不動産リノベーション市場・企業の将来性は?投資事業向き?求人や仕事内容も解説
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不動産リノベーションの仕事に興味があるけれど、市場と企業の将来性はどうなの?
近年の日本では、少子高齢化により空き家問題が深刻になっています。
また、中古住宅を大胆にリノベーションして、理想的な住まいをお得に手に入れたいという消費者も、若い世代を中心に大幅に増えてきました。
そのような現状から、不動産リノベーションは中古住宅の再利用という点にもおいて、非常に社会貢献度が高く、将来性豊かな市場として注目されているのです。
今回は、不動産リノベーションの仕事や、代表的なリノベーション会社のサービス内容について詳しく解説をしていきます。
志望動機の書き方や重要なポイントも、ご紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.不動産リノベーションの市場【コロナの影響は?】
不動産リノベーションは、空き家の再利用や既存住宅の流通を促進させるという意味でも、市場規模の拡大が期待される将来性豊かな分野です。
不動産をリノベーションすることで、物件の価値を上げることができ、より高い金額で貸し出すことが出来るようになり、投資用不動産の資産アップの手段として優れています。
また、近年では人口減少などの影響を受けて、空き家問題が増大しているのも問題です。
日本は欧米に比べて新築信仰が強く、中古市場がまだ成熟していないため、中古市場、空き家の活用という視点で今後も伸びることが期待されています。
1-1.新型コロナの影響で資材の入手が不安定
2020年の2月頃に新型コロナによる感染拡大の影響で、資材の入手が困難になりました。
原因は、建材や部材、設備機器の工場を中国に置いているメーカーが多く、感染拡大により以前ほどの生産性を上げられないためです。
2020年の7月頃になると、部品供給会社の順次再開により、ほぼ納期が回復しましたが、一部商品の納期遅延に関しては、まだ回復していない製品も多く、気に入った商品でも在庫が必ずあるとは限りません。
今後の新型コロナの状況で、再び流通に支障をきたすことも考えられるため、資材の入手が引き続き不安定なことが心配されます。
1-2.「リフォーム」と「リノベーション」の違い
似たような意味に取られがちな「リフォーム」と「リノベーション」ですが、それぞれ異なる意味合いがあります。
「リフォーム」と「リノベーション」の違いについて、簡単に解説をしていきましょう。
1-2-1.リフォームは一般的な修繕
リフォームとは、建物が老朽化して破損や汚損をしたり、機能が低下したりした場合などに、元の状態に回復する改修工事を指しています。
一般的には、トイレの交換工事など、建物の一部分だけを改修する小規模の工事が多いです。
具体的な工事内容としては、床のフローリングや畳、壁紙やふすまの張り替え、キッチンなどの水回り設備の入れ換えや、屋根のふき替えに外壁の張り替えなどが挙げられます。
1-2-2.リノベーションは全体的な刷新
リノベーションはリフォームと違い、元の状態に戻すことではありません。
従来にはなかった新しい価値を加える改修工事のことを指し、リフォームと比べて大規模な建物の改修を行います。
現在、求められている入居者のニーズに沿いながら、「間仕切りの壁を取り除いて広い空間を作る」「天井を高くして開放感を高める」「水回りや電気系統の大幅な変更」など、古い物件を自由な発想で新しく作り変えて、建物の価値を向上させるのです。
1-3.リノベーションすると投資用不動産の価値が上がる
リノベーションは、既存の住宅に便利な機能や使いやすさを付加することで、投資用不動産の価値を上げることが主な目的です。
内装デザインや設備機器の交換だけでなく、使いやすい位置に水回りを設置したり、家族のライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、自由に変えることができます。
また、新築に比べて価格帯の安い中古物件を仕入れてリノベーションをすると、古い状態の時より高い相場で家賃収入を得られるのもメリットです。
住宅の機能がレベルアップしているため、投資用物件としての価値が大幅に上がります。
2.不動産リノベーション営業マンの仕事内容
不動産リノベーション営業マンの仕事内容は、物件を仕入れて、物件の価値を上げる企画を考えたり、お客様に提案して販売したりすることです。
ここでは、不動産リノベーション営業マンとして、働く際のメリットやデメリットをご紹介していきましょう。
2-1.魅力・やりがい【働くメリット】
不動産リノベーションの営業マンとして、働く際に得られるメリットには次の4つが挙げられます。
