【2022年版】青山メインランドの平均年収は525万円!給与(給料)やボーナス・口コミも解説!
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?
青山メインランドは、1988年に設立されたマンションディベロッパーです。
2つの自社ブランドマンションをもち、資産運用型マンション事業として「メインステージ」シリーズを、また、居住用マンション事業として「ランドステージ」シリーズを展開しています。これらのマンション供給戸数は、実に18,000戸にものぼります。
また青山メインランドは、1980年代の不動産バブル崩壊の時期においても、また2000年代のリーマンショックの時期においても、不良在庫ゼロという実績をもつことでも知られています。
貸管管理事業も手掛けており、その戸数は11,000戸を突破しました。マンション開発の事業を行うほか、中古マンションの仕入れを行う流通事業も運営しています。
記事で詳しく紹介しますが、青山メインランドの特徴は「給与に占める成果報酬の度合いが高い」ということです。「思い切り努力して、思い切り稼ぎたい!」という人なら、「青山メインランドの年収」は、気になるテーマのはずです。
そこで今回は、青山メインランドの年収について斬り込んでみました。平均年収や、年収構造の仕組み、職種や学歴、性別による違いを調査しています。また青山メインランド社員からの口コミ情報もピックアップして紹介しています。
この記事を読めば、青山メインランドの年収事情が見えてくるはずです。
とはいえ、転職は年収だけで決めるべきものではありません。そこで記事の最後では「青山メインランドへの転職をオススメする人」についても紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.青山メインランドの平均年収
青山メインランドの年収を分析していくにあたり、まずは「全体の平均値(平均年収)」をおさえておきましょう。
まず、青山メインランドは株式公開をしていないため、実際の平均年収は開示されていません。
そのため、口コミ情報から推測するしかないのですが、OpenWorkの調査によれば、平均年収は525万円となっています。
これは、合計29人の正社員から寄せられた回答(240万円〜1,000万円)を平均化した数字です。
出典:青山メインランドの「年収・給与制度」 OpenWork
1-1.平均年収に関する口コミは?
青山メインランドの年収について、社員はどう感じているのでしょうか。いくつか口コミ情報をピックアップしてみました。
「完全に結果主義です。何件販売したかによって昇格が決まります」
「インセンティブがよく、自分が頑張ればがんばるほどついてくる完全成果主義」
「若くして稼ぐことは可能。1年目から1000万も可能。やる気、能力次第」
「成果報酬型なので成果を挙げ続けた人間は年収が高い」
「結果が給与にダイレクトに反映されるので、それをモチベーションにしてる人が多い」
「やったらやった分だけ評価」
「実力主義で営業能力が抜けている人は、青天井で働ける」
「働きがいは、報酬が高いこと」
「やれば成果が上がる。単純だがやはりやりがいを大きく感じる」
「売れれば、結構な金額のバックが入ってくる」
「成績が給与に直結する」
「数字が成績、お給料に反映されるため、とにかく稼ぎたい人には向いているかも」
これらは、あくまでも口コミの一部でしかありませんが、「とにかく成果を出せれば、青天井で稼げる会社」という点が共通しています。
「1年目から1000万も可能」との声もあります。「思い切り努力して、思い切り稼ぎたい!」というスタンスの人には向いているようです。その反面、数字が出せない人にとっては、厳しい環境になるとも言えそうです。
1-2.競合他社との違い
ご紹介したとおり、青山メインランドの平均年収は525万円です。
この数字は業界全体から見た場合、高いと言えるのでしょうか。競合他社との違いを見てみましょう。
主要な不動産企業の平均年収を抽出し、金額の高い順に並べてみました。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
ヒューリック | 1,708万円 |
三菱地所 | 1,247万円 |
東京建物 | 1,019万円 |
野村不動産 | 1,011万円 |
プレサンスコーポレーション | 845万円 |
住友不動産 | 817万円 |
大東建託 | 783万円 |
日本財託 | 770万円 |
大京 | 744万円 |
阪急阪神不動産 | 715万円 |
コスモイニシア | 694万円 |
三井トラスト不動産/a> | 610万円 |
ザイマックス | 555万円 |
ミニミニ | 461万円 |
エイブル | 386万円 |
青山メインランドの平均年収は525万円なので、不動産業界の中ではそれほど高いわけではないものの、知名度の高さで知られるミニミニやエイブルよりは高いレベルにあるということがわかります。
ただし、口コミで紹介したとおり、営業成績が高い人には大きなインセンティブが狙える会社です。「525万円という数字は、あくまでも平均的な数字に過ぎない」という点を理解しておきましょう。
2.青山メインランドの平均年収の内訳・仕組み
青山メインランドの平均年収と、競合他社との違いについて見てきました。今度は青山メインランドの年収の内訳や仕組みについて、より詳しく見ていくことにしましょう。
2-1.賞与
まず賞与ですが、青山メインランドの場合、制度として存在していません。
ただし、インセンティブの制度があり、成果に応じて随時支給されるという仕組みになっています。
