賃貸不動産経営管理士の過去問おすすめを紹介!問題集との使い分けも解説
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「賃貸不動産経営管理士」試験も、勉強法として他の資格試験同様「過去問攻略」は大事な要素です。
「過去問の学習法は?」
「おすすめの過去問集は?」
「電車内でできるアプリはある?」
「過去問だけで合格できるの?」
勉強の中での過去問のウエイトと、過去問の利用方法は気になりますね。資格試験が始めてならなおさらです。
過去問は「試験が問いたいこと」の凝縮されたものです。使い方が合格を左右する要素のひとつであることは間違いないでしょう。
ということで、「賃貸不動産経営管理士」の過去問について解説します。あなたなりの勉強方法確立の参考に、ぜひ最後までお読みください!
目次
1.賃貸不動産経営管理士試験の合格には過去問が必須
宅建など全ての資格試験に言えるのですが、試験の合格には過去問を解くことが必須と言って良いです。
過去問は本番試験との最大の接点であり、最も効率的な勉強法です。過去問を広く、繰り返しやる事によって、出題意図の傾向を無駄なく知ることができ、「自分がどこが弱いのか」も確認可能です。
1-1.過去問をダウンロード
過去問と回答は試験主催者サイト(一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会)で誰でもPDFでダウンロードし、利用することが可能です。ここで入手できるのは過去問と正答のみで、解答の根拠である解説はありません。
1-2.おススメの過去問集
みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の過去問題集 2022年度
●賃貸住宅管理業法(新法)等、最新の法改正に完全対応。●テーマ別「1問1見開き」で見やすく使いやすい。●左ページに問題、右ページに解答・解説の1問1見開き構成で、テンポ良く確認。●過去6年分の本試験問題を学習効率の高い分野別・テーマ別に収録。
『みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の教科書』と完全リンクしています。
※国家資格化・制度改正により、賃貸住宅管理業法部分を中心に新登場設問の多発も予想されます。予想問題を解くのも良いでしょう。
とことん学ぶ! 賃貸不動産経営管理士 直前予想問題集 2022年度版
●本番さながらの模擬問題で合格力を養成。●過去の出題分析と分野別攻略法、重要数字攻略ドリル付。●試験対策の総決算。
1-3.無料でも学習可能
解説付きの過去問もネットで無料で見ることができます。広告が出たりはしますが、ランダムに設問を抽出したり、いつ出題されたどのジャンルの問題か一目でわかる表示など、学習がはかどるための工夫がされています。
賃貸不動産経営管理士の過去問題集(過去問ナビ)
過去問ナビ
賃貸不動産経営管理士試験の過去問解説(賃貸不動産経営管理士.com)
賃貸不動産経営管理士.com(令和3年分は未収録)
1-4.アプリでも学習可能
スマホの表示に特化した過去問学習用アプリなら、通勤・通学他のスキマ時間に最も利用しやすいでしょう。1問1答式で何度も反復することで、記憶に定着しやすくなります。
過去問道場(賃貸管理士試験ドットコム)
アウトプット重視の学習方法で、賃貸管理士試験の短期合格を目指します。1問1答ですぐ解説が見られる仕組みは、繰り返しの学習に適しています。
賃貸管理士試験ドットコム
賃貸不動産経営管理士 合格コース[2022年度試験対応](studying)
合格に必要な知識を凝縮したオリジナルカリキュラム。無駄を省いて効率的に学ぶことができるため、最小限の努力で合格を目指したい方におすすめです。新法(賃貸不動産管理業法)にも対応。12,760円
スタディング 賃貸不動産経営管理士講座とは?
2.賃貸不動産経営管理士試験は過去問だけでは合格は無理?
