【2022年版】東京建物不動産販売の平均年収は682万円!昇給・賞与・手当等を役職・年齢別に解説!
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東京建物不動産販売は、東京建物の子会社として主に「仲介」「アセットソリューション」「販売受託」「賃貸」の4つの事業を展開する企業です。
1980年の設立ですが、売上高291億円を数える企業です。(2020年12月)
年収に関してはどんな状況なのでしょうか。気になりますね?
「東京建物不動産販売の平均年収を知りたい」
「役職、学歴、職種によってどのくらい違う?」
「基本給・昇給・賞与・手当などの制度は?」
そこで今回は「東京建物不動産販売 年収」の概要を分かりやすく解説します。転職や業界情報の参考に、ぜひ最後までお読みください。
※東京建物不動産販売の最新求人情報です。東京建物不動産販売|【売買仲介営業】平均勤続年数13.7年!年間休日127日!残業時間削減に取り組んでいます!
※親会社である東京建物の年収に関しては、こちらの記事をご参照ください。
東京建物の平均年収は1019万円!給与やボーナス・学歴や難易度は?【2022年最新】
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
目次
1.東京建物不動産販売の平均年収
東京建物不動産販売の現在の平均年収は682万5361円です。
昨今コロナ禍などの影響による業績の上下も考慮をするところですが、参考として販売委託をおこなう親会社である東京建物は、2020年に前年より平均年収が78万円アップするという好況です。
年収:440万円 基本給20万円 賞与120万円
事務 女性 新卒 ~5年目
年収:350万円 基本給21万円 賞与70万円
営業 男性 新卒入社 ~20年目
年収:700万円 基本給35万円 賞与160万円
この会社の特徴として、営業もインセンティブなしで基本給じわじわ上昇、年功序列が基本ということが挙げられます。
東京建物不動産販売の口コミ(年収)仲介、在籍10~15年、現職、新卒入社、男性
“給与制度: ほぼ年功序列で上がっていくが毎年の評価で同期間も少しずつ差が出る。ただ、管理職にならないと基本給は 30万まで届かない。 賞与は個人評価より部の評価によってかなり左右される。 住宅補助や家族手当はあるので、そこは安心できる。
評価はブラックボックス。誰かの好き嫌いで大きく左右される。特に昇格については営業成績より、会社好みの人材かどうかが判断の分かれ目。年功序列意識が高いので、降格は少ない。”
東京建物不動産販売の口コミ(年収)事務、在期3~5年、退社済み、新卒入社、女性
“給与制度: 給与は一般的な新卒社員の金額とあまり変わらないといったところ、昇給は年に1度あり。”
1-1.競合他社との違い
東京建物不動産販売は、大手の中でもそこそこの収入で安定型の企業といえるでしょう。
では、東京建物不動産販売と成り立ちが似ており、直接のライバルである他社との比較をしてみましょう。
東急リバブルは東急不動産ホールディングスの子会社で、仲介業をメインとする総合不動産企業ですが、大手不動産会社の中で「初めて仲介事業に進出した会社」というのが特色の企業です。
ブランド力は語るまでもないですがその反面、職制によっては激務と言われ、平均年収は推定600万円台前半です。
大手でありながら基本給よりもボーナスのウエイトが大きい給与体系です。手当はしっかり付く印象です。
東急リバブルの口コミ(年収・給与制度)
売買仲介営業、在籍3年未満、現職、中途入社、男性
“給与制度: 月給は良い金額ではない。賞与で稼ぐ感じ。残業代は1分単位で出るが、上司次第ではあると思う。青天井ではなく、営業成績200%が上限。また、顧客満足度も重視されているため、アンケートの返送が必要。今時、手書きでお客様にお願いしているのは顧客満足度としてどうなのか、と疑問に思うこともある。
評価制度: 営業成績次第である。仲介手数料を予算に対して幾ら稼ぐのか。大手なので反響があるため、案件を上司から 買うための人間関係も重要だったりする。“
※関連記事はこちら!
東急リバブルの平均年収!ボーナス込み1000万も激務?学歴フィルターは?
