マンション管理士試験に模試は必要?おすすめ理由・メリットを解説【2024年最新】
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他の資格同様「マンション管理士」試験にも、専門学校など各社で沢山の模擬試験=「模試」が準備され、受けることができます。
「ダメダメ。メンタル弱いから、本番前に模試で悪い点数なんか見たら、立ち直れない!」
この考えはとても危険です。そしてもったいないです。
大丈夫。そのできない部分をつぶすのに、思うほど時間はかかりません。
「よかった。今気づいたから対策できて、合格の確率がアップできる!」
というふうに考えましょう。
実は「模試」には、様々なメリットがあります。模試を受けると、どんなメリットがあるのでしょう?また、模試にはどんな種類があるのでしょう?
ということで、「マンション管理士」の模試について解説します。模試を受けた経験のある人も、今後の参考にぜひ最後までお読みください!
- マンション管理士の模擬試験とは?受けるメリットは?
- マンション管理士でおススメの模試
- どんな人が模試を受けるべき?
- 受けた模試を本番に活かす方法
目次
1.マンション管理士試験の模試とは?
模試とは簡単に言えば「本番同様の環境と内容」で試験を受けて、実力を試すもの、ということになります。
毎年各資格試験スクールや通信講座の会社が開催しており、それぞれで日程は異なりますが、本試験の数ヶ月前からおこなわれるものです。あまり早い段階で実施しても、受験者の実力や問題予想上、意味がないためです。
1-1.模試の内容
各社が試験の傾向と対策を分析し尽くした「本番同様」「今年はこれが出る」という趣旨の出題がされます。この出題内容は法令改正や近年の傾向を反映したもので、それを受けることにも価値があります。
主催者によっては模試内容が本番試験で的中した実績をセールスポイントにしています。
受験方法は会場受験と、自宅での受験を選ぶことが出来ます。時間などに制限のある人は自宅受験、本番の雰囲気を体験したい人は会場受験を選ぶとよいでしょう。
1-2.費用
スクールや受験形式にもよりますが4,000円〜1万円が目安です。
価格には問題作成以外に会場費や、結果のコンピュータ分析費用が含まれている場合があります。また、答練や解説との組み合わせで複数コースある場合があります。
2.マンション管理士試験の模試を受けるメリット
模試を受けるメリットは、大きく言って以下の3つです。
2-1.本番同様の環境で受験可能
実際に本番同様の環境で(あるいは自宅で近い条件で)模試を受けてみると、時間配分などを体験して、身体で理解することができます。テキスト読みや、1問1答の暗記学習だけではこの体験はできません。
試験会場で行う本番の試験は、いままでの勉強の環境と違った独特の雰囲気があり、それに呑まれやすい人は、焦りや緊張で充分に実力を発揮し損ねる場合もあります。
それをなるべく防ぐこと、本番のセオリー同様に簡単な設問から解いていく時間配分などの練習をすることが、模試の目的のひとつです。
2-2.客観的な実力を知ることが出来る
比較的勉強が進んできたところで、模試の結果を結果を見て自分の位置=通学している講座や全国での順位、得意分野・苦手分野などを知ることができます。
模試は最新の情報を元にしたテストなので、アップデートできていなかった点などを客観的に向きあえます。
答練などで実力に自信のある人は実力試し・順位確認で最終仕上げに活かし、合格ラインまでまだ届かない人は「何が欠けているか」を客観的に分析しましょう。
2-3.弱点補強の材料にする
普段からアウトプット学習=1問1答などで「できない箇所探し」は行ってきているでしょうが、模試は過去問ではなく予想問題です。「今年出そうな」問題から自分の弱点をあぶり出して潰しましょう。
マンション管理士試験は「上位何名」ではなく、「上位何点」の合格ラインを目指します。その安心ラインはふだんの実力換算で「37点」と言われています。
そのような形であれ、37点を目指すのに足りない点数はどこから稼ぐのか・どこが不足なのかを模試で確認するのです。
※模試を受けるメリットについては、こちらの記事もぜひご覧ください(宅建)
宅建の模試は必要?おすすめする試験を紹介【2024年最新版】
3.マンション管理士試験のオススメ模試【一発合格を目指そう】
マンション管理士の模試の中で、合格実績の高い主催者の実施する代表的なものを、オススメとしてご紹介します。全国で受けられるものもあります。参考にしてみてください。
