マンション管理士のおすすめ問題集・テキスト紹介【2022年・独学・過去問】
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マンション管理士試験の試験勉強に使うテキスト、どんなものがいいか悩みますね。
「どんな種類の教材が必要?」
「どうやって選べばいいの?」
「どんな風に使い分けるの?」
通信講座や予備校通学の場合、支給される教材の補助的のものを探せばいいですが、独学の場合は、一から自分で選ばなければなりません。
指定教材がある場合でも、使い方を分かっていないと、効率のいい勉強は難しいんです。
今回はマンション管理士資格の教材選びと使い方について、問題集選びを中心に解説します。最初の教材選びが勝負を分けますので、ぜひ最後までお読みください!
- マンション管理士の教材の分類
- マンション管理士の教材の選び方
- テキスト・問題集を活用する方法
目次
1.マンション管理士試験に合格する問題集の選び方【最短1発合格】
資格試験では、合格のために問題集の選び方が最重要と言っても過言ではありません。
特にマンション管理士は、合格率が低く難易度が高い試験である要因として、初学者が知らない分野の学習でテキストになじめないで、学習がうまく進まない傾向があります。
ですので、必要な教材のセオリーを確認したうえで、実績があって、かつ自分に合ったものを探して選ぶ必要があるのです。
1-1.必要な教材の種類
試験勉強に必要な教材は、大きく以下に分類されます。用途もそれぞれ違い、目的に応じて使い分けて学習を進めていきます。
種類 | 目的・使い方 |
---|---|
テキスト | 学習と暗記(インプット作業)
網羅型のぶ厚いものと、マンガ等で簡単なものに分けられる。 さっと通し読み ⇒ 学習範囲の構成把握 ⇒ 不明点を調べる ⇒ 重要事項にアンダーライン、付箋 ⇒ 以降速読の通読を繰り返す。 |
問題集 | 記憶の確認作業(アウトプット作業)
1問1答・過去問・予想問題の3種類あり。 過去問で出題形式・ひっかけ問題に慣れる(繰り返し行う) ⇒ 間違った部分を残し、反復しながら潰して減らしていく。予想問題も同様。 |
学習アプリ・用語集 | 通勤・通学時等のスキマ時間の有効活用
1問1答(問題肢の正誤)や単語の意味単位で細かく反復し、記憶を定着させる。 |
この他、必要に応じて、
- 直前まとめ用の暗記ノートや暗記カード(自作を含む)
- 模試(会場受験・通信)
- 参考書:『マンション管理の知識』(マンション管理センター)
- 法令集(六法)
などもあります。
暗記カード・暗記ノート、学習アプリ、1問1答集などは予備校通学者も、自分に合ったものを準備した方がいい場合があります。
参考書の「マンション管理の知識」は、試験主催者の「マンション管理センター」が発行する、「マンション管理士」の業務を詳細網羅したもので、参考書に適していると推す人は多いです。
これと六法は時間に余裕があるか、勉強が仕上がった後に細かい部分を詰めたい人・分からない部分の法令を細かく参照したい人向きです。
マンション管理士の仕事を詳細網羅解説。もともとは実務の参考向きで、試験対策用ではありません。
1-2.最新であるかも重要
「マンション管理士」の試験内容は、法改正などに合わせて新問題が登場し、日々アップデートするため、古いテキストを使うのは危険です。
法改正部分は必ず出題されます。古いテキストで点を取り損ねるのは非常にもったいないです。常に最新のものを用意するようにしましょう。
また、今年=2020年版と銘打たれていても、法改正に関連して細かい訂正情報が出版元より通知されている場合がありますので、ホームページで確認するのもいいでしょう。
2020年試験に関係する法改正は民法改正の用語・過去問正答変更対応が中心です。
1-3.信頼できる出版元かどうか
予備校や通信教育教材なら「合格実績」「運営年数」、出版社制作なら「運営年数」などをチェックするのも良いです。
長きにわたって編集された教材はデータが蓄積されて、解説内容やレイアウトなどに反映されているのが強みです。
1-4.口コミは良いかどうか
ネット通販サイトなどの口コミに目を通しましょう。不自然に大絶賛していたり、悪意ある酷評でない限り、実際に使った人の口コミは信頼性が高く、参考になることが沢山あります。
1-5.自分に合った問題集とは?