つづいて、三井不動産リアルティは「三井のリハウス」の運営で有名で、不動産仲介をメインに行なっており、「不動産売買仲介実績ランキング」では35年連続で1位となっています。
近年では「三井のリパーク」というコインパーキング事業も有名ですが、推定平均年収はやはり、600万円台の前半です。
東京建物不動産販売同様、営業はインセンティブ制ではなく成果は賞与で支給されます。
インセンティブでガッチリ稼ぎたいような人には不向きというのが、口コミの総合したニュアンスです。
※関連情報
三井不動産リアルティの年収!給与やボーナスで1000万は?採用大学や口コミも
東京建物不動産販売、東急リバブル、三井不動産リアルティの各社の違いの比較ポイントは、実はあまり差がありません。むしろ時代に合わせて「大手の在り方」としてのキャラクターが寄ってきている印象があるのです。
3社ともに共通してインセンティブではなく年功序列型で、手当ても十分に用意される代わりに基本給は低め、突出した稼ぎどころもないかわりに、収入全体で見れば高いという給与体系です。
しいて言えば個人業績のボーナス反映度が高く、電鉄系の特色で移動によって手掛ける仕事の幅の広い東急リバブル、学歴フィルターが緩めで門戸が広く、旧財閥ブランドで大手なのに給料安めという意見の多い三井不動産リアルティという棲み分けでしょうか。
求人に応募する人の志向はさまざまですので、絶対的な高年収だけでなく、仕事のやりがい、ワークライフバランスや安定度など、個々の状況によって、応募先の企業選びは変化しますね。
2.東京建物不動産販売の平均年収の内訳・仕組み
2-1.賞与
東京建物不動産販売の年間平均賞与は少々前のデータですが、以下になります。
口コミの通り、年功序列反映の傾向があります。
立場 | 推定賞与平均 |
---|---|
25歳 | 51万8066円 |
30歳 | 88万8087円 |
40歳 | 120万3058円 |
50歳 | 147万4013円 |
東京建物不動産販売の口コミ(賞与)仲介、在籍10~15年、現職、新卒入社、男性
“給与制度: ほぼ年功序列で上がっていくが毎年の評価で同期間も少しずつ差が出る。ただ、管理職にならないと基本給は 30万まで届かない。 賞与は個人評価より部善評価によってかなり左右される。 住宅補助や家族手当はあるので、そこは安心できる。
評価制度: 評価はブラックボックス。誰かの好き嫌いで大きく左右される。特に昇格については営業成績より、会社好み の人材かどうかが判断の分かれ目。年功序列意識が高いので、降格は少ない。”
2-2.各種手当
東京建物不動産販売の手当・福利厚生は以下です。サラッと書かれていますが、口コミでは手厚いと評判です。
待遇・各種手当 | 通勤交通費全額支給、社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、従業員持株会、財形貯蓄制度、各種福利厚生サービス、保養所利用等 家族手当、子ども手当、住宅補給金、永年勤続表彰、慶弔見舞金、退職金 |
---|---|
福利厚生 | 総合福利厚生サービス 保養所利用 各種サークル活動 |
各種手当や福利厚生も収入のうちにカウントされるので、細かく見ていくとプラスの部分があることがあります。
東京建物不動産販売の口コミ(年収・給与制度)
賃貸部、在籍3~5年、退社済み、中途入社、女性
“給与制度の特徴:賞与年2回、住宅補助、宅建手当あり”
東京建物不動産販売では、資格取得補助制度があります。
宅建は転職に有利!40代までなら未経験可能な理由と転職先を紹介!
3.東京建物不動産販売の平均年収【年齢・職種・役職・学歴別】
では、平均年収についてさらに細かく見ていきましょう。
3-1.年代・役職別
年代別の平均年収試算データは以下です。確かに平均の基本給は、会社の規模に比してそこまで高くない印象ですね。
年代 | 月額給与 | 年収 |
---|---|---|
25歳 | 28万7206円 | 396万4538円 |
30歳 | 34万7282円 | 505万5475円 |
40歳 | 44万3345円 | 652万3201円 |
50歳 | 50万7037円 | 755万8469円 |
役職と平均年収との相関データがありませんが、上記の年齢別に比例するようなカーブと思われます。
役職というよりも、管理職になるかで年収のボーダーがあるようです。
東京建物不動産販売の口コミ(年収)
仲介、営業、在籍3年未満、現職、新卒入社、男性
“基本給はほとんど上がりません。 賞与と各種手当てにより稼ぐという感じです。 残業代も見込みとして30時間が支給されますので、入社後数年間は大きく年収が変わることはありません。 家賃手当が毎月2万円出るのはありがたいです。 大体30歳で500万円前後、40歳で750万円前後、50歳で1000万円前後という感じです。(順調に役職に就いた場合)
評価制度: 個人評価よりも支店評価の割合が高いため、成績によって大きく賞与金額は変わりません。 個人評価は5段階で決まります。”
東京建物不動産販売の口コミ(年収)
営業、在籍3~5年、現職、新卒入社、男性
“給与制度: 営業職はみなし残業30時間が非課税の手当でつく。新卒入社時は5万円。昇進に合わせて金額上昇。
評価制度: 部支店評価の比重が非常に重く、数字の良い部支店にいれば、自分の評価はイマイチでも賞与額が大きくなる。“
東京建物不動産販売の口コミ(年収)
営業、在籍5~10年、現職(回答時)、中途入社、男性
“年収事例:20代後半、年収約450万円程度。
給与制度の特徴:営業職には固定残業代あり。残業は比較的しっかりと申請できると思う。“
3-2.職種別
東京建物不動産販売は、職種別のデータがありません。会社の方針や口コミからして、総合職と一般職の年収差の開きも少ないと思われます。
