宅建の勉強におすすめ過去問アプリ(有料・無料)を紹介!【2025年決定版】
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宅建学習といえば、従来ならテキストを使って勉強したり、宅建スクールで授業に参加したりという方法が主流でした。
ところが最近では「スマホアプリ」を使って勉強するという方法も次第に広まっています。
いざ探してみると、無料のアプリがある反面、有料のアプリもあり、どれを使ったらいいのか迷ってしまう人も少なくないはずです。「そもそもアプリを使った学習は効果があるの?」と疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、宅建アプリの効果や活用法、選ぶコツやおすすめアプリを解説します。宅建合格に向けて、ぜひ役立ててください。
1.宅建アプリだけで合格できる?
宅建アプリは、スマホを使って宅建の勉強ができるというものです。
会社までの通勤時間を利用したり、日常のちょっとした空き時間でもスマホで手軽に勉強できると人気が集まっています。
しかし、宅建アプリは宅建学習のためにどれくらい役立つのでしょうか。宅建アプリだけで合格できるのか、どうしたら効果を最大化できるのかを見ていきましょう。
1-1.宅建アプリだけで合格するのは難しい
結論からすると、宅建アプリだけで合格を勝ち取るのは至難の業です。
宅建の合格率を見てみると、過去10年間にわたって15%~17%という状況が続いています。25~30万人前後が申し込み、そのうち合格するのがわずか3万人台という狭き門です。
これだけの難関資格ですから、テキストをしっかりと熟読し、問題集を何度も解くという作業が必要です。スマホの小さな画面を使って指先でチャチャッと操作をするだけでは、合格に必要な学習が充分にできるとは言えません。
1-2.宅建アプリは補助教材として効果抜群
では、どうして宅建アプリが人気を集めているかと言えば、宅建学習の補助教材として有益だからです。
宅建学習の王道は「テキスト+問題集」です。テキストを使って学習し、学んだ知識が定着しているかを確認するために問題集をこなします。間違えた問題があれば、またテキストを見返して学習します。宅建学習は、その繰り返しだと言ってもよいでしょう。
宅建アプリは、その「問題集」として機能します。本の問題集の場合、机に向かい、一定の時間を確保して取り組む必要があります。しかしアプリなら電車内でも歩きながらでもスキマ時間で操作が可能です。日頃なかなかまとまった時間が取れないという人にとっては、とても便利なツールです。
宅建アプリは知識の定着を確認するための補助教材として、効果抜群なのです。
1-3.アプリ学習が向いている場面は?
宅建アプリは補助教材として使うのがおすすめですが、どのような画面で使うのがよいのでしょうか。
まずはスキマ時間です。ちょっとした移動時間や、休憩時間、次の約束が始まるまでの待ち時間を利用するという方法です。
「そんな短い時間でも効果はあるの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、短く思えるスキマ時間も、積み重ねれば意外と長い時間になるものです。
アプリなら、テキストや問題集とは異なりスキマ時間でも対応できます。スキマの時間をコツコツ積みあげていけば、相当な学習量になるはずです。
1-4.アプリ学習ならではのメリットも
テキストや問題集とは異なるメリットとして、宅建アプリにはもうひとつ優れた点があります。
それは、デジタル技術を使った学習管理が可能だということです。
多くの宅建アプリには、学習の進捗管理や問題の正解率などがわかりやすく表示される機能がついています。たとえば回答結果を分析することで、得意分野や苦手分野が抽出できます。すると「苦手分野に該当する問題だけを集中的にこなす」といったことも可能です。
テキストと問題集だけを使った学習では、得意分野と苦手分野の分析をするのに時間がかかります。しかしアプリなら一発です。
2.宅建アプリを選ぶときのコツ
宅建アプリにはさまざまな種類があります。
どれを使えば補助教材として活用できそうか、困ってしまう人も多いのではないでしょうか。そこで「選ぶためのコツ」をご紹介します。
2-1.最新の法令に対応できているか
宅建の試験は、その年の4月1日現在の法令にもとづいて出題されます。