2-1-1.メリット①物件を生まれ変わらせる作業に1から立ち会うことが出来る
不動産リノベーションの営業マンとして働く第1のメリットは、物件を生まれ変わらせる作業に1から立ち会うことが出来る点です。
古くなって使いようがなかったみすぼらしい物件が、思い切ったリノベーションをすることにより、見違えるほど魅力的な住まいへと変化します。
築20年ぐらいの一戸建てやマンションは新築よりも安く購入できますが、間取りや住設機器などはひと昔前で、使い勝手はあまり良いとは言えません。
そのような物件でもフルリノベーションすることにより、最新の住設機器や近代的な間取りの新しい家として、生まれ変わることができます。
新しく変化した瞬間を見届けることができるのも、営業ならではの醍醐味でしょう。
2-1-2.メリット②様々な物件を見ることができる
既存の住宅にはない、様々なアイデアにあふれた物件を見られるのもメリットです。
建売住宅や分譲マンションなどの物件は、無難なイメージで似たような間取りや住宅設備が多いですが、リノベーションは違います。
リノベーションは、リノベーション会社が立案した斬新な企画に基づいて、従来の型式にとらわれない自由な発想の住まいを実現できるのです。
天井高を最大限に活かした広々とした空間の間取りや、あえてドアを設置しないで、家の中全体に光が入る工夫の家など、様々な物件を日頃から見ることができます。
2-1-3.メリット③ローンなど金融知識が自然と身につく
リノベーションの価格帯は非常に幅広いですが、目安としてマンションの場合は250~900万円、戸建ての場合は390~2000万円となるようです。
このように、リノベーションの費用は小規模のリフォームと違い、費用が高額になるため、銀行ローンを利用するお客様が珍しくはありません。
お客様に適切なリノベーションローンを紹介するためにも、営業マンは常に金融商品についても勉強する必要があります。
そのため、自然とファイナンシャルに関する知識が身につくことも、メリットの一つでしょう。
2-1-4.メリット④需要が伸びていく業界で働くことができる
2019年4月9日に、矢野経済研究所が発表した「住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査」によれば、2018年の住宅リフォーム市場規模は約6兆2000億円で、前年比0.9%減と推計されています。*1
リフォーム市場は2016年以降、年度により多少の増減はありますが、通年6.2兆円規模で横ばいの状況です。
このデータからも、住宅リフォーム市場は手堅さがあり、将来性を持った市場であると言えるでしょう。
また、政府によって「2020年までに中古住宅・リフォーム市場の倍増」が施策として発表され、今後も著しい成長が期待されてもいます。
2-2.きつい・大変なこと【働くデメリット】
リノベーション営業は、大変やりがいのある将来性豊かな職種ですが、ハードな側面ももちろんあります。
ここでは、リノベーション営業として働く際のデメリットを3つ、ご紹介していきましょう。
2-2-1.デメリット①企画力や発想力が必要
リノベーション営業として働く際に、最も重要とされるのが企画力や発想力です。
リノベーションは、住宅を全く新しい状態に作り変える工事のため、既存の住宅にあるようなありきたりの企画では通用しません。
大幅に改修するため費用も高額になりますし、「なぜリノベをする必要性があるのか」「なぜその方法を取るのか」など、お客様に説明できるレベルまでしっかりと企画を考えないといけないので、簡単ではないのです。
2-2-2.デメリット②人をまとめる折衝力が必要とされる
リノベーション営業として苦労することは、人をまとめる折衝力が必要とされることです。
リノベーション物件を販売する際には、物件を購入するお客様、中古物件を売却する元の所有者、施工工事を行う人など、社内外を問わず様々な人と関わります。
「こういうデザインや間取りにしたい」「少しでも高く物件を売却したい」「低価格な施工をしたい」など、様々な人の意見をまとめる折衝力がないとできない仕事なのです。
様々な立場の人が関わるため、皆が納得するように取りまとめるのは非常に難しく、営業としてのスキルを試される機会がたくさんあり、決してラクな仕事ではありません。
3.不動産リノベーションに関わる企業・サービス事業
ここでは、不動産リノベーションに関わる企業やサービス事業の内容をご紹介していきます。
自社で実際にリノベする企業と、マッチングする企業の2通りがあり、マッチングする企業の方が「不動産テック」を活用した企業が多いようです。
不動産テックとは?仕組み・求人・日本アメリカ企業事例・学べる本も紹介!【カオスマップ付き】
3-1.リズム
リズム(REISM)は2006年に創業後、国内外の不動産の売買、賃貸、管理の仲介や運用を事業内容とし、2018年には売上高71億円を叩き出している有望企業です。