東京建物不動産販売の口コミ(年収) 営業、在籍3~5年、現職、新卒入社、男性
“給与制度: 基本的にインセンティブはなし。営業に成績に応じて5段階評価などはあるが、相対評価のため若いうちは基本的に3。 個人の営業成績に応じて表彰対象になると、ボーナスとは別に賞金が出る制度はあるが、多くて半期で10万円程度。
評価制度: 年功序列。若くして管理職など同期を抜く昇給などは一切ない。 30代後半になれば、1~2年昇給の早い遅いなどはあるが、基本的には横一線である。”
3-3.学歴別
親会社の東京建物はハイレベルな採用校実績が見受けられますが、東京建物不動産販売に関しては、学歴フィルターや、採用時の初任給差はおこなわれている形跡がありません。
4.東京建物不動産販売への転職をオススメする人
4-1.景気に左右されづらい安定的な会社で働きたい人
安田財閥をルーツに持つ会社であることの安定した資産背景や、親会社の販売委託を受けられる安心感は、先行き不透明な不動産販売業界にあって、大きなメリットです。
東京建物不動産販売の口コミ(企業分析)賃貸部門不動産、課長代理、在籍10~15年、現職、新卒入社、男性
“財閥系の為、業界での知名度や信頼度は高いものだと感じる。 その為、クライアントも信頼性ということにとても重きを置いている傾向が強いと思います。
弱み: 強みの部分が弱みに繋がる部分があると思うのですが、社内全体の雰回気として、いわゆる不動産の営業マン のようなパワフルさや強さというものは無い社員が多い。”
東京建物不動産販売の口コミ(組織体制・企業文化)営業、在籍10~15年、現職、新卒入社、男性
“財関系不動産会社である東京建物の100%子会社であり、歴史のある企業である。典型的な日系企業で年功序列感は否めない。 しかし若手に対する研修やタイミングタイミングでの講習等については非常に充実しており、社員を大事にする風土がある。またノルマはあるものの難しいノルマではなく、社内ギスギスした感じもなく、ストレスも少ない社風である。 その反面士気についてはあまり高いと言えない。理由としてはインセンティブが大きくないため、一生懸命に 動いてもまた動かなくても大きな差がないため、稼ぐということに対する執着は少ない。”
※ご参考記事
財閥系不動産会社は年収が高い?就職・転職するメリットやデメリットも解説!
※東京建物BrilliaのCM
https://www.youtube.com/watch?v=EwmNOBf5t2w
※【採用動画】東京建物不動産販売「先輩一言ムービー」
4-2.大手企業だからこそできる「大規模案件」に携わりたい人
業界のみならず世間一般での知名度や信頼度を背景に、部署によっては規模の大きいプロジェクトに関われ、経験を積むことができます。
東京建物不動産販売の口コミ(働きがい・成長)営業、在籍3~5年、現職、新卒入社、男性
“働きがい: 都心の大きい不動産を扱えるため、見たことのない金額を扱うことができる。 そのため、スケールの大きい仕事をしているという自覚が湧く。”
※ご参考記事
ディベロッパーの志望動機の書き方を例文付きで解説!【企業別】
移転
【移転】新築の関電八重洲ビルに東京建物不動産販売
東京建物不動産販売は、中央区京橋1丁目で2022年5月に完成予定の関電不動産八重洲ビルにオフィスを移転するもようだ。
2022.04.07 https://t.co/mROv3hckGp
— Ito Eisuke オフィスビルオタク (@eisuke_great) April 6, 2022
東京建物不動産販売、内見予約システムとIoTスマートキーボックスを採用–賃貸内見を効率化 https://t.co/384J3cg9M6
— CNET Japan (@cnet_japan) January 21, 2021
5.「東京建物不動産販売 年収」のまとめ
「東京建物不動産販売 年収」というテーマで、平均年収ほか、さまざまな角度からの給与状況を解説しました。転職や業界情報の参考にしていただけたでしょうか?
東京建物不動産販売や競合企業の待遇面を確認していて、企業も人材確保のために待遇面に時代に則した変化をつけているのでは?と考えさせられました。
昨今、難関を突破して入社した大手企業を数年で退職してしまう傾向が高まっているそうです。
「こんなよい待遇で、クビになったら自分は他所で通用するのだろうか?」というのが考え方の背景です。
東京建物グループのような旧財閥の大手企業は、プロパー社員の長期勤労を前提として運営されています。
したがって近年のこの傾向に合わせて、程よい待遇であまり縛りすぎず、社員に経験やキャリアを積ませることにも配慮したプログラムが意識されていると感じられます。
そうなると、大手不動産企業には土地建物売ってなんぼ!という、いい意味でもガツガツした人材がますます減るということになりますが。
※東京建物不動産販売の最新求人情報です。東京建物不動産販売|【売買仲介営業】平均勤続年数13.7年!年間休日127日!残業時間削減に取り組んでいます!
「東京建物不動産販売 年収」 本記事のポイント
- 東京建物不動産販売の推定平均年収は682万5361円。
- インセンティブがなく、給与体系が安定し、手当が充実している。
- 女性営業が多数在籍し、活躍できる会社。
- 長く安定して働きたい人、大きな規模の仕事に関わりたい人におすすめ。
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出典:東京建物不動産販売株式会社(openwork)
出典:東京建物不動産販売株式会社(年収ガイド)
出典:新卒採用 募集要項(東京建物不動産販売)
出典:応募要項(東京建物不動産販売株式会社)
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