不動産業界は学歴不問?中卒・高卒・未経験就職や転職に役立つ資格も解説!
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「学歴フィルター」という言葉をご存知ですか? 人材採用の選考にあたり「学歴」を採用基準の一つにすることを指します。
たとえば不動産業界にかぎらず、一般的な大手企業の中には、
- 旧帝大
- 早慶
- MARCH
- 関関同立
という学歴で、応募者の足切りをするところもあると言われます。「不動産業界でも学歴が必要なの?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
大学生のキャリア支援サービスを行っている「dodaキャンパス」の調査によれば、約80%の学生が「就職活動において、企業は学歴を重視している」と感じている反面、採用企業の実態を見ると、その傾向は弱まっているようです。
出典:企業は就活生の「学歴」をどこまで重視する? | マイナビニュース
しかし不動産業界に限定して見てみると「学歴は不要」というのが実態です。たとえば、中卒でも立派に活躍している人たちがいます。同じ会社でも、高卒社員が大卒社員より高い年収をもらっているというケースもあります。
そこで今回は、不動産業界で働くのに学歴が不要な理由について取り上げます。また、低学歴から不動産業界を目指すメリットや、低学歴から不動産業界に転職するための具体的な方法についても解説します。
「学歴に自信はないが、思い切りチャレンジしたい!」という人は必見の内容です。ぜひ最後までチェックしてください。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
この記事・サイトの監修者
棚田 健大郎
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、行政書士、FP2級など多数保有
不動産業界歴10年以上。元上場企業不動産会社エイブルの営業マン。3000人の社員の中で、仲介手数料売り上げ金額第1位となるトップセールスを記録。個人のYouTubeチャンネル“棚田行政書士の不動産大学”では、登録者数20万人以上。
1.不動産業界で働くのに学歴は不要な理由
不動産業界で働くのに学歴は不要です。もちろん学歴があった方が有利にはたらくケースもありますが、基本的には学歴は不要と考えて良いでしょう。
一般的に、中途採用では即戦力が求められるものです。しかし不動産業界においては、中途採用においても「学歴不問」の案件がとても多いです。
なかには高卒だけでなく、中卒の人にも門戸を開いている会社もあります。不動産業界では、なぜ学歴が不要とされているのでしょうか。その主な理由は、次の3つです。
- 実力主義であるため
- 人手不足であるため
- 「やる気」重視のため
順番に解説していきます。「学歴に自信がない」という人にも大きなチャンスがあるのが不動産業界の特徴です。しっかりチェックしていきましょう。
1-1.実力主義であるため
「学歴は不要」とされる理由の1つ目は「不動産業界=実力主義」という点にあります。とくに営業職の場合は、結果が重視されます。
たとえば以下のような2人がいた場合、高く評価されるのは②の社員です。
- なかなか受注できずにいる大卒社員
- 毎月コンスタントに受注できている高卒社員
実際に、さまざまな企業の「人材採用ページ」を見てみると、わざわざ「学歴不問」と記載している会社も少なくありません。
20代であれば学歴がプラス評価の対象になるケースもありますが、30代、とくに35歳以降にもなると、実力主義の傾向が強くなるようです。
後で紹介しますが、不動産業界は実力主義のため、結果を出しさえすれば年収も上がっていきます。わたしたちが運営する「宅建Job」の求人案件を見ると、年収は400万円から2000万円までと非常に幅広いです。
興味がある人は、ぜひ以下のページもチェックしてみてください。
不動産営業で年収2,000万円は可能?たった1つの給料アップ方法も紹介 |宅建Jobマガジン
1-2.人手不足であるため
「学歴は不要」とされる理由の2つ目は、人手不足であるためです。
不動産業界は「人材不足」の業界として知られています。とくに営業職は「いつでも、どこでも採用を行っている」と言っても良いほど、常に人材の募集が行われています。
たとえば、エン・ジャパンの調査によれば、「現在、貴社では人材が不足している部門はありますか?」という質問に対して、「不動産・建設関連」は81%が「はい」と回答しています。
これは、「商社」(54%)、「広告・出版・マスコミ関連」(62%)、「金融・コンサル関連」(77%)と比べると、非常に高い水準になっています。
出典:2022年「企業の人材不足」実態調査―人事向け情報サイト『人事のミカタ』アンケート― | エン・ジャパン(en Japan)
