第二新卒でも不動産業界へ就職・転職は可能?新卒との比較も解説!
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「第二新卒」とは一般的に、一度就職した後、おもに3年程度など数年以内に離職して転職活動を行なう人のことを指しています。
厚生労働省が調査した「若年者雇用を取り巻く現状」では、新卒者の採用枠で既卒者(卒業後2~3年以内)を受け入れる事業所は2010年には12%でしたが、その後は急速に増えて半数以上となりました。*1
このように第二新卒は、新卒枠と同等の条件で入りやすい状況です。
この記事では、第二新卒でも不動産業界に就職・転職できるのかについて詳しく解説をしていきます。
第二新卒でこれから不動産業界にチャレンジしてみたい人は、ぜひ参考にしてください。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.第二新卒でも不動産業界へ就職・転職できる?
第二新卒でも、不動産業界であれば就職も転職も、もちろんチャンスが豊富にあります!
三井不動産など、大手企業であってもチャンスがあるため、どんどん応募してみるとよいでしょう。*2
三井不動産ではキャリア採用の応募資格として、「大学卒業後または大学院(修士課程)修了後の就業経験満4年以上の方」と規定しています。
しかし、「あくまでも目安であり、ご応募の絶対条件ではありません。」とも記載されているので、その人の能力次第では第二新卒でも採用されるチャンスは十分にあると考えられます。
出典:*2 キャリハイ転職「第二新卒で三井不動産への転職は可能? 選考方法や成功のポイントを徹底解説!」
1-1.新卒より有利?不利?
一般的には新卒の方が有利な業界が多く、新卒枠でしか新入社員を採用しない企業も少なくありません。
しかし、不動産業界はそもそも学歴などを重視しない傾向にあるので、有利も不利もあまり関係ないといえます。
ただ、あまり関係ないとは言え、企業によって多少の違いがあるのも事実です。
第二新卒が新卒より有利である点は以下の3つがあげられます。
- 新卒に比べて教育コストがかからない
- 即戦力になりやすい
- 新卒者より仕事を覚えるのが早い
第二新卒は、すでに社会人としての経験があり、前の会社で研修など社員教育を受けています。
そのため、社会人としてのマナーなど基本的な事柄を一から教える必要がないため、企業にとってはコスパが良いといえます。
また、営業など実務経験があるため、同じ職種の場合は即戦力として使えるのも有利な点です。
仕事の流れなどを覚えるのも新卒より速い傾向があるので、社会人としての経験は数年程度であっても、柔軟性があるため企業からは期待されるでしょう。
2.第二新卒には不動産営業がオススメな理由【就職・転職】
若さと熱意があふれる第二新卒には、エネルギッシュな不動産営業が向いています。
ここでは、第二新卒には不動産営業がオススメな理由についてご紹介をしましょう。
2-1.「経験」より「やる気」が重視される
そもそも不動産業界は、経験よりもやる気が重視される傾向があります。
20代の転職者は、これからの将来性を買われるため、入社してからの成長を期待されています。
入社した後に宅建など不動産関連の資格を取得するように勧められたり、業務に関する専門的な研修を受けたりするので、未経験でも問題になることはありません。
2-2.未経験からでも高年収を目指すことができる
一般的に日本企業では年功序列の意識が強いため、新卒を逃すと若いうちから高年収を稼ぐことは難しい傾向があります。
しかし、不動産業界は実力主義の業界のため、未経験でも若い世代が高年収を目指すことは十分可能です。
不動産営業の給与体系は、インセンティブ制度を採用している会社が多く、個人の実績を「プラスαの報酬」というスタイルで評価し、給与やボーナスに反映させます。
したがって、実績さえ上げれば、20代でも年収1,000万円以上稼ぐことが夢ではありません。
2-3.昇進のチャンスがある
不動産業界は実力主義の会社が多く、給与と同じように、成果を上げれば上げただけ昇進するチャンスもあります。
オープンハウスの例では、年齢に関係なく成果を上げた社員を評価する制度があり、昇格のチャンスが多く、20代の管理職の割合が76%と高い水準です。*3
他の不動産会社でも基本的に「年齢に関係なく実力次第」という傾向があるため、不動産業界は「若いうちから出世してバリバリ稼ぎたい」という20代におすすめします。
出典:*3 オープンハウス「20代で不動産業界へ転職。第二新卒に不動産営業がおすすめな理由とは」
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不動産営業は未経験も転職可能!仕事内容や役立つ資格、志望動機の書き方も詳しく解説
3.【第二新卒】不動産営業でオススメなのは売買?賃貸?
