スターツは激務な会社?残業時間・離職率・年収等を詳しく解説
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スターツは創業から50年経過している「総合生活文化企業」です。
建築、不動産、管理事業を軸に、金融、出版、ホテル、高齢者支援・保育など様々な分野で事業を拡充しています。
女性タレントが軽快なリズムで「ピタットハウス~!」と歌っているCMで有名な、不動産賃貸・売買仲介の「ピタットハウス」もスターツ傘下の会社の一つになります。
ただ巷の噂では「ワークライフバランスは、決して良いとは言えない」「三年目以降の在籍社員が少ない」など、スターツに関しては「激務なのではないか?」といった口コミも決して少なくありません。
今回は「激務」であるという噂のスターツについて、口コミや就労条件などをリサーチしながら、どんな会社なのかを探っていきましょう。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.スターツは激務?【実体験・評判・口コミ】
まずはスターツについての評判を、口コミを参考にしながらリサーチしていきます。
1-1.スターツの悪い評判・口コミ
良くない口コミとしては、不動産業界にありがちな「ワークライフバランスの悪さ」などが特に目立ちようです。
悪い口コミ“ワークライフバランスは、決して良いとは言えない。ターミナル駅の配属になれば、来店数も多いので、1日中物件案内で事務作業が全くできない。
基本どこの店舗も事務がいないので、申込から契約完了まで、1人の営業マンが一括して行う。基本水曜日は、定休日だが他はシフト制なので休みの日でも連絡がくるし、出社メンバーが忙しく、自分の案件を代わりにフォローしてくれる人がいない場合は、休日出社する事もある。
出勤簿は暗黙の了解で付けない人がほとんど。残業もつけていない人が多い。(上司に口うるさく言われるから)”【回答:女性/ 賃貸営業/ 退職済み(2020年)/ 新卒入社/ 在籍3年未満/ 正社員/ 出典:スターツの口コミ en Lighthouse】
創業者が一代で急成長させた企業であり、会社の雰囲気は少し変に感じるという人もいるようです。
1-2.スターツの良い評判・口コミ
大企業のため、福利厚生も整っており、潰れる心配もないという口コミが多いようです。
良い口コミ“住宅手当はないが、独身寮がある。場所は自分で決められない、駅から徒歩10分圏内。場所は様々。”【回答:20代前半 男性 個人営業 出典:スターツの口コミ 就活会議 】
2.スターツの平均年収は?学歴フィルターはある?
ここではスターツの平均年収や学歴フィルターの有無について、詳しく解説をしていきます。
2-1.スターツの就労条件
まずは、スターツの就労条件から見ていきましょう。
就職四季報 総合版(2020年)に記載されている内容によると、社員の就労状況は以下の表の通りとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
初任給(大卒) | 212,000円 |
ボーナス(年) | 161万円(3.9カ月) |
週休 | 会社暦(年115日) |
夏季休暇 | 連続9日 |
年末年始休暇 | 連続9日 |
有給取得日数 | 7.6/20日 |
離職率 | NA |
新卒3年後の離職率 | 23.2% |
残業時間(月) | 17.8時間 |
図1 参考)就職四季報 総合版(2020年)「スターツグループ」P625
就労条件を参照すると、有給取得日数は付与日数20日の内7.6日の実績となり、38%の取得率ですからそれほど高いとはいえません。
しかし夏休みや年末年始の休暇は連続9日の規定となっており、普段は忙しくて休暇を取れないかもしれませんが、長期休暇のときにはまとめて取得できるようです。
また新卒3年後の離職率は23.2%で、それほど低くはありません。
公開されている残業時間は17.8時間で、他の大手不動産会社と比較すると同程度となっています。
2-2.平均年収は約580万円で、学歴フィルターは見られない
スターツの有価証券報告書(2020年3月決算)によると、社員の平均年収は約580万円となっています。
日本のサラリーマンの平均年収が約400万円なので、比較するとやや多めといえるでしょう。
社員の平均年齢は35.7歳で、平均勤続年数は12.6年となっています。*1
2020年4月度入社の主な採用実績校は下記の通りです。
採用実績校 | 人数 |
---|---|
専大・日大 | 各10名 |
法政大・国士舘大・神奈川大 | 各9名 |
千葉商大・立正大 | 各7名 |
立教大・明学大・東洋大・城西大・東洋大 | 各6名 |
拓大・武蔵野大 | 各5名 |
図2 参考)就職四季報 総合版(2020年)「スターツグループ」P625
スターツは「立教大」「法政大」など、高学歴であるMARCHからも採用実績があります。
しかし「日大」「専修大」「東洋大」などの中堅大学も採用しており、その他にも様々な大学が名を連ねているのが特徴です。
実際の採用校のレベルは同程度というわけではないため、スターツは学歴のみに比重を置いて採用しているわけではなさそうです。
したがってスターツには特に「学歴フィルター」があるとはいえないでしょう。
ただ「宅建」など不動産関連の資格があると有利になるようです。
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3.激務と噂のスターツへの就職・転職をおすすめする人
ここでは激務と噂のスターツへの就職や転職をおすすめする人のタイプをご紹介していきます。
3-1.若くて元気な人たちと切磋琢磨しながら働きたい人
スターツ社員の平均年齢は35歳で比較的若い人が多いようです。
創業50年の会社ですが、様々な分野で事業を拡充しており、新しいビジネスに積極的に取り組んでいます。
そのようなことから若くてエネルギーあふれる人たちと一緒に、切磋琢磨しながら働きたい人にはぴったりの会社でしょう。
3-2.多少きつくても頑張って稼ぎたい人
給料は比較的に良い方なので、多少きつくても頑張って稼ぎたい人も向いています。
スターツは平均年齢35歳社員の平均年収は約580万円であり、一般的なサラリーマンと比較すると年収が高い方です。
不動産業なので仕事の状況によっては休日出勤や残業など、ハードな面もありますが、平均的なサラリーマンより稼ぎたい人には適しているでしょう。
不動産管理の仕事がきつい・辞めたいと感じたとき読む記事【原因と解決策を解説】
「4.スターツ 激務」のまとめ
今回は激務と噂されている「スターツ」について、口コミや実際の就労条件などを参考にして詳しく解説をしていきました。
ピタットハウスでも有名なスターツは、現グループCEOである村石久二氏が一代で築いた新興不動産会社です。
不動産以外にも金融やホテル業など様々な事業を展開しており、非常に勢いのある会社なので、仕事を通じて日々成長できる社員を求めています。
学歴フィルターも特別見られず、内面性を重視して自社にふさわしい人材を採用してるようです。
これからも新しい事業にチャレンジしていくアグレッシブな会社でしょう。
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