宅建一発合格には過去問が必須!問題の入手方法・使い方・注意点を解説。便利なアプリも紹介!
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「宅建試験の合格には過去問が必要不可欠だ」とよく聞くと思います。事実、合格者は漏れなく過去問で練習を積んでいます。
しかし、過去問をやったからと言って確実に合格できるとは言えません。
これはひとえに「過去問の活用の仕方」によって合格できる・できないが分かれるからです。
そこで、この記事では合格するための過去問の使い方・注意点などについて解説していきます。
記事を読むことで、より効率のいい勉強方法がわかり、勉強計画が立てやすくなります!!
- なぜ過去問の演習が必要か?
- 過去問タイプ別の使い方
- おススメの過去問集・アプリは?
1.宅建合格には過去問の演習は必須
ここでは、過去問をやる意義や使い時について解説していきます。
1.1 過去問で勉強する意義
過去問をやれ!とよく言われますが、過去問をやる意味はいったい何でしょうか。
一言で言えば「試験問題の傾向をつかむこと」です。
宅建試験の最重要科目である「宅建業法」は条文数80ほどですが、毎年20問、選択肢数にすると20問×4肢=80個の論点が出題されます。
毎年80個の選択肢を出題しなければいけないので、当然問われる内容は似通ったものにならざるを得ません。「権利関係」、「法令等の制限」も過去問を見る限り、似通った論点からしか出ていません。
宅建試験は、「宅建士として仕事をする上で知っておかなければいけない最低限の知識を問う」試験ですから、当然、試験内容は「不動産」に関することを聞かれます。
※ただし、2020年度からは民法改正の影響で、過去問が通用しない部分も出てくるかもしれませんので、過去問練習をするときは最新のテキスト・問題集で勉強するようにしましょう。
宅建の問題は民法改正の影響で難しくなる?過去問の正誤が変わる事例も解説!
1.2 過去問には使いどきが大きく3回ある
過去問の使い方も様々あるとは思いますが、以下のような使い方をするのがおススメです。
1.2.1 試験問題の雰囲気を知るため
初学者の方の場合は特にそうですが、まずどういう問題が出題されているのかを把握しないといけません。
テキストでインプットした後にやるアウトプットの教材として過去問を使用し、理解度の確認をしてみましょう
1.2.2 理解度を確かめる学習材料として
どういう問題が出題されているかを把握したら、次は理解度を深めるために活用します。
この段階が一番の頑張りどころです。具体的には、過去問の選択肢一つ一つを正確に判断できるまで繰り返し練習します。
わからなかったところはテキストに戻り再度解く。いかに「わからない選択肢を減らすか」が重要です。
1.2.3 試験当日と同じような条件を再現するため
直前期には、模試のように時間を測りチャレンジするものおススメです。
ここでは本番での時間配分や解く順番などのシミュレーションをするという意味合いが強いです。
※合格できない方で多いのが、2番目の理解度を高める学習教材としての訓練が圧倒的に足りないということが挙げられます。
繰り返しますが、過去問をやる意義は「出題傾向の把握」です。過去問を一度や二度練習したところで到底、傾向をつかめるものではありません。
選択肢一つ一つ丁寧に理解し何度も繰り返し練習することで初めて傾向がつかめてきます。
宅建の模試は必要?おすすめする試験を紹介【2020年(令和2年)】
2.過去問タイプ別のメリットデメリット・使い方
市販である問題集は以下のような3種類あります。
それぞれの問題集のメリット・デメリットを見ていきます。
2.1 公式の過去問
宅建試験の運営組織である「不動産適正取引推進機構」のホームページから入手できます。
・メリット:試験と同じ雰囲気で模試代わりとして使える
・デメリット:解説がついていないので、演習には不向き
・使い方:模試の代用として。時間を測って練習してみる
2.2 資格学校などが市販している解説つきの過去問
一番のおススメです。
本記事3項のおススメのテキストでも紹介しますが、論点別に収録されており、問題と解説が掲載されています。
・メリット:解説がついているので、間違えた部分の理解につながる
・デメリット:有料(一部、無料のアプリもあり)
・使い方:理解の定着のために何度も反復して使う
2.3 資格学校などが市販している今年の出題予想「予想問題集」
金銭的にも時間的にも余力のある場合でOKの教材です。
過去問がほぼ完ぺきに解けなければ予想問題をやっても合格圏内には行けません、優先すべきは過去問練習の充実です。
・メリット:今年の出題傾向の予想を知れる
・デメリット:合格に向けては過去問演習の方が重要なので、余力のある場合のみ有効
・使い方:過去問練習がほぼおわり、実力をチェックしたい直前期におススメ。
【2020年最新版】宅建合格に必要な予想問題集おすすめ5冊を紹介!【当たると評判・高い的中率】
3. 【これを買えばOK!】宅建過去問が収録されたおススメテキスト・アプリ
ここでは、勉強する上でのおススメテキスト・アプリを紹介していきます。
3.1 おススメのテキストタイプ
① みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2020年度
この本を推薦する理由は、問題集もさることながら、一緒に勉強するテキストが非常に見やすいからです。カラフルで図が多く、勉強していても飽きにくい設計となっています。
初めて宅建に挑戦する場合などは、この過去問集と合わせてテキストを購入し基礎を積み上げていくのが良いでしょう。
② 2020年版 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集
過去問をガンガン解いて練習したいって場合は、問答無用でウォーク問が良いでしょう。
科目ごとで本が分かれていて購入費用は少しかさんでしまいますが、圧倒的な問題収録数です。
見開きで問題と解説がワンセットになっており非常に見やすいです。持ち運びもしやすくいつでもどこでも勉強できます。
※上記は「宅建業法編」ですが他に「権利関係編」、「法令等の制限編」があります。大量に問題演習したい場合は全て購入した方がよいです。
3.2 おススメのアプリ
このご時世、スマホアプリを使わない手はないです。
通勤時間や寝る前のちょっとした時間でも気軽にできます。スキマ時間を有効活用しインプットしていくことが重要です。
① 宅建 過去問 2020
「宅建 過去問 2020」一問一答形式で練習できるスタイルのアプリです。
不正解だった問題をチェックすればその問題だけ重点的に練習できるよう苦手克服がしやすいような作りになっています。
こちらは無料でダウンロードできます。
① 講座受け放題の資格学習アプリ|オンスク.jp
こちらのアプリ「オンスク.jp」は有料とはなってしまいますが、プロの講師による動画が見れます。
通勤時間などにも講義を聞いてインプットしたい方に、おすすめです。
宅建おすすめアプリ(有料・無料)を紹介!【初心者向け2020年決定版】
4.「宅建の過去問」まとめ
みんな過去問を使って勉強しますが、合格率は15%の試験です。
やはり差がでるのは「過去問をいかにやりこんだか」です。
ここで紹介した教材を上手く使って過去問をそれこそなめまわすように勉強しましょう。
過去問を制するものは宅建を制するです!
- 宅建試験は同じ論点を出題せざるを得ないので過去問が非常に有効。
- 過去問の選択肢一つ一つの正誤判断ができるまで繰り返し練習!
- アプリを活用しスキマ時間も有効活用しよう
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