模試と言っても様々なタイプがあるので、自分に合ったものはどれなのかを検討してみましょう。申し込み締め切り等の詳細は各リンク先で確認してください。
※2023年度試験の情報です。
3-1.資格の学校 TAC
名称 | 受験方法 | 日程 | 価格 |
---|---|---|---|
マンション管理士 全国公開模試 |
会場受験 自宅受験 |
会場受験 2023年11月11日(土) 自宅受験(提出必着) 2023年11月10日(金) |
4,400円 |
全国20会場で実施。自宅受験も可能です。模試内容が本試験でもズバリ的中箇所多数。成績表はWebで確認できます。会場模試は定員に達した場合、申込締切日前に締切りとなります。
3-2.生涯学習のユーキャン
名称 | 受験方法 | 日程 | 価格 |
---|---|---|---|
マンション管理士 試験対策全国統一 直前模擬試験 |
自宅受験 | 自宅受験(提出) 2023年10月20日(水) |
6,900円 |
本試験を徹底分析して作成。問題レベルや出題傾向をつかめます。近年の法改正・判例にも対応。模試結果は独自のコンピュータ解析診断で合格に向けた学習アドバイスなどを受けられます。
マンション管理士・管理業務主任者試験対策 全国統一直前模擬試験(ユーキャン)
3-3.LEC東京リーガルマインド
名称 | 受験方法 | 日程 | 価格 |
---|---|---|---|
マンション管理士 全国公開模擬試験 |
会場受験 自宅受験 |
会場受験(会場による) 2023年9月30日(土)~ 自宅受験(答案提出期限) 第1回:2023年10月13日(金) 第2回:2023年10月27日(金) |
2,420円~ |
出題予想を踏まえたオリジナル問題。個人成績表、総合成績表を利用してご自身の本試験対策の完成度を最終確認し、本試験までの残された時間で総仕上げに。Web解説とDVD解説が選択可能です。
2023年合格目標:マンション管理士 全国公開模擬試験 -マンション管理士-LEC オンラインショップ
4.マンション管理士の模試受験は必要?【見極め方】
とはいっても、「全員が模試を受けなければならない!受けるほどいい!」というわけではありません。
費用もかかることですし、「どのタイミングで、どんなタイプの模試を、何回受けてみるか」自分自身で検討して決める必要があります。
4-1.模試の受験をおすすめする方
〇本番同様の環境で受験したい方
〇これまで受験などで落ちてきた方、本番に弱い方
このほか、資格試験の経験の浅い方も含まれる場合があるでしょう。
4-2.受験する必要がない方
〇法科系の資格試験に慣れている方
〇本番に強い方
これらの人は模試を受ける必要性が薄いかも知れません。
5.マンション管理士の模試結果を活かす方法
模試で間違えた点、不得意で正答率の低かった科目、時間がかかった点を確認して、弱点潰しを行います。本番では間違えないようにするための対策です。
まずは模試の解答・解説を元に復習を行います。模試で正解できていた肢も、あやふやなものは正答の理屈=「なぜそうなるか」を検討し直し、時間が足りない場合はその部分を丸暗記して対応しましょう。
そして分析結果で不得意という判定が出た科目については、点が取れそうな項目から暗記の再確認を行います。
「大丈夫。まだ時間はある。」と自分に言い聞かせましょう。本番1週間前だったとしても、プラス1点2点を狙える弱点潰しはできますよ!
6.「マンション管理士 模試」のまとめ
以上、「マンション管理士 模試」というテーマで解説をしました。模試を受ける意味や利用方法を理解いただけたでしょうか?
資格試験対策もまさに、「敵を知り、おのれを知る」のが大事だということを実感しますよね。
「マンション管理士」の資格を実務に活かす場合、対人関係など知識だけでは対応できない要素は色々とありますが、まずは模試や本番の試験を借りて、どれだけの実力を身につけられたかが、資格を行使する上での大きな自信につながると思います。
- 「マンション管理士」の模試の価値は、実力試しよりも自分の位置・弱点を知ること!
- 模試を利用して本番の雰囲気や解くペースを体験し、身につける。
- 模試は様々なタイプから自分に合ったものを探そう。
- 模試は本番までの仕上げの実力アップに活用しよう。
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