また、不動産業界は常に人手不足であることもあり、「仕事がハード」「激務でキツイ」「ブラックだから離職率も高い」とイメージされがちです。そのため「不動産業界に転職したい」と言えば「止めておけ」と言われてしまうのも無理はありません。
しかし、世間で考えられているほどブラックではないというのが実情です。興味のある人は、以下の記事も参考にしてみてください。離職率の実態や、ブラックと勘違いされる理由を解説しています。
不動産業界はブラックじゃない?悪い噂が尽きない理由は?【業界別の離職率も紹介】 |宅建Jobマガジン
1-3.「やる気」重視のため
「学歴は不要」とされる理由の3つ目は、やる気が重視されるためです。
ここまで紹介したとおり、不動産業界は「実力主義」かつ「人手不足」という業界です。そのため、なによりも「やる気」が重視されます。
業種に関係なく、中途採用では一般的に「即戦力」が求められます。しかし不動産業界の場合は「未経験でも、やる気があればOK」という会社が少なくありません。
そして、たとえ学歴がなくても「やる気」が継続できれば、いくらでも成長していける分野です。「営業」も、最初のうちは不慣れであっても、行動が継続できれば次第に結果が出せるようになります。
逆に、高学歴であっても「やる気」がなければ、仕事の結果は出せません。そのあたりについて解説したのが以下の記事です。志望動機の書き方も解説しました。ぜひチェックしてみてください。
不動産営業は未経験でも転職可能?他業界の転職先も多い?【志望動機の書き方も解説】 |宅建Jobマガジン
2.【注意】不動産業界で働くのに学歴が必要な場合
不動産業界は学歴不問の世界です。しかし例外的に「学歴が重視されるケース」もあります。
「学歴フィルター」とも呼ばれますが、不動産業界の場合、具体的には以下2つのケースが該当します。
- 新卒で大企業を目指す場合
- 転職で大手企業に転職する場合
公に発表されているわけではありませんが、企業によっては以下の出身大学を採用の指標にしていると言われています。
- 旧帝大
- 早慶
- MARCH
- 関関同立
また、上記2つのケースを紹介した後に、「大手企業が学歴を重視する理由」についても説明することにしましょう。
2-1.新卒で大企業を目指す場合
学歴が重視されるケースの1つ目は「新卒で大企業を目指す場合」です。
とくに不動産デベロッパー大手の場合、人気企業ゆえに応募が殺到します。とくに、平均年収でもトップクラスにあるヒューリックや三菱地所などは、超人気企業です。高学歴でなければ、採用されることはほぼないと考えて良いでしょう。
また大手企業の中には、新卒を中心にした採用システムを採っている会社が少なくありません。中途採用はほとんど実施しないというパターンです。
新卒の場合、社会人経験がありません。そのため「人物の判断材料」として、どうしても学歴が注目されてしまうようです。
なお、先ほど紹介したヒューリックの「転職難易度」をとりあげたのが次の記事です。年収の高さだけでなく、社員に対する待遇の良さでも知られています。超人気企業の一例として、ぜひ参考にしてみてください。
ヒューリックへの転職難易度は?年収・福利厚生・社風・面接対策なども解説 |宅建Jobマガジン
2-2.転職で大手企業に転職する場合
学歴が重視されるケースの2つ目は「転職で大手企業に転職する場合」です。
先ほど「新卒で大手企業を目指す場合」をとりあげましたが、大手企業は「新卒」だけでなく「転職」においても人気です。
とくに大手企業の場合は新卒採用が中心です。ポジションが空かないかぎり、補充の採用が行われることは無いと考えて良いでしょう。
また、大手企業は離職率が低い傾向にあります。そのため「転職のチャンス」そのものが、非常に限定されているというのが実態です。
機会が少ないため、採用は熾烈な競争になります。学歴が選考対象になってしまうのは、仕方がないと言って良いでしょう。
高い学歴にくわえ、豊富なスキルと経験が重視されます。学歴や職歴によほどの自信がないかぎり、大手企業への転職は至難の業と言えます。
なお、人気大手の一つである三菱地所の「転職難易度」をとりあげたのが次の記事です。ぜひ参考にしてみてください。
三菱地所への転職難易度は日本一高い?年収・福利厚生なども解説 |宅建Jobマガジン
2-3.大手企業が学歴を重視する理由
最後に「大手企業が学歴を重視する理由」について解説していおきます。
ここまで紹介してきたように、大手企業は「新卒の就職」においても「転職」においても就職難易度が非常に高いのが実態です。高い人気があるため、応募者数も多いです。
しかし時間は有限です。すべての人と面接をするというのは不可能です。効率的に選考する上では、どうしても「何らかの指標で切る」ということが行われます。その手っ取り早い手段が「学歴」です。
もちろん、人の能力は学歴だけで推し量れるものではありません。しかし、一般的には以下のように考えられているようです。
- 論理力や思考力などの「地頭の良さ」が、ある程度まで判断できる。