しかし宅建アプリの中には、古い法令の時につくられた問題が収録されているケースがあります。
宅建アプリを選ぶ時は、収録されている問題が「受験する年の4月1日現在の法令に準拠しているか」を確認してください。とくに2020年4月には民法の大改正がありました。民法は50問中14問を占める重要分野です。
もし学習テキストが最新法令に準拠していたとしても、アプリで出題される問題や解説が古い法令のままでは混乱してしまいます。また誤った理解のまま学習を進めてしまう危険性もあります。ぜひ注意しましょう。
2-2.収録されている内容がしっかりしているか
最新の法令に対応できていることに加え、もう一つ確かめておきたいのが「内容の信頼性」です。
たとえば、宅建に合格したばかりの個人が作成したような宅建アプリであれば、間違った内容が含まれていてもおかしくありません。
大手企業が作成しているものや、宅建の受験書を出している出版社が制作したアプリであれば、まず間違いはないでしょう。そうした企業のアプリであれば、もし途中で修正点が見つかった時も、バージョンアップがなされるはずです。
もし間違いを発見した場合でも、連絡をすればきちんと確認作業をしてくれるでしょう。誤字があったり選択肢にミスがあったりすると、それだけでも気になってしまいます。また誤った解説で覚えてしまうと、せっかくの勉強時間がもったいないです。この点もしっかり確認をしましょう。
2-3.有料アプリと無料アプリの違いは?
宅建アプリには有料のものと無料のものがあります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
無料アプリは「無料」がウリですが、画面に広告が表示されるため「使いにくい」という声があります。誤字があったり、解説にミスがあるというケース、旧法令の問題がそのまま収録されている等の問題もあり、注意しながら使う必要があります。
また、そもそも収録されている問題数が少なく、問題を追加したい場合は課金されるというアプリもあります。
有料アプリなら、有料版ならでは安心感があります。誤字脱字のチェックが行われていて、収録されている問題の数も豊富です。旧法令時代の過去問についても、アプリによっては最新法令に準拠するよう質問や解説の修正が行われています。回答した結果を分析できるなど、機能面でも充実しています。
有料アプリを使う場合、まずは無料お試しバージョンを使ってみることをおすすめします。無料お試しバージョンを使ってみて、もしメリットが実感できたら、有料版に移行するとよいでしょう。
2-4.おすすめは一問一答タイプ
宅建アプリは、過去に出題された過去問を解いていくという形式がほとんどです。
アプリによって種類はありますが、おすすめは「一問一答タイプ」を採用しているものです。
一問一答なら短時間で回答できますが、四択問題なら4つの問題をすべて解く必要があります。もし宅建アプリをスキマ時間で活用したいなら、より短時間で回答できる一問一答タイプが安心です。
四択問題の欠点は、一つ正解を見つけることができれば、他の選択肢をチェックしなくなりがちだということです。そうすると、得意な問題だけを解き、不得意な問題はスルーしてしまうということになりかねません。一問一答なら、それを防ぐことができます。
四択問題を攻略するということは、言い換えれば「一問一答を4問こなす」ということです。一問一答形式の問題に慣れてしまえば、本試験での四択問題も簡単に攻略することができるはずです。
3.宅建におすすめのスマホアプリ【iOS・android】
ここではおすすめの宅建アプリを4つご紹介します。
ほとんどが一問一答タイプです。無料のものと有料(一部課金)のものを揃えました。
一部課金のモデルも無料で使い始めることができます。ぜひ実際に使ってみて、自分にあったアプリを見つけてみてください。
3-1.宅建 過去問集 2024年版「スタケン」
・対応:iOS・android
・タイプ:一問一答
・価格:370円
宅建通信講座でお馴染み、法改正対応2021年版「スタケン宅建講座」過去問+予想模試スマートフォンアプリ。アプリでは10年分(約2,200問)の過去問を解くことができます。さらに住宅新報社の予想模試(50問)2回分を搭載しています。
ただ問題を解くだけではない、学習のモチベーション・学力向上の仕掛けを多数備えています。