結論から言いますと、賃貸不動産経営管理士試験の場合は、過去問の学習だけで合格するのは難しい要素が多いです。(絶対無理とは言い切れませんが)
2-1.まだ出る新問題
歴史を重ねて出題内容、「何問目はどんなジャンルの問題が出る」等ほぼ決まっている宅建士などの場合と違い、今後新問題や難問が出題される可能性の高い賃貸管理士試験は、過去問だけでなく予想問題から情報を得て、最新の傾向予測に備えるのが理想です。
とくに現在、2021年からの国家資格化・賃貸住宅管理業登録制度の改正などを受けて、過去問で正答が変更になっている例や、新設問の追加などが予想されます。
2-2.応用力をつけよう
また、賃貸不動産経営管理士試験はマークシート式なのに、正答肢数や組み合わせを問うたり、応用力や見識の下地が回答力になる要素があります。
回答力アップには住宅政策・賃貸住宅マーケットのニュースに関心を持ち、自分なりに「こんなふうになるな。なるといいな」というヴィジョンを持つのが有効なのですが、過去問だけではそれはできません。
2-3. 2021年から変わった試験内容
過去問が「本番に最も近い」問題集であることに変わりはありません。
しかし、2020年より本番試験の出題数が40問から50問に、解答時間は90分から120分に拡大され、さらに2021年からの国家資格化や法改正にともう制度変更で、今後これまでの過去問とは変わったフォーマットになります。
以上のような理由から、「過去問に賭ける!」というより、幅を持った学習方法をおススメします。
3.賃貸不動産経営管理士試験の過去問の使い方
初めての受験であればなお、過去問は基本参考書・予想問題と併用して学習しましょう。
2回目以降の受験でも、過去問だけではなく、「今後の傾向予測」には注意をして情報を集めましょう。
4.賃貸不動産経営管理士試験の過去問は何回いつから始めれば良い?
「過去問を徹底的にやる」と決めたら、ベストなのは過去12回分×40問か50問・すべての肢を完璧に解けるようになることです。これは相当な学力です。
ただ現実的にそのレベルに到達するのは時間もかかり、難しいでしょう。過去3年分から5年分を最低でも3回、できれば5回は繰り返したいところです。時間に余裕があればさらに過去3年まで遡って勉強すると良いでしょう。
最初は全問通し、最後には間違えた問題のみピックアップして解説もしっかり読み、弱点つぶしをします。
4-1.初めて過去問に入るとき
初学時でとっかかりの時期は、マンガなどでもかまわないので、ある程度学習範囲の概要が掴めた時点で過去問に着手するのが良いです。
いきなりは解けませんが、繰り返しの慣れで脳に徐々に定着し、学ぶ内容がどのように出題されるのかポイントを掴むことができるようになります。
5.賃貸不動産経営管理士試験の過去問を選ぶ際の注意点
5-1.必ず最新のものを選ぶ
前出のように出題範囲の法令で法改正があり、過去問の関連個所は用語が変わったり正答が変わったりしています。過去問を勉強する上でそこは必ず注意する必要があり、最新の解説で法改正等に対応したものを選ぶのは必須です。
5-2.回答が見開きになっているものを選ぶ
問題に対して見やすい、見開きや次ページですぐに回答解説が確認できるものがおススメです。必要なページを探している時間が無駄だからです。
5-3.手に取り自分が読みやすい本を選ぶ
書籍・Web・アプリ問わず、沢山ある中から自分が読みやすいと感じるものを選びましょう。レイアウトや色遣い、文字の大きさなどが学習効率を左右します。
どの過去問集も必ずサンプルで中が見られるようになっていますので、よく見て選びましょう。
また、過去問は「一問一答式」と「多肢選択式」の両方に慣れて学習するようにしましょう。
「一問一答式」は解く・確認するの繰り返しを効率よく沢山行うこと、「多肢選択式」は本番形式で問題を考えて解くことにそれぞれのメリットがあります。
6.「賃貸不動産経営管理士 過去問」のまとめ
以上、「賃貸不動産経営管理士 過去問」というテーマで解説をしました。過去問の重要性や利用方法について理解をいただけたでしょうか?
資格試験は世相、それに伴う法令の動きなどに連動して、少しづつですが内容は変わってゆきます。これまで試験として賃貸不動産専門の資格を問うものがなかったので、なおさらかと思います。
しかしあまり不安を募らせず、「大事なのはこれ!」と自信を持てるような学習ができたら理想ですね。そのためには「過去問」の反復は大事な要素だと思います。
- 「賃貸不動産経営管理士」試験に過去問の学習は不可欠
- 過去問の解説はテキスト・Web・アプリなど様々な手段があり、無料のものも。
- 過去問だけには集中せず、テキストや問題集他、幅広い学習を!
- 過去問の反復学習はスキマ時間の1問1答が有効。
- 過去問集は自分に合ったものを探そう
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