- 大学受験を例に「どこまで努力できる人物なのか」がわかる。
- 「学歴」と「仕事ができる」とは限らないが、学歴が高い人ほど活躍可能性が高い。
- 高学歴な人には、社会的エリートとの人脈がある傾向がある。
- 安易に学歴の低い人を採用して失敗したら、人事担当者の責任になってしまう。
もちろん「賛成できない!」「もっと一人ひとりを見るべき」という意見もあるでしょう。しかし、たくさんのエントリーをさばくためには、どうしても何らかの指標が必要になります。
「良い」「悪い」は別にして、そういう事実があるということは、しっかり押さえておきましょう。
なお、住友不動産や三井不動産など、いわゆる「財閥系不動産会社」について取り上げたのが次の記事です。転職するメリットやデメリットについても解説しています。ぜひチェックしてみてください。
財閥系不動産会社は年収が高い?就職・転職するメリットやデメリットも解説! |宅建Jobマガジン
3.低学歴から不動産業界を目指すメリット
「不動産業界で働くには学歴はいらない」という話をしてきました。つまり「低学歴でも十分に活躍できる」というのが不動産業界の特徴です。
とくに低学歴の人にとっては大きなメリットだと言えるでしょう。たとえば「学歴が無いのに管理職として活躍している20代社員」や、「大卒社員よりも高い年収をもらっている高卒社員」なども存在します。
そこで今度は、低学歴から不動産業界を目指すことのメリットを整理してみましょう。具体的には次の3つを解説します。
- 学歴不問の会社が多い
- 実力次第で年収1000万円以上を目指せる
- 若くして管理職につける
3-1.学歴不問の会社が多い
メリットの1つ目は、なんといっても「学歴不問の会社が多い」ということです。
繰り返しになってしまいますが、不動産業界の特徴は「学歴を問わない企業が多い」ということです。ぜひ実際に「転職サイト」等をチェックしてみてください。とくに「営業職」の中途採用を見れば、ほとんどの企業で学歴が重視されていないことに気づくはずです。
その理由は、とくに営業職の場合は「実力」や「結果」が重視されるためです。
ただし「新卒採用」については、前述のとおり、学歴を判断材料にする会社は多いです。新卒の場合、不動産業界における「実力」や「結果」がありません。人物の判断材料が乏しいため、どうしても「学歴を選考の一要素にせざるを得ない」ということが背景にあるようです。
しかし「中途採用」の場合は、ほぼ学歴不問です。不動産業界は「学歴のない人ほど、大きなチャンスのある世界」と言って良いでしょう。
3-2.実力次第で年収1000万円以上を目指せる
メリットの2つ目は「実力次第で年収1000万円以上を目指せる」ということです。
不動産業界にもさまざまな会社がありますが、多くの企業では「歩合」や「インセンティブ」の制度が用意されています。営業で結果を出せば出すほど、それに応じた報酬が上乗せで支給されるという仕組みです。
実際に、不動産業界では20代でも年収が1000万円を超えているという人は意外といます。また「高卒なのに、大卒社員よりも高い年収をもらっている」という営業マンもザラにいます。
なお、歩合やインセンティブの詳細については、次の記事を参考にしてください。メリット・デメリットだけでなく、稼げる会社の特徴や探し方についても解説しています。
不動産業界の歩合給はいくら?比率と相場・稼げる会社の探し方を紹介! |宅建Jobマガジン
3-3.若くして管理職につける
メリットの3つ目は「若くして管理職につける」ということです。
すでに紹介したとおり、不動産業界の特徴は「学歴不問」で、かつ「実力がものを言う」という点にあります。そのため、結果を出しさえすればスピード昇進も可能です。
不動産会社を訪問すれば、若くして店長や管理職についている人を目にすることがあるはずです。また、20代で幹部や役員クラスに抜擢されるのも夢ではありません。
もし「早くマネジメントに携わりたい」「若くして偉くなりたい!」「最短でトップを目指したい」と思っているなら、不動産業界はオススメです。
なお、管理職になれば自然と年収も増えていきます。次の記事では、「年収」という軸で不動産会社を見た場合のランキングを紹介しています。
トップ企業の平均年収は、なんと1708万円にもなります。ぜひチェックしてみてください。
不動産会社の平均年収ランキング!事業内容や福利厚生も解説! |宅建Jobマガジン
4.低学歴から不動産業界に転職する方法
ここまで解説してきたように、不動産業界なら低学歴の人でも十分に活躍できます。とはいえ、高学歴の人に比べると不利になるケースもあります。
そこで最後に「低学歴から不動産業界に転職する方法」として、次の4つを紹介します。
- 不動産業界を研究する
- 履歴書・面接対策をする
- 宅建を取得する
- 転職エージェントを活用する
4-1.不動産業界を研究する
低学歴から不動産業界に転職する上で、まず最初にやっておくべきなのは「不動産業界を研究する」ということです。