主に中古マンションをリノベーションし、資産価値を向上させる事業を強みとしています。東京渋谷区に本社がありますが、沖縄にも不動産事業を行う、カフェ「REISM STAND」を運営するなど、従来の不動産会社にはなかったユニークな経営が特徴です。
3-1-1.サービスの特徴
- 専属コンサルタントが不動産投資をトータルサポート
- ビックデータとGISを活用して不動産価値を「見える化」
- 建物状況調査を実施してトラブルを防止
- 自己資金0円など有利な条件でローンを組める
- 賃貸管理代行が月々たったの2000円(税別)
リズムでは専門のコンサルタントが、お客様それぞれのライフプランに合わせた不動産投資を、トータル的にサポートしてくれます。
5800万件のビックデータとGISを活用して物件を分析。不動産価値を「見える化」しているので、各物件の競争力を客観的な数字で確認できます。
建物状況調査は、第三者機関の1級建築士が行い精度の高いチェックを行いますから、建物の劣化状況などのリスクに関しても万全の体制です。
入居率は99.4%(2018年11月時点)と高い数値であり、空室問題もありません。
通常、中古物件を購入するには多額の頭金を必要とし、ローン年数が短い傾向があります。
しかし、リズムでは、最長ローン45年、金利1%台など有利な条件でのローンを組むことが可能であり、一般のお客様が購入資金を用意しやすいのもメリットです。
購入後の管理費も、リズムに任せておけば月々たったの2000円で済むので(通常は家賃の3%分)ランニングコストの面でも良心的と言えるでしょう。
3-2.リノベる。
リノベる。は、2010年に設立された「したい暮らし」に合わせて住まいづくりをする、中古住宅のワンストップリノベーションサービスの会社です。
全国各地にリノベーション空間を備えたショールームを展開し、物件探しから住宅ローン、リノベーション設計施工まで、一連の流れをワンストップでサポートします。
累計3000件を超えており、請負型リノベーション施工実績では国内でNo.1(2015年時点)の施工実績を有している会社です。
3-2-1.サービスの特徴
- 一社完結のワンストップサービス
- 専属チームが徹底サポート
- 一体型住宅ローンでお得にリノベーション
- 独自の不動産ネットワークを活用
- ぴったりなスタイルを自動提案
リノベる。では、物件探しからアフターまで一社完結のワンストップサービスを提供していますから、シンプルな手順でお気に入りの住宅を手に入れることが出来ます。
お客様一組に対し専属チームを結成。資金計画から設計まで手厚くサポートしてくれます。
資金面に関しては、マンション購入費用とリノベーション工事費用の両方を同時に組むことができる一体型住宅ローンを用意していますから、お得に返済できることもあるようです。
また、独自の物件情報ネットワークを構築し、リノベ向き物件情報を多数保有しています。
リノベる。の豊富な事例から、お客様に最適なスタイルを自動提案するオンラインサービス「sugata」を活用し、完成形や価格を確認しながら、入念に検討できるのも良い点です。
3-3.リピタ(ReBITA)
リピタは、2005年に設立されたマンションなどのリノベーション分譲事業を主な事業内容としている会社です。
「一棟丸ごと」リノベ、中古を購入後にリノベ、リノベ済みマンション、戸建てリノベまで、豊富な選択肢の中からライフスタイルに合ったサービスを選べます。
3-3-1.サービスの特徴
- 未来の価値で物件を選び住まいをつくる
- 安全で安心できる基本性能の徹底的な改善
- 中古物件購入からリノベまでワンストップでサポートする「リノサポ」
- 購入者・入居者さま限定サービス「住んでからのリビタ」
- 先進的な省エネへの研究や挑戦
リピタは、いま快適に暮らせればそれでいいというリノベーションではありません。
立地や管理状況から建物の将来性を見極め、住み替え時の資産価値まで調査をした提案など、未来の価値を見据えながら住宅を提供しています。
中古物件には不安が付き物ですが、安心安全で快適な住まいを提供するために、公的な基準をもとにした自社品質基準を設定。さらに、第三者機関の調査や検査を実施しており、給排水管の確認など見えない部分にまで最善の改善を実施しています。
マンション一棟のリノベーションでは、築後100年の長期修繕計画を提案し、戸建てやマンションの各部屋にも修繕の計画案を提供するので安心です。
引き渡したら終わりではなく、住まいのメンテナンスなど快適な暮らしのためのサポートも行っています。売却する際にも、プロの目線で価値を価格に反映し、住み替えのサポートまでしてくれます。
3-4.R不動産
R不動産は、2004年に設立された株式会社スピークが運営している不動産紹介サイトです。