不動産営業の仕事を選ぶ際に、迷う業種が「売買」と「賃貸」です。
ちなみに、事務なども無理ではありませんが、難易度で言うと営業が1番入りやすいといえ、売買・賃貸を問わずに営業職は入りやすいといえます。
ここでは、売買と賃貸の違いについて解説をしましょう。
3-1.とにかく稼ぎたいなら「売買」
不動産営業でとにかく稼ぎたいなら、ズバリ「売買」がオススメです!
ノルマや過酷な営業スタイルがあり、厳しい面もありますが、大きく稼げるのは売買といえます。
たとえば、大東建託株式会社の場合、想定年収が360万円~750万円の求人が募集されています。
大東建託株式会社の求人はこちら!
不動産ジョブ「大東建託の不動産求人/転職情報」
年収は売上次第で、一般的な新卒の年収程度しか稼げない場合もありますが、実力さえあれば1,000万円以上など、青天井で稼げるのが魅力です。
賃貸でもインセンティブ制度がありますが、売買の場合は1件の取引金額が何千万円など高額なため、インセンティブが高くなります。
不動産の売買営業の求人はこちら!
不動産ジョブ「売買営業の不動産求人/転職情報」
一方、賃貸は一般的な住居の仲介の場合、1件の取引金額がそれほど多くはありません。
したがって、高年収を狙うならば、「売買」の営業を選ぶほうが得策といえます。
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3-2.まず経験を積みたいなら「賃貸」
第二新卒で未経験の場合、まず不動産業界での経験を積みたいのならば、「賃貸」の営業がオススメです!
賃貸でも、オフィス仲介や高級マンション賃貸であれば1件の取引金額が高いため、十分稼ぐことができるといえます。
ただ、一般的な住宅の賃貸営業の場合は1件の取引金額が低いため、それほど高い給与は見込めない可能性もあります。
売買と違い、テレアポや飛び込みなどハードな営業スタイルではないため、落ち着いた環境で不動産営業としてのキャリアを築いていきたい人に向いているでしょう。
高額な不動産の賃貸仲介を扱っている会社ならば、賃貸でも年収700万円を超える社員も存在します。
不動産の賃貸営業の求人はこちら!
宅建「賃貸営業の不動産求人/転職情報」
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4.第二新卒から不動産業界に就職するには?
第二新卒の人は、「何らかの理由で就職できなかった」「就職できたけど早期に辞めてしまった」という事情を抱えている人も少なくありません。
能力はありながらも、正しい会社選びができていなかった可能性が高いので、転職エージェントを使うのがオススメです。
4-1.なぜ、転職エージェントがオススメなのか?
新卒採用枠で応募する場合は大手の新卒採用サイト等を利用して、自分自身で決めた人が多いでしょう。
自分の判断で決めるのも悪くありませんが、第二新卒の就活では、より一層、戦略的に会社選びをする必要があります。
転職エージェントならば、プロのキャリアアドバイザーが、その人の適性や希望に合った会社選びをしてくれるので、プロの視点で選び抜いた企業を紹介してくれます。
また、一般には公開されていない企業の情報等も把握しているので、ブラック企業かどうかの判断がしやすいのも大きなメリットです。
第二新卒で入社する場合は転職に慎重にならざるを得ません。
転職エージェントならば、きちんとした企業を紹介してもらえるうえに、転職に関してのアドバイスもバッチリ受けられます。
4-2.代表的な転職エージェント7選
代表的な転職エージェントを表にまとめましたのでご参考にしてください。
特化型(不動産) | 総合型 | |
---|---|---|
転職エージェント | ・宅建Jobエージェント ・不動産キャリアエージェント ・不動産&建設転職エージェント |
・リクルートエージェント ・マイナビエージェント ・doda ・パソナキャリア |
転職エージェントは特化型と総合型に分かれており、最初から「不動産業界」と決めている人は、特化型から探したほうが効率よく求人を選べます。
上記の転職エージェントについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も併せてお読みください!
不動産業界の転職エージェントおすすめ8選【2022年最新版】
5.「第二新卒 不動産」のまとめ
今回は、第二新卒で不動産業界に入る場合の情報について詳しく解説をしました。
第二新卒は20代という、若さとエネルギーにあふれた世代です。エネルギッシュな人材を必要とする不動産業界では、ぜひとも欲しい人材といえるでしょう。
実力次第では1,000万円以上などの高収入を稼げる不動産業界に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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