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管理業務主任者と宅建の同時受験は可能?難易度は違う?1つ選ぶならどっちかも解説!

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不動産関連の資格は、ダブル、トリプル取得で就業後のメリットが大きくなり、また、受験もしやすくなっています。

具体的には、「管理業務主任者」試験と、「宅建」「マンション管理士」などです。中には、日程的には可能なため同じ年に2つ、3つと受験する人もいます。

「宅建と管理業務主任者は同時に受験できる?」
「ダブル受験の効率的な勉強法は?」
「どちらかとるならどっちがいい?」

管理業務主任者と宅建で難易度の差も、学習内容の違いもあるので、そこをどう折り合いをつけながら知識を深め、合格を狙うかが重要です。

ということで、「管理業務主任者」と「宅建士」のダブル合格について解説します。

監修者棚田健大郎

この記事・サイトの監修者

棚田 健大郎

保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有

不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数10万人以上。

監修者棚田健大郎

この記事・サイトの監修者

棚田 健大郎

保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有

不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数10万人以上。

1.管理業務主任者と宅建の難易度の違いは?【比較】

1.管理業務主任者と宅建の難易度の違いは?【比較】

管理業務主任者の合格率は約20%、対して宅建は15%です。

一般的にも管理業務主任者のほうが簡単だと言われています。マンション管理士の合格率は8%~9%なので、更に管理業務主任者の方が簡単ということになります。

しかし、資格ごとに問題の難易度に差はあっても、重要なのは、同じ不動産系の資格であり「出題範囲が非常にカブる」という点です。

年度 管理業務主任者 宅建
令和3年度
(宅建は2回実施)
19.4% 17.9%
15.6%
令和2年度
(宅建は2回実施)
22.2% 17.6%
13.1%
令和元年度 23.2% 17.0%
平成30年度 21.7% 15.6%
平成29年度 21.7% 15.6%
平成28年度 22.5% 15.4%
平成27年度 23.8% 15.4%

2.管理業務主任者と宅建はダブル受験のメリット【同時は可能?】

2.管理業務主任者と宅建はダブル受験のメリット【同時は可能?】

管理業務主任者と宅建をダブル受験することは可能です。また、実は多くのメリットがあるのです。

社会人としてフルタイムで働いている人など、時間がとれない場合はそれなりの工夫をするか、その年はどちらかに絞るのが楽とも言えます。

しかし逆に「1年に二つ受験した方が、知識を忘れず新鮮なうちに活かして合格できる」という声もあります。

ではダブル受験のメリットを見てゆきましょう。

2-1.勉強しやすい

管理業務主任者の合格には約300時間の勉強が必要になると言われていますが、試験範囲が30%~40%前後重なるため、より少ない勉強時間で合格することが可能になります。

以下、出題の共通点をご覧ください。

宅建士 管理業務主任者
民法 10問 8~12問
宅建業法 20問 1~2問
区分所有法 1問 2~9問
不動産登記法 1問 0~1問
建築基準法 2問 3~4問
都市計画法 2問
土地・建物 各1問 1~2問

以上のような重複具合でもお分かりのように、「同時に宅建も受けるのだから、プラス400時間で、合計700時間の勉強が必要!」ではないという意味です。これは大きなメリットですね。

管理業務主任者と宅建は約45日ほどの違いと試験日も近く、年間での試験準備のスケジュールが立てやすいという事も言えます。

例えば「宅建で全体像・基礎を確立して、宅建の本番のあとに管理業務主任者の仕上げに取り組む」という戦略です。

2-2.試験形態もそっくり

以下のように、本番の試験の形態もそっくりなのです。

宅建士 管理業務主任者
出題形式 四肢択一 四肢択一
解答形式 マークシート マークシート
設問数 50問 50問
試験時間 2時間(13時~15時) 2時間(13時~15時)
合格基準点 35点 35点

上記の点がすべて、共通です。これは試験準備上も、本番への慣れという意味でも、大きいと言えるでしょう。

2-3.就職・転職に有利になる

宅建があるだけでも宅建に関係する各種業種の就職・転職に有利なのですが、他の資格もあるとより強みになってきます。

保持資格が増えるとまず「つぶしが効く」ようになると思われがちですが、それだけではありません。既存の専門分野が深まる効果もあります。

たとえば、宅建保持者が管理業務主任者の勉強をするとマンション関連の知識は確実に深まります。とくに区分所有法関係や建物の構造・維持に関しての補完効果は大きいでしょう。