業界のことを研究すれば、以下のことがわかります。
- 不動産業界には、どのような仕事があるのか。
- それぞれの職種で、どのような人材が求められているのか。
- 自分は、どの職種なら活躍できそうか。
たとえば同じ「営業職」でも、売買と賃貸とでは業務内容が異なります。営業手法も異なりますし、インセンティブ制度の形態も異なります。そのため「求められるスキル」も変わってきます。
低学歴から不動産業界に転職したいなら、まずは業界の構造をおさえておきましょう。
なお、不動産業界の仕組みについては、以下の記事も参考にしてください。不動産業界が向いている人の4つの特徴についても解説しているので、きっと役立つはずです。
不動産業界はどんな仕組みになっている?向いているタイプは?【今後の将来性や新型コロナの影響も分析】 |宅建Jobマガジン
4-2.履歴書・面接対策をする
不動産業界の研究を進めつつ、次に準備しておきたいのが「履歴書の準備と面接対策」です。
採用担当者は、履歴書の内容から何を読み取ろうとしているのでしょうか。また、面接を通じて、何を確認しようとしているのでしょうか。それを理解した上で、履歴書の準備と面接対策を行うことが重要です。
なお、中途採用を成功させるための「履歴書と面接」の対策については、次の記事が参考になるはずです。志望動機の書き方や、面接の際に気をつけるべきポイントを解説しています。
不動産業界で中途採用はOK?転職成功する履歴書の書き方や面接対策も解説 |宅建Jobマガジン
4-3.宅建を取得する
低学歴には不利な点もつきものです。もし不動産業界への有利な転職を実現させたいなら、ぜひともオススメしたいのが「宅建士の資格を取得する」ことです。
宅建を持っている人は、そうでない人に比べると、転職を有利に進めることができます。なぜなら多くの宅建業者が「宅建ホルダー」を求めているためです。
宅建業者には、1つの事務所につき「5名に1名以上は宅建士を設置する」ということが義務付けられています。宅建をもつ社員を増やしていかなければ、いつか社員を増やすことができなくなるのです。
また宅建は、100人中15〜18人くらいしか受からない難関資格です。これだけの資格を取得できれば、「1つのことに取り組んで、やり切るだけの努力ができる人だ」ということを証明することができます。
なお、宅建をもっていると不動産業界への転職が有利になる背景については、次の記事にまとめています。宅建士に特化した転職支援サービス「宅建Jobエージェント」で、実際に転職が決まった事例を根拠にしながら解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
宅建は転職に有利!40代までなら未経験可能な理由と転職先を紹介! |宅建Jobマガジン
4-4.転職エージェントを活用する
また、効率的に転職活動をしたいなら「転職エージェントの活用」も検討してみてください。
転職エージェントを活用すれば、
- 転職のプロであるキャリアアドバイザーに無料で相談できる。
- 非公開の求人案件に応募をすることができる。
- 転職エージェントが企業との交渉を支援してくれる。
などのメリットがあります。
転職エージェントは、正しく利用すればメリットは大きいです。とはいえ、いざ転職エージェントを活用するとして「どこに相談すればよいのか、わからない」という人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントの選び方については、次の記事を参考にしてください。オススメの8つの転職エージェントについても解説しています。
不動産業界の転職エージェントおすすめ8選【2022年最新版】 |宅建Jobマガジン
5.「不動産 学歴」のまとめ
「不動産業界における学歴の問題」について解説してきました。
繰り返し説明してきたように、不動産業界は「学歴不問」の世界です。中卒や高卒でも、大卒社員に負けないような活躍をしている人はたくさんいます。
また、大卒だからといって高年収が保証されるわけでもありません。歩合やインセンティブの制度があるため、結果を出すことさえできれば高年収が実現できます。収入は必ずしも学歴とは関係がありません。
今回の記事では、不動産業界で働くのに学歴が不要な理由、低学歴から不動産業界を目指すメリット、低学歴から不動産業界に転職するための具体的な方法について説明しました。
「学歴に自信はない」という人こそ、不動産業界で活躍すべきです。今回まとめた内容を、ぜひ今後の転職活動に役立ててください。
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登録やご相談は一切無料ですので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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