その問題集の何を見れば、自分に合っているか判断できるでしょう?チェックポイントは一つではありません。
- 解説の内容
- 表組みなどの見やすさ
- 文字の大きさ
- 設問と解答の行き来のしやすさ
- 持ち運びと内容ボリュームのバランス
これらを確認します。
問題集は持ち運びは重要です。(逆にテキストはある程度ヴォリューム重視で選ばないと、物足りない結果になることがあります)
ネットの通販サイトは沢山比較したり口コミのチェックには便利なのですが、これら「自分に合っているか」を確認するのは、書店などで実際に手に取ってみるのが一番です。
2.マンション管理士試験に合格する問題集
問題集としては以下をおススメします。自分に合っているかなど、確認してみてください!
「Wマスター マンション管理士 直前予想問題集 2020年 (Wマスターシリーズ) 」(マンション管理士試験研究会)
直前予想の名前の通り、試験が近い時期に模試のように「実力試し」で解く用途に使えます。本番と同形式3回分=過去問3年分、150問600肢を収録。
マンション管理士試験○×式一問一答問題集 近藤孝之
今までの勉強のまとめ、整理整頓をしたい時に役立つ1問1答問題集。択一式の各分野を150問収録。一問一答形式で知識を整理できます。通勤通学の車内や、ちょっとした空き時間にも。
マンション管理士 一問一答セレクト1000 2020年度 TACマンション管理士講座
過去19年分(H13年度~直近の令和元年度)の本試験問題から頻出・重要1000肢を厳選、使いやすい見開き○×式で収録。基礎力アップと論点の短期間攻略に。
3.マンション管理士試験の過去問題集は無料公開されている!
どんな試験でも最重要なのは「過去問」をしっかり攻略できるかどうかです。「全勉強時間の6割強を過去問の勉強に費やすのが良い」という意見が多いですね。
過去問を7割正解できるようになって、合格ラインが見えてくるというのがひとつの目安となります。
5割解答できるようになってからは、時間と戦いながら、じっくりと間違える箇所を繰り返しやり直すことで合格ラインに近づくしかありません。
「マンション管理士」試験の過去問と回答は、公益財団法人マンション管理センターの公式サイトで無料公開されており、いつでもだれでもダウンロードすることが可能です。
正答もありますが、解説はありませんのでテキストやネット上の資格予備校サイトの解説を参考にしてください。
4.マンション管理士の問題集の他に基本テキストも忘れなく!
問題集と同時に、基本テキストを選びましょう。
テキストと問題集は「同じ著者でセットになっているものが構造上連動していることが多く、覚えたことをアウトプットして定着させるうえで合理的で、都合が良い」という意見もあります。
しかし最も大事なのは、「自分に合っていて使いやすく、覚えやすいか」です。以下の基本テキストを参考にして選んでみてください。
2020年版 ユーキャンのマンション管理士・管理業務主任者 はじめてレッスン【全科目がサクッとわかる入門書】
おなじみ通信教育・ユーキャンの市販テキスト。やさしい文章&たっぷりのイラストで初学者にも入りやすい。短期間で資格の概要や、試験の全体像を把握するのに適しています。
マンション管理士・管理業務主任者 総合テキスト (上) 民法/区分所有法等 2020年度 TACマンション管理士・管理業務主任者講座
資格予備校TACの市販版テキスト。必須知識を「TAC合格メソッド」にもとづき集約してまとめた「総合テキスト」シリーズ全3冊のうちの上巻・「民法/区分所有法等」編。
2020年版出る順管理業務主任者・マンション管理士 合格テキスト【持ち運びやすい3分冊セパレート
資格予備校LECの市販テキスト。持ち運びに便利なセパレート3分冊。管業・マン管 ダブル受験対応。基本的な知識から、応用的な論点までしっかり学べる。3冊そろえるとちょっと高価になります。
5.「マンション管理士 問題集」のまとめ
以上、「マンション管理士 問題集」というテーマで解説をしました。「資格を取る」ということは、「資格を仕事や就職に活かす」以外に「その分野の勉強をして、仕事ができるようになる」という目的があります。
「マンション管理士」の場合は後者のウエイトが結構大きくなります。
「付け焼刃でギリギリ受かる」より、しっかり知識を身につけて、現場で頼りになる「マンション管理士」を目指しましょう。問題集やテキストは、その入り口でもあります。
- 「マンション管理士」の問題集・テキストえらびは合格を左右する大事な問題!
- 「マンション管理士」の問題集・テキストえらびは目的・信頼度・自分に合うかがポイントになる。
- テキストの通しができてきたら、過去問をしっかりやって「できない部分」をアウトプット!
マンション管理士に合格してキャリアアップしたい方へ
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