主に、建築・不動産の開発・再生プロデュースを事業内容としています。
ビルや社宅の一棟改装プロジェクトから、古い民家の再生まで、数多くの空間のリーシングを手がけており、リノベーションを行う人へ最適なプランを提案している会社です。
3-4-1.サービスの特徴
- 新しい視点で不動産を発見し、紹介していくサイト
- 取扱い物件は原則として全てサイト上に掲載
- セレクトした物件のみを取り扱う
- 希望条件に合わせて物件を探すサービスはを行っていない
- 電話での問い合わせは不可でファーストコンタクトはメールのみ
R不動産は、新しい視点で不動産を発見し、紹介していくサイトです。
原則として、セレクトした物件のみを取り扱い、サイトにある物件しか選べません。しかし、記載されているのは、スタッフ一人一人が厳選した魅力的な物件が多いのが特徴です。
通常の不動産会社のように、希望条件に合わせて物件を探すサービスはを行っていないため、個性的な経営スタイルと言えます。
また、電話での問い合わせは不可で、物件へのファーストコンタクトはメールのみとなっており、一般的な不動産サービスとはだいぶ異なる部分が多いです。
3-5.スマサガ不動産
スマサガ不動産は2004年に、住まい探しと住まいづくりの専門家がペアを組むことで生まれたリノベーション会社です。
中古物件が持つ交通の便が良さなど地盤の良い立地に着目し、中古マンションをおしゃれにリノベーションした物件が好評となっています。
3-5-1.サービスの特徴
- 営業マンは不在
- 口コミとホームページのメッセージだけでクライアントが集まる
- 住まい探しとリノベーションの専門家集団
- オープンハウスは実際にクライアントが住んでいる部屋
- 不動産屋であり設計事務所
スマサガ不動産は、不動産会社なのに営業マンがいません。
スタッフは、不動産コンサルタントや設計デザイナーなどの専門職しか在籍しておらず、不動産業界では極めて異例の経営スタイルと言えます。
営業マンはいませんが、クチコミやホームページだけで十分集客効果はあり、購入者の立場で住まい探しをサポートする不動産エージェント(味方)として活動している不動産会社です。
不動産屋ではありますが、設計事務所でもありますので、ユーザーのライフスタイルに沿った暮らしやすい住まいを提供しています。
3-6.リノベ不動産
リノベ不動産は2013年に設立された「株式会社 WAKUWAKU」が運営しているリノベーションサイトです。
「中古+リノベーション」という新しい住まい探しの形で、自分らしい理想の住まいを提供しています。
新築よりも好立地な物件を、設計や素材など全てを自分流にリノベーションし、リーズナブルに住宅購入の夢を叶えることができる会社です。
3-6-1.サービスの特徴
- 資金計画から設計デザイン、リノベーション、アフターサービスまでワンストップソリューション
- 全国で相談会やセミナーなどを多数開催
- リノベーション済みの都心の物件を手頃な価格で販売
- リノベ済み物件とこれからリノベする中古マンションのどちらかを選べる
- 全国にリノベショールームを展開
リノベ不動産は、資金計画から設計デザイン、リノベーション、アフターサービスまでワンストップソリューションですから、1社だけで全ての手続きが完結します。
また、全国にネットワークを持っており、地方都市でもショールームなどでリノベーションされた部屋を確認したり、相談会やセミナーを受けられたりするのも良い点です。
お客様の要望に合わせて、すでにリノベーションが済んだ物件と、これからリノベーションする中古マンションのどちらでも選べます。
3-7.リノナビ
リノナビは、1969年に設立された「株式会社コスモスイニシア」が運営している、リノベーションマンションの専門サイトです。
独自の住宅調査基準をクリアした厳選物件のみを掲載し、専門のスタッフが理想の住まい探しを
全力でサポートします。
マンションデベロッパーとして、積み重ねてきた実績と経験を活かした営業活動が信頼されている不動産会社です。
3-7-1.サービスの特徴
- リノベーションマンションをスタッフの営業なしで見学できる
- 壁紙やカーテンをカスタマイズできるインテリアサービスが1回無料
- 最長5年間の設備保証
- 仲介手数料46万円定額
- 新築や中古にも精通した経験豊富なメンバーがリノナビを運営
リノナビも、お客様の気持ちに沿ったきめ細やかなサービスを色々と提案しています。
例えば、新サービスとして、スタッフの営業なしでリノベーションマンションを見学できるサービスも開始し、気軽にお客様が実際にリノベーションされた現場を確認できるようになりました。
また、成約特典として、「インテリアカスタマイズサービス」と「最長5年間の設備保証」のどちらか一方を無償で選ぶこともできます。
仲介手数料も物件の金額に関係なく定額46万円しか、かかりません。不動産購入の際には何かと物入りになりますから、非常に助かることでしょう。
