるには?【資格試験から働くまでの流れ】

1.不動産鑑定士になるには?【資格試験から働くまでの流れ】

簡単に言いますと、2段階の試験に合格し、実務修習を終えて、登録して国土交通大臣の確認を受けて、初めてなることができます。(もちろん、その後に勤務先を決め、クライアントと接触して、初めて仕事が始まります)

受験資格に学歴など特別な規定はなく、誰でも受験が可能なので、10代から受験は可能で、資格を取りたいと思えば、誰でも可能です。

鑑定士のカリキュラムがある大学や専門学校はありますが、それらの卒業は条件ではありません。

ですが、「弁護士」「公認会計士」と並ぶ三大国家資格と言われているくらい、難しく狭き門なので決して簡単になれるわけではありません。

テストでは知識の量(単答試験で登場する法令は40以上)だけではなく、論文を通して文章能力も問われ(論文の文字数は2000〜3000文字)、試験合格後の実務修習では、13種の物件において調査の能力プレゼン力も要求ます。

合格・登録までに一筋縄ではいかない勉強量と経験蓄積が求められます。

1-1.試験内容

短答式試験 マークシート方式による択一式試験
1日間 500点満点試験科目:
行政法規鑑定評価理論
論文式試験 科目別の筆記試験
3日間 700点満点試験科目:
民法・経済学・会計学・鑑定評価理論(論文・演習)

試験時間・科目のヴォリュームからして、難関資格を物語っていますね。

1-2.実務修習内容

講義 不動産の鑑定評価業務の実務知識講義。「eラーニング」での受講が可能となった。講義後に確認テストに合格すると、その科目は修了。
基本演習 基本演習は、鑑定評価報告書を作成する一連の流れを実践形式で演習。10日間の演習~指定期日までに鑑定評価報告書を作成・提出、それを元に単元認定を審査。
実地演習 実在の不動産を題材として、鑑定士の指導の下で鑑定報告書を作成。期間内に計13件の物件を調査、評価書を作成し、単元認定が行われる。実務経験が一定以上ある人については、一部課程が免除。
修了考査 「口述考査」「記述考査」の2形式で実施され、合格率は例年85%前後で、不合格者は再試験

残りは最後の仕上げ、登録だけです。

1-3.登録

登録手続

【必要書類】

  1. 履歴書
  2. 証書の写し(次の(ア)から(ウ)までのいずれか)
    (ア)不動産鑑定士試験第三次試験の合格証書
    (イ)不動産鑑定士試験の合格証書及び実務修習の修了証
    (ウ)不動産鑑定士試験第二次試験の合格証書及び実務修習の修了証
  3. 登記がされていないことの証明書(成年被後見人、被保佐人の登記がない旨)
  4. 身分証明書(成年被後見人・被保佐人とみなされる者、破産者でない旨)
  5. 誓約書(法第16条第4号[禁錮以上の刑に処せられた者]に該当しない旨)
  6. 誓約書もしくは証明書(法第16条第5号に係る公務員でないことの証明等)
  7. 住民票の抄本もしくはそれに代わる書面


【登録にかかる費用】

手数料 6万円

ここまでのプロセスが完了したら、不動産鑑定士が一人誕生します。

2.不動産鑑定士になるには?【役立つ知識と経験】

2.不動産鑑定士になるには?【役立つ知識と経験】

どのような人が不動産鑑定士になるとよいのでしょう?

建築学、住居学などを高校、大学で学んでいる人は、入り口として抵抗感なく試験勉強の世界に入っていける可能性が高いです。

また、不動産業界、建設業界、金融業界などで実務経験がある人も、今まで培った経験を試験や、鑑定士の実務に活かしていけるのが強みとなるでしょう。

出題範囲には会計学など、数字に関するものが多いので、数学が得意だと良いとされ、実際に微分計算、連立方程式、あるいは、面積を求める計算問題が出題されます。

受験資格はないため、文系でも会計学、経済学等をしっかり勉強すればチャンスはあります。

試験範囲が広くて覚えることが多いこと、出来れば試験勉強だけをやる時期を設けた方がよいこと、実務修習からは平日にかなりな時間を割く必要があることから、大学生のうちに受験・実務修習に挑むことをおすすめします。

不動産鑑定士 学生受験が有利な理由

  • 頭が柔らかいうちに理解・暗記ができる
  • 「働かずに勉強だけ」の時期があると合格有利
  • 実務修習は月に2~3日は平日に時間をとられる

3.不動産鑑定士になるには?【向いている人】

3.不動産鑑定士になるには?【向いている人】

3-1.金融・建築など専門知識がある人

既に現在ある知識を、鑑定士の実務にも活かしやすく、したがって当然試験にも有利です。

鑑定士に転身するばかりでなく、これまでの業種を続ける中で、専門分野として正規の不動産鑑定を追加できるというキャリアアップもできます。

試験についてですが、特に弁護士資格、公認会計士、実務経験によって試験内容が一部免除され、合格のハードルが下がります。

3-2.不動産について見たり聞いたりするのが好きな人

不動産鑑定が仕事なので、街づくりや土地建物の資産価値や投資、経済と不動産のつながりに関心のある人は、勉強に力が入るでしょう。

3-3.宅建を持っている人

宅建士や、不動産実務経験のある人が多数受験することは言うまでもありません。

日本の不動産の大部分の取引価格を決めているのは宅建士やベテラン営業マンです。そこで、これまでとはちょっと違うキャリアを積みたい、正式な鑑定手腕を学んでステップアップしたいと考えには、鑑定士資格はチャンスとなるでしょう。

※不動産関連資格の難易度比較については、下記の記事もぜひご覧ください。

不動産資格の難易度は?取得したら稼げる?転職に役立つ?【宅建のコスパが良い理由】

3-4.独立・開業したい人

サラリーマンとして鑑定士をしている間は収入面や働き方を思い通りにするのは難しいでしょう。

しかし独立開業するなどで自分で仕事を確保して折衝できるようになれば、自分の裁量で、仕事内容、収入、労働時間など、「自由」に働くこともできてくるであろうと思います。

※不動産業界の独立開業については、下記の記事もぜひご覧ください。

不動産業界の独立開業に資格は必要?儲かる?失敗する人の特徴も紹介

4.「不動産鑑定士 なるには」のまとめ

以上、「不動産鑑定士 なるには」というテーマで解説をしました。試験内容から修了考査までの流れ、適性など、参考になったでしょうか?

確かに不動産鑑定士はかなりの難関で、取得して実務を開始するまでにも、相応の時間がかかります。

そして人生他にも色んな大事なことがあり、自分にとって「そこまで頑張って取る価値はあるの?」という問いも生まれるはずです。

しかしまずは、それだけのハードルを越えることで身につく知識と自信は、あなたの人生から終生奪われることはないわけで、その価値を自分なりに測ってみることが、「よし受けよう!」の始まりかも知れませんね。

あなたの健闘をお祈りします!

「不動産鑑定士 なるには」 本記事のポイント
  • 「不動産鑑定士」は試験と実務修習を終え、登録して実務ができる。
  • 「不動産鑑定士」は不動産・建築・財務などの実務経験が有利。
  • 宅建士や独立開業希望のキャリアアップにも向く。

不動産鑑定士に合格してキャリアアップしたい方へ

もし、この記事を読んだあなたが

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