賞与に関する社員のクチコミとしては、次のようなものがありました。
「基本的に歩合インセンティブが大部分を占める」
「物件を販売したら、1件あたりいくらという形でインセンティブが貰える」
「成果報酬型なので成果を挙げ続けた人間は年収が高い」
「営業は、ボーナスはないが、売れば売っただけインセンティブが付く為、明確な給与だと思う」
「賞与がない」というと「えっ?」と思われがちですが、青山メインランドの社員の口コミを見る限りでは「納得感」がある印象です。賞与制度が無いことに対する不満の声は、見つけることができませんでした。
なお「昇給」は実績に応じて年2回となっており、時期は5月と11月です。
2-2.各種手当
青山メインランドの手当には、以下のようなものがあります。
- 時間外手当て
- 通勤手当(規定による)
- 資格手当(宅地建物取引士:20,000円 他)
- 住宅手当(同社の管理物件入居:30,000円、その他:10,000円)
- 家族手当
なお、資格の取得やスキルアップの向けた制度が気になるという人もいるでしょうが、同社には手厚い「研修制度」があります。たとえば以下のようなものです。
- 青山アカデミー(人材育成制度)
- 能力開発研修(新人育成、次世代育成など)
- 階層別研修(管理職、スタッフなど)
- テーマ別研修(ペーパーレスなど)
- 資格支援(宅地建物取引士、FPなど)
また、その他の「福利厚生」としては、以下のようなものが用意されています。
- 社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
- 成績優秀社員表彰制度 年2回(4月/10月)
- 海外旅行、社員旅行
- クラブ活動(野球部、サッカー部)
- 産前産後、育児、介護休暇制度
3.青山メインランドの平均年収【年齢・職種・役職・学歴別】
青山メインランドの平均年収の内訳や仕組みについて概観してきました。今度は、さらに詳しく、以下の3つの切り口から分析してみることにしましょう。
- 年代・役職別
- 職種別
- 学歴別
なお冒頭で紹介したとおり、青山メインランドは上場企業ではないため、詳細な数字が開示されていません。そのため、必ずしも正確な数字とは限らないという点に留意してください。
3-1.年代・役職別
まず、年代や役職別について見ていきましょう。
同社の採用ページを見ると、年代別、役職別の年収モデルをいくつか見つけることができました。
■コンサルティング営業職の年収例
(1) 入社2年目・主任/年収7,000,000円
月給330,000円×12ヵ月=3,960,000円+インセンティブ3,040,000円(2)入社4年目・課長代理/年収12,000,000円
また「役職別」という点では、以下のデータが参考になります。
(1) 社員:月給270,000円+インセンティブ
(基本給210,000円+営業手当60,000円+インセンティブ)
※営業手当60,000円は、36時間分の時間外手当として支給。
※超過分は別途支給
(2) 主任:月給330,000円+インセンティブ
(基本給244,000円+営業手当86,000円+インセンティブ)
※営業手当86,000円は、45時間分の時間外手当として支給。
※超過分は別途支給(3) 係長:月給380,000円+インセンティブ
(基本給281,000円+営業手当99,000円+インセンティブ)
※営業手当99,000円は、45時間分の時間外手当として支給。
※超過分は別途支給
出典:(株)青山メインランドの採用データ | マイナビ2023
3-2.職種別
続いては「職種別」です。
転職会議の調査によれば、以下のような口コミデータが掲載されていました。合計で40件の情報がありますが、そのうちいくつかを紹介します。
(1) 個人営業:29件(在籍時から5年以上経過した口コミを除くと5件)
・20代前半:女性:470万円
・20代前半:男性:300万円
・20代前半:女性:300万円
・20代後半:男性:400万年(主任クラス)
・20代後半:男性:1500万円(課長クラス)(2) 内勤営業:3件
30代前半:男性:480万円
20代前半:男性:600万円
20歳未満:男性:300万円(3)テレマーケティング:1件
20代前半:女性:400万円(4) 一般事務:1件
30代前半:女性:240万円(5) 法人営業:1件
20代前半:男性:500万円
3-3.学歴別
今度は「学歴別」の違いを見てみましょう。
同社の新卒採用ページを見ると、コンサルティング営業職の初任給は以下の設定になっています。
■固定給:210,000円+営業手当60,000円 (試用期間3ヵ月は営業手当40,000円)
※営業手当は法定時間外・休日・深夜割増賃金として支給 (36時間相当分、超過分は別途支給)
応募資格は「短大/専門/大学/大学院 卒業見込みの方」となっているものの、それぞれの金額の違いについては、記載がありませんでした。
4.青山メインランドへの転職をオススメする人
ここまでは、青山メインランドの年収について、さまざまな観点から分析してみました。ここまで読んできて「青山メインランドへの転職に興味がある」という人もいるかもしれません。
しかし、どんなに年収が魅力的であっても、「働きやすさ」や「働きがい」など、自分との適性や「向き・不向き」についても考えておく必要があります。
青山メインランドには、どんな人が向いているのでしょうか。「青山メインランドへの転職をオススメする人のタイプ」として、以下の2点を解説します。
- 成長すること・稼ぐことにコミットできる人
- 宅建資格を持っている人