受験者目線で開発された「宅建アプリ」の使い勝手をぜひ一度体感してください。学習進捗が見える化できる「分析機能・ランキング表示」で、苦手分野の洗い出しや、学習の進み具合の確認ができます。
その他、アプリの機能ほかの情報交換のための掲示板も準備されています。
▼ダウンロード
・iOSでダウンロード
・androidでダウンロード
3-2.宅建 過去問 2024:TripsLLC
・対応:iOS・android
・タイプ:一問一答(過去問)
・価格:無料
一問一答の問題数が宅建アプリの中で最大級と言われるのが「宅建 過去問 2021」です。過去10年分の問題が合計で3,377問も用意されています。これだけ多くの問題数でありながら、全てに解説がついています。
また一問一答だけでなく4択問題もあり、バランスよく学習することができます。これだけの数の問題をきっちりこなし、それぞれについて解説を熟読すれば、繰り返すうちに自然と点数はアップしていくことでしょう。
気になる問題についてはチェックを入れることができ、選択した問題だけを集めて復習するといったことも可能です。
「App Store」では約5,000近くの評価が集まり「色々な宅建アプリの中でも総合的にベスト」等、非常に高い評価が集まっています。無料ということもあり、気軽な気持ちで使い始めてみてはどうでしょうか。
▼ダウンロード
・iOSでダウンロード
・androidでダウンロード
3-3.「宅建士」過去問題《受験用》
・対応:iOS・android
・タイプ:四肢択一
・価格:無料(一部課金)
ダウンロード数の非常に多い人気アプリ。「気軽に使える」という声が多く寄せられます。過去21年分(平成12年〜令和2年)の試験から過去問題(4択問題)「652問」・正誤問題(一問一答)「2152問」の合計2804問を収録しています。
「※で過去の出題頻度を表し、このアプリで取り上げた問題から何度出題されたかの目安として、※4=4回などと表しています。
【アプリの構成】
・過去問題(4択問題)
・正誤問題(一問一答)
・参考資料
・暗記ノート(虫食い)
・成績表
・設定画面
【正誤問題】の難易度の設定は
・易
・普通(易+普)
・難(易+普+難)
とあり、出題意図としては合格を目指すうえで、普通(易+普)まで解答できるようになれば良く、難(易+普+難)は、余裕が出来てから挑戦すればよいとなっています。
▼ダウンロード
・iOSでダウンロード
・androidでダウンロード
過去にApp Store で「教育部門 売上第1位」獲得の実績あり。シリーズ累計ダウンロード333,000本突破。「クレームにも神対応」の声もあるなど、サポートも手厚いようです。
3-4.宅建士 SmartAI
・対応:iOS・android
・タイプ:一問一答
・価格:無料(テキスト代のみ)
TAC出版宅建士独学道場と一体となった問題演習ツールです。独学道場は、TAC出版人気市販テキストと宅建士講座の合格ノウハウを織り交ぜた学習サービスです。
通学予備校として名高いTACが、独学用に注力したもので、過去問本試験四肢択一形式:577問・過去問一問一答形式:2,226問を収録しています。
定番ベストセラー「2021年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集」(TAC出版)をアプリに移植。12年分の過去問題をベースにしています。
▼ダウンロード
・iOSでダウンロード
・androidでダウンロード
宅建士試験の名門「TAC」の過去問題演習アプリです。TAC出版書籍の過去問を12年分収録。近年のバージョンでランキング機能の実装と、フォントサイズ「特大」追加されています。
4.「宅建おすすめアプリ(有料・無料)紹介」まとめ
宅建学習のツールである「宅建アプリ」について、その効果や活用法、選ぶコツについて解説しました。また、たくさんの種類がある中で、おすすめのアプリを4つほどご紹介しました。
アプリを使って数多くの問題を繰り返し解いていけば、理解度も解答のスピードも自然と上がっていくはずです。また、回答結果が自動的に分析されて、得意分野と不得意分野が浮き彫りになるという点は、アプリならではの魅力と言えるのではないでしょうか。
宅建アプリだけで合格をつかむのは難しいでしょう。しかし宅建学習を強力に補助してくれるツールであることは間違いありません。
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