3-8.R-STORE
R-STOREは、2009年に設立された実店舗を持たない不動産会社です。
主にウェブサイトのみで営業しており、駅前の不動産屋さんのようにカウンターで接客をするというスタイルではありません。
詳細な情報はホームページに掲載しているので、物件選びは大丈夫。急ぎの場合や初めての売買で不安なお客様などには、相談できる場所も用意しているので安心です。
3-8-1.サービスの特徴
- ほとんどの物件をスタッフ自らが現地確認・取材をして紹介
- ホームページにたくさんの情報を盛り込んでいる
- 営業車がないので現地で待ち合わせ
- 問合せボタンから内覧の申込をする
- 厳選されたコダワリの物件ばかり
R-STOREは、実店舗を持たない代わりに、全ての貴重な情報を自社のホームページに掲載しています。
ほとんどの物件をスタッフ自らが現地確認や取材をしてから紹介している、こだわりの物件ばかりです。
ホームページの問合せから内覧の申し込みをしたり、営業車がないため現地で待ち合わせをしたりするなど、従来の不動産会社の営業方法とは異なる面も持ち合わせています。
4.不動産リノベーション企業への志望動機の書き方【新卒・転職】
ここでは、不動産リノベーション企業への志望動機の書き方をご紹介していきます。
新卒と転職それぞれについてご紹介しますので、ぜひ、参考にしてください。
4-1.志望動機の例文
4-1-1.新卒の場合
志望動機現在、私は所属しているゼミにおいて、現在日本が抱えている「空き家の再利用」を研究しています。日本では、空き家が増えていることが問題視されています。今回貴社を志望した理由は、貴社が中古マンションなどをリノベーションし、住宅における付加価値を上げる事によって、価値が半減した中古住宅を魅力的な物件へと生まれ変わらせるサービスを促進しているからです。私が貴社に就職した暁には、学生時代2年間で培った空き家再生研究の成果を基に、貴社の強みであるリノベーションサービスのさらなる充実と、それによる利益拡大に貢献したいと考えています。
4-1-2.中途の場合
志望動機前職では、個人向けの売買仲介営業に5年間従事しておりました。この期間、土地や戸建て、マンションなどのあらゆる案件を経験し、取り扱い件数は約200件の実績がございます。前回は、新築物件を中心に営業活動をしていましたが、近年における中古住宅の再生事業の将来性を鑑み、リノベーション事業を拡大している貴社へ応募をさせていただきました。特に貴社は私が担当していたエリアを重点的に供給していることもあり、入社後は私のエリア知識も役立てることができるのではないかと考えています。前職で身に付けた接客や不動産に対する知識を活かして、リノベーションのプロとしてお客様の希望に沿った住まいを提供し、また貴社の利益に貢献したいと思っております。
4-2.志望動機の書き方のポイント
ここでは、不動産リノベーション企業に提出する志望動機の書き方のポイントを解説していきましょう。
業界理解はもちろんのこと、「なぜ、リノベーションを選んだのか」を明確にすることが重要です。
4-2-1.業界理解・会社理解が出来ている
志望動機を書くには、事前に不動産業界やリノベーション会社に対する理解が出来ていなくてはなりません。
まず、なぜ不動産業界なのか、競合他社ではなくその会社を選んだのかを明確にしておく必要があります。
4-2-2.リノベーションを選んだ理由を明確にする
数ある不動産業種の中から、リノベーションを選ぶのは実は結構珍しいこととも言えます。
なぜ、リノベーションなのか?をきちんと説明できるようにしておきましょう。
4-2-3.論理的に書く
志望動機を書く際には、面接官が分かりやすいように、論理的に書いていきましょう。
また、中古マンションのリノベ現場を見学した経験があるなど、実体験ベースで話ができると説得力が増して有利になります。
不動産業界で内定を獲得する志望動機の書き方【新卒・中途・未経験】
「5.不動産 リノベーション営業」のまとめ
今回は不動産リノベーションの営業について、詳しく解説をしていきました。
不動産リノベーションは、中古住宅を新築の建物以上に魅力的に生まれ変わらせることもできる、社会に役立つ事業です。
空き家再生活動にも深く貢献し、住宅を購入する消費者も手頃な価格で理想的な住まいが手に入れられるなど、非常に素晴らしい事業と言えます。
リノベーション事業に興味がある方へ
不動産リノベーション業界に興味がある方はぜひ一度、宅建Jobエージェントまでご相談をしてみてはいかがでしょうか。
宅建Jobエージェントは不動産に特化した転職エージェントで、条件の良い非公開求人を多数保有しております。
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