4-1.成長すること・稼ぐことにコミットできる人
青山メインランドに向いているタイプの1つ目は「成長すること・稼ぐことにコミットできる人」です。
同社の人材採用ページを見ると「求める人物像」として、「自己成長することに価値観を持ち、自己成長する為に努力ができる人材」という点がうたわれています。
出典:株式会社青山メインランド の採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2023
具体的には「自分を変えたい」「成長したい」「稼ぎたい」「自立したい」といった点があげられており、成長することに対して前向きな人が求められていることがわかります。
また、中途採用のページには「社員インタビュー」が紹介されていますが、中途入社で入った女性マネージャーは、同社で働くことが「心を鍛える訓練」になり、成長や幸福にもつながっているということを語っています。
そのほかにも、社員の口コミをチェックしてみたところ、次のような意見が見つかりました。
「完全に結果主義です。何件販売したかによって昇格が決まります」
「インセンティブがよく、自分が頑張ればがんばるほどついてくる完全成果主義」
「若くして稼ぐことは可能。1年目から1000万も可能。やる気、能力次第」
「基本的に歩合インセンティブが大部分を占める」
「成果報酬型なので成果を挙げ続けた人間は年収が高い」
「成長・キャリア開発: 中途半端にやってると間違いなく結果が出ない。一方で結果を出したい理由を明確にして、自分のやるべきことを最大限やっていけば結果や成長につながりやすい」
「やれば成果が上がる。単純だがやはりやりがいを大きく感じる」
「様々なことにチャレンジをするので自己成長を実感できます」
「結果が給与にダイレクトに反映されるので、それをモチベーションにしてる人が多い」
なお「成長すること・稼ぐことにコミットできる人」なら、ぜひ参考にしていただきたいのが次の記事です。
インセンティブの仕組みや、年収を上げるコツ、高年収企業の選び方などを解説しています。
不動産営業は稼げるのか?年収1,000万円を狙える会社の選び方を紹介 |宅建Jobマガジン
4-2.宅建資格を持っている人
青山メインランドに向いているタイプの2つ目は「宅建資格を持っている人」です。
同社の採用ページを見ると、次のような記述があります。
「未経験者歓迎。不動産業界での営業経験をお持ちの方、宅地建物取引士の資格者は優遇します」
出典:中途採用 | 青山メインランド採用スペシャルサイト
また、先ほども紹介したとおり、青山メインランドでは宅地建物取引士の資格取得を支援する、手厚い研修制度が用意されています。
つまり会社の方針として、一人でも多くの宅建士を採用したいというスタンスがあることがわかります。すでに宅建資格を持っている人なら、有利に転職を進めることができるはずです。
ちなみに不動産業界の場合、多くの会社が宅建資格ホルダーを優遇しています。
優遇の内容は会社によって異なりますが、青山メインランドの場合、宅地建物取引士の資格手当は、月2万円です。月に2万円なので、年間にすると24万円にもなります。
「宅建をもっているだけで、年収が24万円もアップする」という点は、大きな魅力ではないでしょうか。宅建資格を持っているなら、転職先の候補として検討してみると良いでしょう。
なお、宅建の資格を転職に活かしたいなら、次の記事も参考になるはずです。宅建士に特化した転職支援サービス「宅建Jobエージェント」を使って、転職に成功した事例をご紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
宅建は転職に有利!40代までなら未経験可能な理由と転職先を紹介! |宅建Jobマガジン
5.「青山メインランドの年収」のまとめ
青山メインランドの年収について解説してきました。
1988年に設立されたマンションディベロッパーで、資産運用型マンション「メインステージ」に加え、居住用マンション「ランドステージ」を展開していることで知られています。
今回の記事では、青山メインランドの平均年収や、年収構造の仕組み、職種や学歴、性別による違いを解説してきました。
多くの口コミを見ればわかるように、青山メインランドの特徴は、「成果報酬の度合いが高い」という点です。
「成長すること・稼ぐことにコミットできる人」なら、大いに魅力のある会社ではないでしょうか。転職先の有力候補として、ぜひチェックしておくと良いでしょう。
記事の最後では「青山メインランドへの転職をオススメする人」についても紹介しました。転職先を選ぶ上では年収も重要です。しかし年収だけで決めるのではなく、自分に合っているかどうかという視点も忘れないようにしてください。
今回の記事が、皆さまの転職成功のために参考になればと願っています。なお、青山メインランドの公式サイトは以下のとおりです。こちらもぜひ参考にしてください。
青山メインランドへの転職に興味がある方へ!
青山メインランドへの転職にご興味があるという方は、宅建Jobエージェントまでご相談をしてみてはいかがでしょうか?
宅建Jobエージェントは不動産に特化した転職エージェントで、信頼できるきちんとした企業の求人を多数保有しております。
プロのキャリアアドバイザーが親身になって、面接対策や志望動機の書き方まサポートしますので、不動産業界は初めてという方でもご心配には及びません。
登録やご相談は一切無料ですので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
不動産業界で転職をご検討の方!
宅建Jobに相談してみませんか?