株式会社ミニミニは、東京都港区港南に本社を置く不動産仲介業の会社です。

「お部屋探しはミニミニで～」のCMでご存じの方も多いのではないでしょうか？

賃貸仲介で有名ですが、売買や土地活用賃貸など住まいに関するさまざまな分野を手掛けています。

この記事ではミニミニの「平均年収」「福利厚生」「転職をオススメする人のタイプ」などについて詳しく解説をします。

これからミニミニで働くことを検討している方は、ご参考にしてください。

1.ミニミニの平均年収

近年におけるミニミニの平均年収は461万円です。*1

年収範囲は300万円〜750万円台となっていますが、300～400万円台の層が多く見られます。

不動産業界のため、個人の実力次第で年収は大きく変わり、入社1年目でも1回のボーナスで100万円をもらえることもあります。

このように、ミニミニでは成果を上げればボーナスに反映されるので高収入になります。

しかし、少ない店舗に配属された場合は年収が低くなる可能性もあり、配属先によって年収に大きく違いがあるのが実情です。

出典：*1　open work「株式会社ミニミニ」

1-1.競合他社との違い

ミニミニの競合他社として、賃貸仲介業を中心として活躍している「ハウスメイト」「東建コーポレーション」との2社と年収を比較してみましょう。

• ハウスメイトショップ（平均年収：463万円）*2
• 東建コーポレーション（平均年収：514万円）*3

ハウスメイトショップは、ハウスメイトグループの企業です。

おもにアパート、マンション、店舗事務所、駐車場等の仲介業務をしており、全国に97店舗を展開しています。

ハウスメイトグループは同族会社ということもあり、不動産業界にしては社風が穏やかなのが特徴です。年功序列制があるため、年々給料は上がる傾向があります。

東建コーポレーションは、土地活用で知られている不動産会社です。

住設建材総合メーカーの「ナスラック（株）」を傘下に置き、多角的な経営を行っています。

賃貸仲介では「ホームメイト」のショップを全国的に展開しており、来店不要のオンライン仲介も手掛けています。

良くも悪くも成績が全ての会社であり、年齢に関係なく実力のある社員が高く評価されるシステムです。

実績を示せない社員はどんどん年収が下がる傾向があり、メンタルが強くないと生き残っていくことは難しいといえます。

東建コーポレーションへの転職にご興味のある方は、こちらの記事もご覧ください！

東建コーポレーションへの転職難易度は？面接対策・離職率・年収など解説！

出典：*2・3　open work「株式会社ミニミニ」

2.ミニミニの平均年収の内訳・仕組み

ここでは、ミニミニの賞与や各種手当、福利厚生などについて解説をします。

2-1.賞与

ミニミニの賞与・歩合は年2回です。

半年間でどのくらい契約できたかによって、ボーナスが決まる完全歩合制になります。

契約件数が多ければ支給されるボーナスも多くなるため、頑張って働くことにより高収入を得られるシステムです。

2-2.各種手当・福利厚生

ミニミニの各種手当・福利厚生は以下の通りです。（ルームアドバイザー：中途採用）

年1回（4月）昇給・昇格のチャンスがあり、歩合は年2回（4月・10月）支給されます。

再雇用制度があるため、退職した労働者の希望次第で、企業が新たに労働契約を結ぶことが可能です。

福利厚生制度も充実しており、結婚祝金や出産育児祝金などが支給されます。団体生命保険も全額会社が負担してくれるため、いざというときの保障も安心です。

各種手当	内容
昇給／昇格	年1回（4月）
歩合	年2回（4月・10月）
社会保険	完備（雇用・健康・労災・厚生年金）
交通費	上限3万円／月
宅地建物取引士手当	2万円／月
その他	再雇用制度あり 各種キャンペーン報奨金
福利厚生	結婚祝金 出産育児祝金（1人目3万円、2人目以降1万円） 健康診断※年1回実施 団体生命保険※全額会社負担 ベネフィットワン インフルエンザ予防接種代負担

出典）株式会社ミニミニ「ルームアドバイザー（賃貸仲介営業）」

3.ミニミニの年収に関する口コミ

ここでは、ミニミニの年収に関する口コミを3つご紹介します。

新卒入社の女性営業の口コミでは、営業職ならば「そこそこの年収はもらえる」会社とされています。

ただし、3年以上になると一定の成績をあげなければボーナスはないという厳しい現実があるようです。完全に実力で評価され、やる気がある人は伸びる会社といえます。

次長クラスの男性社員の口コミでは、年収は毎年成績によって大きく変動するとされています。

つまり、成績が悪ければ役職も降格してしまうのです。成績次第で役職や月給が下がってしまう制度に変わったため、高いモチベーションを維持できない社員は居場所がなくなってしまいます。

配属先によって昇給できるかどうかが決まってしまうという、仲介営業の男性社員の口コミも存在します。

成績を上げるには接客するお客様が多くなければなりません。首都圏エリアなど来客数が多い店舗ならばお客様の方からどんどん来店してくれますが、地方など来客数が少ない店舗では思うように接客ができません。

来客数が多い店舗にはポテンシャルの高い社員が多いので、日頃から自分のスキルを磨き、主力店舗に配属されることを目指しましょう。

4.ミニミニへの転職をオススメする人

ここではミニミニへの転職をオススメする人のタイプについて解説をしましょう。

4-1.東海地区の有名企業で働きたい人【地元で働きたい】

ミニミニの記念すべき第1号店は、愛知県名古屋市の店舗から始まりました。

そこから全国展開を手掛け、会社が大きく成長したという歴史があります。

現在も名古屋を始めとする東海地区に力を入れており、東海地区の有名企業で働きたい人にオススメの会社です。特に愛知県では仲介の不動産といえば、「ミニミニ」があげられます。

知名度がある会社で働くことができたら、お客さんも集まりやすく集客に苦労することはないでしょう。

以下のように、「東海地区での知名度がかなり高い」という口コミが多く見られます。

4-2.歩合でガンガン稼いでいきたい人

多くの口コミでも見られるように、ミニミニは「実力主義」の会社です。

社員の評価は「数字」によって決められるため、営業成績が優秀な社員ほど高収入を得られます。

したがって、多少ハードな働き方になるとしても、歩合でガンガン稼いでいきたい人にはぴったりです。自然とモチベーションの高い社員が多く集まります。

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5.「ミニミニ　平均年収」のまとめ

今回はミニミニの平均年収について詳しく解説をしました。

ミニミニは賃貸仲介を主力事業として、全国展開している有名な会社です。

特に名古屋を中心とする東海地区では「不動産仲介会社といえば、ミニミニ」と位置付けられるほど地元に定着しています。

全国展開している大手の不動産会社で、賃貸仲介の仕事にチャレンジしたい方は、ミニミニへの転職を検討されてはいかがでしょうか？

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