宅建の実務上、「マンションの建て替えは住民8割賛成」などは漠然と覚えていますが、こまかい管理組合規定や設備維持のことはあまり関係しないのが実情ですので、その学習メリットは大きくなります。

また、初就業でも「ダブル取得」は意欲とガッツの証明となります。

※こちら「宅建と管理業務主任者の勉強を並行して合格、再就職も決定!」は、実際に合格して就職に有利に働いた人のお話です。

宅建士の就職有利度については以下の記事もぜひ参考にしてください。

宅建は就職に有利!取得をおすすめする3つの理由や平均年収等を紹介

3.管理業務主任者と宅建1つ選ぶならどっち?

3.管理業務主任者と宅建1つ選ぶならどっち?

「就職にあたって、限られた時間で合格したい」などの場合で、どちらか1つの資格取得を選ぶのなら、宅建の方をおすすめします。

まず、資格手当がついて、独占業務があり、一定数の資格者を置く必要がある点では、管理商務主任者も宅建も同じです。

しかし「管理業務主任者」の求人と、「宅建」の求人を件数で比較すればはっきりすると思いますが、ニーズの絶対数が多いのは宅建です。転職への有利さは宅建優位ということです。

また、後述しますが、のちに「やはり管理業務主任者を受験する」となった場合にも宅建の勉強経験が先にあった方が役立つのです。

もちろんマンション管理系に進みたいという明確な目的があるなら、管理業務主任者を受けるのが正解です。

「管理業務主任者」は現状ではマンション管理士に比べても、企業で求められるので就職口がニーズとしてあり、老朽マンションや高齢居住者の増加によって、今後そのニーズはますます増えます。

宅建所持の転職についてはこちらの記事もぜひご覧ください。

宅建は転職に有利!40代までなら未経験可能な理由と転職先を紹介!

4.管理業務主任者と宅建のダブル受験のための勉強方法

4.管理業務主任者と宅建のダブル受験のための勉強方法

4-1.出題科目と出題傾向の「違い」に着目する

ここまでは2つの試験の共通点を中心に書きましたが、ダブル受験では「何が違って、どう勉強して対策をすればよいのか」が重要になってきます。

学習計画を立てる上で、そこは事前に対策を練る必要があります。

※過去に「宅建・管理業務主任者」同時受験に合格した行政書士さんのお話です。「まず宅建をしっかりやる。権利関係と区分所有を丁寧に。それから管理業務主任者の勉強でも両方受かる!」の論旨。説得力があります。

4-2.スクール・通信講座を利用する

「さすがに独学でダブル受験は不安」という人はスクールや通信講座を利用して、相談やカリキュラムを利用するのも手段の1つです。

「マン管と管理業務主任者」「マン管と宅建」同時受験については、下記の記事もぜひ参考にご覧ください。

マンション管理士と管理業務主任者ダブル受験は可能?難易度・おすすめテキストを解説

マンション管理士と宅建士の違いは?合格率・難易度・同時に勉強は可能か解説【比較】

5.「管理業務主任者 宅建」のまとめ

管理業務主任者と宅建の同時受験は可能?難易度は違う?1つ選ぶならどっちかも解説!

以上、「管理業務主任者 宅建」というテーマで解説をしました。ダブル受験のメリットや、学習の流れを理解いただけたでしょうか?

「2兎を追うもの1兎も得ず」ということわざはありますが、試験準備の効率が良く、就職に有利で、実務上での知識も深まるというのなら、検討してみる価値は大いにありそうです。

「この方法は自分に向いてないな」と思えば、2年にわたって受験すればよいのですし。

「管理業務主任者 合格点」 本記事のポイント
  • 「管理業務主任者」「宅建士」ダブル受験は可能で、メリットも多数ある。
  • ダブル受験は試験準備の効率が良く、就職に有利で、実務上での知識も深まる。
  • どちらかだけ受けるならまず「宅建士」
  • 受験準備はまず「宅建士」中心で次に「管理業務主任者」に着手する。

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